く、来るな~~~っ・4
透明「それにしても、お前がそこまで悩むこと
じゃ無いんじゃないか
それとも・・・弟子が取られたみたいで、
ジェラってるとか」
円「馬鹿じゃないの私だって、それくらいの
分別はあるわよ」
透明「それじゃぁ、何でそんなに悩むんだ」
円「う~ん・・・普通なら悩まないんだけど・・・。」
透明「」
円「あの子は、人の気持ちを敏感に察知しすぎる
ところがあるじゃない
その能力が、あの子を傷つけてしまうんじゃ
ないかと思って・・・」
透明「そりゃぁ~考えすぎだよ
千鶴ちゃんだって、もう大人だよ
人の気持ちの変化に慣れることも勉強だし、
逆に、気持ちがわかる分、上手に恋愛することも
できるんじゃないかな」
円「透明は甘いのよ」
透明「」
円「あの子最近、能力を持て余しているみたいなの
若い頃、私達にもあったでしょ」
確かに、私達も能力を持て余してしまっていた時期があった
その時は、自分の力の上限がわからなくなり、気持ちも体も
バラバラな感じがして、能力に振り回される結果になっていた
透明「あの子、もうそんなに・・・」
円「あの子は、天才だもの
その上、師匠も天才とくれば、当然でしょう」
チョイチョイ、自分のことを挟んでくるな~
透明「確かにその状態だと、感情が高まったり、落ち込んだり
しただけで、能力が暴走することがあるから、危険かも・・・」
円「でしょ」
透明「ちなみに、その彼の方は、千鶴ちゃんの能力や仕事を
理解しているの」
円「まさかそんなこと、千鶴が言うわけ無いでしょ」
透明「どうして」
円「あんた、バカ
私、魔女やってますって言って、信じる人間なんて
いると思う
ただでさえ、怪しまれることも多いのに、好きな人に
そんなこと言ったら、一気に引かれちゃうでしょ」
透明「ふ~んそんなもんかねぇ~」
円「恋愛事をあんたに相談した私がバカだった」
透明「そ、そんなこと、言うなよ
でも、千鶴ちゃん・・・・そのまま隠して付き合う
つもりなのかなぁ」
円「ま、まだ、付き合うとかまで行ってないの」
透明「あっそうなの」
円「だから、悩んでるんでしょ
師匠として応援すべきかどうするのか」
透明「・・・・・。」
師匠も大変ですなぁ~
でも、千鶴ちゃん自身はどうなんだろう
円の場合は、師匠の責任が先に経ちすぎているから、
偏った判断をしてしまいそうだし・・・
やっぱりここは、円を通して千鶴ちゃんの木人図を
視てみようかな
続く・・・。
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コメント
もしかして千鶴ちゃん本人より円さんの方が過敏になってる?
透明先生とのこのくだりを千鶴ちゃんに伝えれば意識的に行動するようにもおもえるけども・・・
やっぱり本人に聞いてみないとこういう事は分からんですな
うーん……
お年頃の千鶴ちゃんの春✨と単純に、喜べないのですね…
ただでさえ異能の力の暴走……生命力と関わるから、円さんの心配がハンパないということ、目に見えるようです
で、なんだかんだ悪態(苦笑)ついても、円さんが透明先生の鑑定に自腹切っていらっしゃる!(ここポイント!)
悪気はないどす(^_^;
円さんの、千鶴ちゃんへの思い入れがいかに深く、そして、応援したい気持ちと心配な気持ちがぶつかって苦しい胸のうち……
円さんの昔話を思い出され、重なるというか……
それにしてもお相手さんは、千鶴ちゃんの気持ちは知ってるのかな?
両想いならいいなあ…
これは当たって欲しいぞよ
(((o(^∇^)o)))
こんにちは。
透明先生、皆様
皆さんと一緒で、てっきり
円さんの恋愛話かと思ってました;^_^A
千鶴ちゃんと、想い人の方の出会いも
気になります
能力者の方との恋愛
能力が有っても無くても
全然気にしない~!
と、いう方も居ますが
千鶴ちゃんの想い人が、そういう
度量の大きい方なら良いですね~
あっ!そう言えば、陣さんは???
彼女さん、いらっしゃいましたよね?
陣さんは、どの様にされてるんでしょうね~