秘密のアッ○ちゃん！・３

秘密のアッ○ちゃん・３

恵那「まずい」

透明「うっ何ていったら良いのか」

私の様子を見て、柄野さんが口を開く

柄野「・・・やっぱり

　　　・・・同じ反応か・・・」

透明「」

恵那「向日葵ちゃん」

柄野「いいのいいのいつもそうなんだ

　　　有名な占い師さんとか、霊能者の人に

　　　視てもらおうとすると、皆さん口を揃えて

　　　別の人に視てもらってくれって言われるんだ」

恵那「何で向日葵ちゃん、いい人なのに」

柄野「どうしてだろうね私にもよくわかんないんだけど

　　　いつも、そうなんだ」

透明「わからない」

柄野「」

恵那「」

・・・・・おいおい、マジか

わからないってことは、まだ、何とかできるって

ことなのか

でも・・・・ううっ・・・恵那ちゃん、本当に厄介な

ことを毎回毎回・・・

透明「だぁ～っもう

　　　柄野さん変な対応してしまって、ごめんなさい

　　　私でよければ、お話を伺わせていただきます」

柄野「えっ本当ですかこういうところに来て初めてです

　　　視てもらえるんですね」

恵那「よかったね向日葵ちゃん」

透明「・・・・・・」

う～ん・・・勢いで言ってしまったけど・・・。

本当に大丈夫なのか私・・・

私は、柄野さんと恵那ちゃんを鑑定室に案内する

透明「さて、先ずはお話を伺わせていただいても良いですか」

柄野「は、はい

　　　私は、恵那ちゃんが通っていた高校の教師を

　　　しています
　
　　　恵那ちゃんと会ったのは、実習に来ていた時で、

　　　それ以来、仲良くさせていただいています」

透明「そうなんですか～恵那みたいなお転婆がいると

　　　先生も大変でしょう」

柄野「あははっそうですね」

恵那「ええ～っ何よそれ～」

柄野「冗談冗談本当にいつも恵那ちゃんには

　　　助けてもらっているんですよ」

透明「そうですか」

柄野「あっ話が逸れてしまいましたね

　　　実は、私・・・少し悩んでいることがあって」

透明「悩んでいること」

柄野「はい・・・私は教師になってから、人から敬遠される

　　　ことが多い気がするんです・・・いえ人からだけじゃ

　　　なくて・・・動物からもでした・・・」

透明「なるほど・・・その人や動物は、どんな反応を」

柄野「はい・・・怯えているというのか・・・・

　　　嫌悪されている気がして・・・・。」

恵那「ええ～っ何で～」

柄野「それが、わからないの

　　　最近では、同じ職場の先生や生徒達からも

　　　変な噂をされているみたいで・・・。」

透明「変な噂」

柄野「ええ・・・私が恐ろしいって・・・。」

「ドクンッ」

ま、まただやっぱり彼女は・・・。

透明「わかりましたその原因を知りたいんですね」

柄野「はいそれと、私はこれからどうすれば、

　　　周りの人と上手くやってゆけるのか

　　　知りたいんです・・・。」

透明「なるほど・・・わかりました

　　　それでは、少し調べたいことがあるので、

　　　眼をつむっていてくれますか」

柄野「は、はい」

彼女の悩み・・・周りの人の反応・・・。

まず、間違いはないが、どうすれば良いんだろう

次回、真相が明らかに・・・。

　　　　　　　　　　続く・・・。

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