全開ダメ~~~ンズ・12
透明「それじゃぁ、少し霊障について話しておくね
霊障といっても、色々種類があるのだけど、
通常は、霊に取り憑かれた場合とたまたま
霊が触れてしまった場合の2つに分かれると
思っておいて」
和重「はい」
透明「まず先に、霊がたまたま触れてしまった場合の
話をするけど、これは取り憑きとは全く違う
現象なんだ
さっきも言ったように、霊というのは、個となる
モノを格子状に視ることができる
そういう意味では、その格子に触れることが
できるということでもあり、触れないでいる
こともできるということなんだ」
和重「」
透明「もう少し簡単に説明すると、霊はあらゆる物質を
すり抜けることができる
これは、霊体が霊子という粒で出来ているからなんだ
要するに、霊というのは、この粒を広げたり密度を
濃くすることが、意思の力でできるということなんだ」
和重「ということは、壁をすり抜けたりするときは、
格子に触れない程度に霊子の粒が広がって、すり抜ける
ことができるということなんですか」
透明「正解凄いね一発で理解した」
和重「いやぁ~っへへっ」
透明「これは余談なんだけど、霊になりたての人は、
このコントロールが下手で、締め切った部屋から
上手く出られないことがあるんだ
そのせいで、壁や窓をすり抜けようと試みて、
はじき返されてしまうから、壁や物から何かが
当たった音がする
これが、ラップ音と呼ばれる現象なんだ」
和重「へぇ~なんか、理解できました」
透明「まあ、それはそれで迷惑なんだけど、中には
力ずくで壁をすり抜けようとして、壁の格子を
無理やり広げて出てしまう人もいる
このとき、少し困るのが、家の家相が変わってしまい、
風水などが壊れることがあるんだ」
和重「そ、それって、大変なんじゃ」
透明「だから、一番大切なことは、家の中に霊を
入れないようにすることなんだよ」
和重「そんなことできるんですか」
透明「実はできるんだ神社やお寺で結界が引かれているなんて
話を聞いたことがあるかもしれないけど、この結界
というのは、ある一定の空間だけ、霊子さえ
通れない細かい格子の空間を作るということで
成り立つものなんだ」
和重「おお~っ何だか、凄い技術ですね」
透明「くすっまあ、結界は神社やお寺のお札などでも
作ることができるから、試してみると良いよ
さて、話は戻るけど、そんな霊達が、
たまたま、人に触れてしまうとどうなるか
コントロールが上手な人は、人でさえも
すり抜けることができてしまうのだけど、
ちょっと、コントロールが上手くない人は、
人に当たってしまう
そうなると、何がおきるのか」
和重「も、もしかして、格子が開いてしまうんですか」
透明「その通りさっき、話していたように、
人間が格子を開くのは、死を迎える準備をするとき
だけなんだ
でも、霊が触れてしまい格子が開いてしまったとなれば」
和重「それって、ものすごく危険なんじゃ」
霊障の知識、もう少し続きま~す
続く・・・。
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コメント
透明先生みなさんおはようございます{晴}
霊障って起こす気が無くても起こしてしまう事があって恐い物なんですね(; ・`д・´)
伊那士さんは憑依されていた訳だから、それを聞くとますます心配になってきました。
という事は、動物霊も壁抜けが上手く出来なくて家から出れないなんて事もあるんでしょうかね・・・
昔、飼ってたインコが亡くなって庭に埋めた晩、まだ家の中にいたのでうまく外に出れなかったのかな・・・とちょっと心配になりました。
庭で放し飼いしてたアヒルが亡くなった時は、もうここには残っていないと感じたのですぐに成仏したんだと思いますが、真っ先にこう言う事考えてしまう自分はどれだけ人間に関心が無いんだと思ってしまいました(;´∀`)
この話と同じ様にネライダカタフィギオにも同じ術が施してあるのかなと、思いました
定住の場に身を守れる空間があるってかなり安心できます
おそらく、取り憑かれた状態だと体と一緒に家の中に入ることもできるんでしょうけど、大事なのは基本はメンタルの健康と変な所には近付かないことですね