形の無い世界・10
しばらくして・・・外に出た私達は、
昴と陣が待つ法陣の前に
透明「」
陣「透明やっぱり、お前探偵になった方が
いいよ」
透明「」
陣「前方、50メートル
とんでも無い殺気だ・・・」
昴「間違いないみたいだな」
法陣を背に、陣と昴が構えている
二人とも、珍しく額から汗がしたたり落ちていた
私も、陣や昴が見据える先を視る
透明「・・・・・なるほどね火事場の放火魔って
ヤツか」
昴「まったく自分の作った法陣の効果を
確かめる為に、監視しているなんて、
趣味が悪い・・・」
円「う~んこの法陣・・・アイツのだよね」
透明「多分ね・・・」
千鶴「こ、こんな法陣見たことがないです」
円「こんなの、邪道よ千鶴は見なくていい」
千鶴「は、はい」
陣「と、透明どうする」
透明「どうするって言っても・・・敵意だけを
飛ばしているだけなら、何てことないんじゃない」
昴「お前なぁ~そんなこと言っても、気を抜けない
状況は変わらないぞ」
確かに、いつ襲ってきてもおかしくない殺気を
叩きつけられている・・・
透明「う~ん・・・殺気の出所が北だから・・・。」
円「」
透明「反射角を考えても、こっちしかないか・・・。」
陣「と、透明何ブツブツ言って」
透明「そろそろ、姿を見せたらどうかな」
千鶴「えっそっちじゃ」
昴「」
私は、皆が構える北方向と違う東方向に声をかける
「くくくっよくわかりましたねぇ~」
陣「」
昴「」
円「」
千鶴「」
透明「だって、君の性格を考えれば、真正面から
こないでしょ
多分、あっちには反射用に何か仕込んで
いるんだと思ってね」
「くすくす相変わらず本当に、イヤな人ですね
気づかなければ、無防備なところを一気になんて、
思っていたのですが」
陣「こ、コイツ誰」
昴「まさか前に言っていた・・・。」
千鶴「」
円「そうよコイツが」
透明「伊能 涼栄(いのう りょうえい)ちゃん
久しぶりだね一年振りかな」
とうとう、姿を現した伊能涼栄・・・。
次回、嵐の予感です
続く・・・。
昴と透明先生のお店
Guardian Jewelry Access
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コメント
Σ(゚д゚lll)で、出たっ!
透明先生 みなさま こんにちは♪
ひゃぁーー!で、出たぁ(おバケか?{おばけ}しかもサキさんと
同じ反応…(苦笑)
久々の登場の彼女さん。1年間どこで何をしていたので
しょうねぇ?その間もずーーっと先生方ごキョウダイを
つけ狙っていたのだとしたら相当、執念深いですね。{涙}
次回、<太><色:#ff0033>透明先生とキョウダイ達 VS 伊能 栄涼{火}色>太>
になるのかな?
それにしても、彼女の目的は何なのでしょう?
気になります。{りんごちゃんNG}
透明先生 こんにちは。
でたなっ!!
伊能涼栄
透明先生と御兄弟弟子さん 相手に
いい度胸ですねぇ・・・
透明先生 御一行様をやっつけないと
気がすまないのでしょうね。
最後の勝負にでてきたか?
また 逃げるのか?
うわー💦うわー💦
なんだか、なんだか、なんだかねえ………の伊能さん………
でも、散々、人の苦しむのをけしかけ続けて、それでも未だ何か満たされていない、心の渇きを感じるのですが……
こういう形でしか、自分の存在を誇示出来ないような、自己顕示というか、他者に対する自己承認欲が強いというか、
うーん………生い立ち、過ごした環境次第によっては、ある意味……お気の毒なのかもしれまいですね………
しかし、仕掛けた内容が、いかんせん………なあ
こういう場合、もし、話してわからないなら
力技ですか、円さん??
そして、それを押さえて、相手の本心引き出せうと試みる透明先生……の展開イメージ(^_^;)
昴さん、怒ったら案外熱くなりそうだし、陣さんは、どうなるかなあ
千鶴ちゃんが、一番年近い立場として、異能力を持ち合わせた人として、どう、伊能さんと向き合うか
妄想つきません💦💦
透明先生 {ラブ} こんにちは {ラブラブ}
50m先の気も察知できるんですね{わお}
特に殺気は ビンビン来るんだろうな{エッフェル塔}{雷}と、
鈍感な私にも解る気がします{YES}
次回、嵐の予感ですか{雷}
1対5なのに、伊能さんの余裕が 不気味ー {どくろ}
陰陽師のかたに頼んで厄介なことが起こらないようにすることってできないんでしょうか(*_*)
神社の神主さんやお寺の住職さんもそういった力を持っていると思いますし、普通に占い師をする方が占い師らしいです。これからの透明先生を考えて落ち着いたほうが身のためですよ。結界をはったり、逆にといたりばかりしていると破滅を導きかねないと思います。気を付けて下さい。