形の無い世界・9
透明「・・・・・・・この部屋か・・・」
円の気配を辿りながら、部屋の奥へ進む
透明「おっいたいた」
そこには、椅子に座る円と、床で寝ている千鶴ちゃんが
円の方は、半目が開いている・・・ちょっと怖い
透明「・・・・・・。」
円「・・・・・ごにょごにょ・・・。」
透明「」
円「・・・・ニタ~ッ・・・・」
透明「うわっ気持ち悪っ
こいつ、一体どんなモノを視ているんだ」
円「ごにょごにょ・・・・。」
透明「・・・・・・・・・」
何か話している・・・取り敢えず、耳を近くに
もってゆく・・・。
円「よろしい・・・・・これで、私は・・・。
世界は、私のものに・・・ニタ~ッ・・・・」
透明「・・・・・と、取り敢えず苦しんではいない
みたいだな・・・」
千鶴「ううっ」
透明「」
突然、千鶴が立ち上がる
千鶴「せんせ~い・・・陣兄様に押しつけてきました~
・・・・・昴兄様にも頼んできました~・・・」
透明「(・・・ここまでハッキリと頼み方が違うと
陣が哀れに想えてくるよ・・・)
まあ、取り敢えずさっさと起こすか」
私は、千鶴の頭を持つ
千鶴「ふみっ」
透明「えいっ」
「ぶちゅ~っ」
円「」
千鶴「」
円と千鶴が飛び跳ねる
透明「おはよう」
円「・・・・・・・」
千鶴「・・・・・・・」
円「何してるのよ~~~~っ」
千鶴「何するんだすか~~~~っ」
・・・だす
気が動転しているとはいえ、面白い
透明「いや~っこの前の方法があまりにも
効果覿面だったから、つい」
円「ついじゃないわよ~~~っ
もう少しで、世界が・・・あっ」
透明「・・・・・はぁ~お前は・・・また」
千鶴「しくしく・・・二回目も・・・・」
透明「あっち、千鶴ちゃん何か、ごめんね」
千鶴「うう~っ」
円「・・・・・透明状況はわからないけど、
この空間て」
透明「うん幻術の発動している中だよ
ということで、早いところ備えてくれるか」
円「・・・・・・ヴィータ・・・トバル・・・・
これでいいわ千鶴いつまでもメソメソしてないで
あんたも、フィールド展開しなさい」
千鶴「・・・は、はい」
へぇ~っ千鶴ちゃんも成長しているんだなぁ~
円「ところで、透明コレって一体」
私は、今まであったことを二人に詳しく説明する・・・。
次回、法陣を前にして・・・
続く・・・。
昴と透明先生のお店
Guardian Jewelry Access
是非ごらんください
おすすめのお店で~す 是非役立ててくださいね
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コメント
またまたのぶちゅ~😚
ぶちゅ~って、幻術から抜け出せるほどの威力があるんですね✨
もちろん、命がけの修業をつんだ
ぶちゅ~だからこそですね
話の主旨からずれますが、陣さんは何故ヌケ作なんだろう・・・
陣さんが、人と付き合う上で、良いこととは何だろう・・・
陣さんは、人と付き合うことで、常に傷ついているのではないか、そしてペットといる時間のみが安らぎなのではないだろうか・・・
ノスタルジーに、そんなことを考えてしまいました。すみません。
透明先生 みなさま こんにちは♪
今回も弟子のキッスで目が覚めた円さま{ラブラブ}
キスって脳にダイレクトに伝わる刺激
だから目覚めやすいのかな…とか、勝手に
考察してみたりして(汗)
それにしても、夢魔に続いての幻術。。。
一度痛い目を見ている円さまや千鶴ちゃんが
警戒を怠っていたとは考えにくいし…。
となると、よほど巧妙な手を使って術を
仕掛けてあるのでしょうねぇ…恐ろしい!{げっ}
ストーカー被害では立件できなさそうだし(汗)
いい加減、先生方ごキョウダイに手出しする
のは諦めてくれればいいのに…{ごめんなさい}
次回、円さま怒りのデスペル炸裂の予感(笑)
楽しみにしています☆
こんにちは(^-^)/
透明先生、皆様。
あぁ;^_^A
またもや千鶴ちゃんの唇が!
千鶴ちゃんも災難ですね~(笑)
この幻術の仕掛けした方
一人でやってるのかな?
御三方がどこにお住まいかも知ってて
わざわざ三ヶ所に仕掛けして?
うーん、理由は何でしょうね;^_^A
昴さんや陣さんに、呪いを破られた
仕返し?
透明先生の所に、仕掛けが無いのも
ちょっと??ですね~
あ!鑑定室の方は大丈夫かしら;^_^A
これだけ手の込んだ嫌がらせする
理由が凄く気になります
過去によっぽど嫌な事でもあったのかな?
続き、楽しみにしています(^-^)/
透明先生{ラブ} こんばんは~{ラブラブ}
目覚めの {キス} 今回は キャーキャー{ショック}{汗} 言わずに読めました{笑}
千鶴ちゃん、大好きな円お姉さまとの {キス} なのに…{はてな}
やっぱり それは また違うんですね {笑}
いよいよ反撃開始ですか{火}
うーん…気のせいかな{止まるひよこ} 仕掛けられた術 {悪魔}…
なんか まだ終わりじゃ無い気がするんですけど{汗}