房総・暴走・また坊僧・・・。・４

房総・暴走・また坊僧・・・・４

透明「菩提樹と話す」

　怜「・・・うん」

ダメだ、何だか頭が混乱してきたぞ

え～っと・・・頭を整理すると・・・。

このお寺の菩提樹が樹院様と呼ばれていて、

その菩提樹のお話相手になるのが、今回の依頼と

・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・。

透明「はぁ～っ」

　怜「・・・長い・・・」

透明「いやいやいやいやお前、何言ってるんだ

　　　木と話せってか」

　怜「うん」

透明「・・・・・本気ですか」

　怜「・・・本気と書いて・・・マジ」

透明「・・・・・・・・・・。」

え～っと・・・私が菩提樹に話をする・・・。

周りから見れば、木と一生懸命話している

・・・イタイ人確定

透明「帰っていい」

　怜「・・・いいよ」

透明「えっ」

　怜「・・・透明・・・もう興味でてるもん」

透明「うっ(こ、こいつ、私の性格把握している)」

確かに、突拍子もない依頼だが、確かに興味がある・・・。

この世の中にある知らないことを無くしたい

私の唯一の望みをコイツは知っている・・・

何だか、のせられたみたいで嫌だけど、仕方がない

透明「わ、わかったよ」

　怜「・・・あれっ帰らないの」

透明「うっ・・・帰りません・・・」

　怜「くすっ」

透明「ムスッ」

そんなこんなで、たどり着いたご本堂

透明「うわ～っ何だか格式がある面持ちだなぁ～」

浄成「それでは、ご案内しますこれっ」

ご本堂の中から、お坊さんが出てくる・・・

透明「・・・えっ」

　怜「・・・きもっ・・・。」

透明「こ、こらっ怜」

し、しかし、何人出てくるんだ

１・２・３・・・・・１１人・・・。

あの～っ・・・そんなに案内人必要ないのでは

この後、一人一人自己紹介してくれたものの・・・。

沢山いすぎて、一気には覚えられないんですけど

　怜「・・・・坊Ａ・・・坊Ｂ・・・。」

透明「こ、こらっ怜

　　　(雑魚キャラみたいに呼ぶんじゃない)」

　怜「・・・・・・・。

　　　(くすっ・・・・うまい・・・)」

透明「上手くな～～～い」

坊Ａ「」

坊Ｅ「」

こらこら

そんなこんなで、本堂の中を通り過ぎ、一路樹院様が待つ

奥の院へ

樹院様・・・一体どんな菩提樹なのだろう

　　　　　　　　　　　　続く・・・。

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