紡ぐ言葉・・・。・3
透明「ランは、紀行くんにとって
お兄ちゃんなんだね
ランを助けてというのは、ランに何か
あったのかな」
紀行「うん・・・昨日から、動かないの・・・」
透明「」
う、動かない・・・それって・・・
透明「ランは、まったく動かないの」
紀行「ううんお水は飲む・・・。」
透明「ほっそうか・・・
もしかしたら、少し体調が悪いのかな
病院は行ったのかな」
紀行「うん・・・でも、お医者さんに行っても
元気ないんだ・・・。」
透明「そうか~心配だね~」
紀行「先生ランを助けてくれる」
透明「えっ」
紀行「先生、お母さん助けてくれたみたいに、
ランも助けてくれる」
透明「うっ・・・」
ま、参ったなぁ~
私は獣医さんじゃないし・・・でも、こんな
曇りのない瞳で見つめられると・・・・。
う~ん・・・どうしよう・・・
透明「・・・・・そ、そうだね
取り敢えず、先生でも出来る事と
できないことがあるから、お母さんが来たら
少し、ランのこと聞いてみるよ」
紀行「うん」
私は、紀行くんの気持ちを汲みつつ、
利乃さんの到着を待つ・・・。
30分後・・・
「バタンガランガラン」
透明「」
利乃「紀行」
紀行「」
凄い勢いで利乃さんが鑑定室に入ってくる
利乃「紀行」
紀行「うっうっわぁ~~~~ん」
透明「り、利乃さんストップストップ」
利乃「せ、先生本当に申し訳ありませんでした」
透明「ま、まあ、一旦落ち着こうね」
私は、利乃さんを落ち着かせながら、
抱きついてきた紀行くんの頭を撫でる・・・
しばらくして、やっとこさ双方落ち着きを取り戻した
頃合いを見計らって、私が言葉を発する・・・。
透明「幼稚園の方は大丈夫でしたか」
利乃「は、はい紀行が熱を出したので、
病院に連れて行っていたと、誤魔化してしまいました」
透明「まあ、その方がいいかもね
ところで、ひとつ聞きたいのだけど」
利乃「はい」
透明「利乃さんのところのランくんは、調子が悪いのかな」
利乃「えっどうしてそれを」
私は、紀行くんがここまできた理由と、
今まで紀行くんに聞いたことを利乃さんに話す・・・。
利乃「・・・・そうだったのですか・・・・。」
透明「まあ、最初は電車で一人で来たことに驚いたけど
理由を聞いたら、妙に納得しちゃって
今回のことは、紀行くんの優しさからきたモノだから、
あまり叱らないであげてね」
利乃「は、はい・・・」
透明「それで・・・ランは」
利乃「・・・・・・・。」
利乃さんが、珍しく口ごもっている・・・。
やはり、かなり悪いみたいだ・・・さて、どうする
続く・・・。
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コメント
透明先生 みなさま こんにちは♪
紀行くんのお母さん、電車で1時間の
ところを30分ちょっとで来たということは…
車を飛ばしていらっしゃったのカナ?
(気になったの、ソコかっ{げっ}?!)
それにしてもランちゃん、紀行くんより
年上なのでしょうね~。となると、6歳
以上か…。もしかすると老犬で、もう
あまり長く生きられないのかもしれま
せんね…
ダメだ。。号泣の予感。。{ごめんなさい}
続きをお待ちしています。
透明先生{ラブ} こんばんは~{ラブラブ}
ランくん{い}を 考えてみました{いぬ}
お母さんにはナイショの お友達なのかな{はてな}
もうスグ赤ちゃんが生まれたりして{はてな}{ルンルン} って想いましたが、
ランくんの存在は お母さんも知ってるみたいだし、
お兄ちゃんって呼んでるから オスだし{怒}違いますよね・・・{止まるひよこ}
お母さんの 梨乃さんが、口ごもっているのが気になります{レース黒下}
もしかしてだけど~{ひらめき}もしかしてだけど~{ひらめき}
いっつも、一緒に居る、ぬいぐるみ なんじゃないの{超びっくり}
生きてるモノじゃ無いのかな{考えるひよこ}って想ったんですけど {もみじ}
水は飲む{なんで}
んーーーー{はてな}
>サングエさん(^∇^)ノシ
どぶろっくさんネタ💦
なんか、私、寂しくない、わーい、
嬉しいです!
∑ああ、私も四十路なんだから、こんなキャラ、もう、よそーじ………
ん?どうか、されましたか(苦笑)
改めまして……💦💦
私も、動物、小さな健気な子供、必死な気持ち、涙腺弱いです…
そして、鑑定を通して伝えたい先生からのメッセージ、どんななのか、楽しみにしていますm(_ _)m