呪いの壺・5
さて、まずはこの壺にかかっているスペルを
解読します
鷲眼(しゅうがん) 解放
鷲眼は、あくまでも私が付けた名で
師匠との修行時代 幾つかの眼を開眼させる時に、
スイッチとして名をつけ区分けするようにと
言われ付けた名です
鷲眼は、呪文などを識別する際に使用する眼で
音や振動を色や波で認識出来る優れもの
大体がデスペルをするときによく使用します
区分けした眼の種類は全部で12種類
追々皆さんにも紹介して行きますね
透明「あれ・・・何か変だぞ・・・。」
鷲眼で視た壺にかかっているスペルは、思っていたもの
よりも単純で、全部で150文字程度のスペルだった
普通、古いものになると500~2000文字程度の長い
スペル構成が平均的で重要性が高いものなどは、
平気で10000文字を超えるものもある。
150文字程度だと呪文をかける際に使う時間は、
約1時間くらいしか掛らないはず・・・。
透明「う~んそんなに大切なものじゃないのかな~」
取り敢ず、150文字程度なので音と振動を読み取り
約10分、デスペル用に相反する音の解読に5分で終了
詠唱開始
透明「ディ・ア・ルーズ・ドエ・・・・・・・。」
詠唱終了 はやっ
透明「・・・う~ん・・・何か変だぞ・・・。」
簡単過ぎる注文に戸惑いながらも、早く終わってしまったので
泰蔵さんに電話をして、終わった事を告げる
5分程で泰蔵さん達が戻ってきた
タイ「おおっ 早かったな~ ほれ、土産」
泰蔵さんから、スタバのコーヒーをもらった
泰蔵さんがスタバですか~ 似合わね~っ
タイ「でっ 開いたのか」
透明「うん、一応・・・。」
タイ「なんだ 浮かない顔して」
透明「う~ん、それ150文字程度のスペルだったよ」
タイ「あ~ん そそんなもんだったのか」
そう言うと、泰蔵さんが一瞬パルちゃんを見る
透明「・・・。」
タイ「ま、まあ 取り敢ず開くかどうか試してみようや」
なんだ その慌てようは・・・あ、怪しい
泰蔵さんが壺を持ち、軽く蓋を引っ張ると
「パカッ」簡単に蓋がはずれた
タイ「お、おう 開いたぞ」
泰蔵さんの変な小芝居のおかげで、何となく見えてきたぞ
透明「でっ 中身は」
タイ「お、おおっ あれか、空っぽじゃねぇか~」
やっぱり
デスペルをしている時に気づいたことがひとつあった
それは、スペル解除時に骨壺の蓋がゆるんだとき
あの鼻をツンザク臭いが強くならなかった事
途中で思い出したのだが、あの臭いは死臭で、よく骨壺などにも
残っている臭いだ
普通、骨壺に骨が残っていれば、
もっと強い臭いがしてもおかしくないはず
いったい、何を企んでるんだ・・・
次回真相が明らかになります
続く・・・。
これで多くの人が悩みを解決できるかもしれません
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コメント
てんちゃーん
へえ~? へぇ~? お二人さん何企んでるの? 引っ張りすぎ~(^^ゞ
骨董品とかの 怖い話 やっぱり 知ってたほうがいいもの(^_^;)次回更新まで超楽しみに待ってますよ{CARR_EMO_323}
うん!!なんだろう~~ やっぱりタイさんは怪しい(笑)
先生のまわりは特異なキャラクターがそろいぶみですね(失礼)
役者がそろったところでまた次回を楽しみにまってま~す{ルンルン}