く、来るな~~~っ・5
透明「なぁちょっと、千鶴ちゃんのこと
視てもいいかな」
円「えっ」
透明「私達があれこれ考えるより、まず千鶴ちゃんが、
どうしたいのかちゃんと理解した方が
いいんじゃないのかなぁ」
円「そ、それも、そうだけど・・・。」
透明「お前は、千鶴ちゃんのこと、心配しすぎだし、
もう少し、信じてあげるべきなんじゃないの」
円「わ、私は、別に・・・」
透明「まあ、弟子を大事に想うのは良いことだけど、
師匠なら、もっと高いところから見てあげる
方が、千鶴ちゃんも安心するんじゃないのかな」
円「わかってる・・・わかってるんだけど・・・
なんだか、盗み視るみたいで、気が引ける」
透明「そっか・・・わかった
それじゃぁ~、直接、千鶴ちゃんに聞いてみよう」
円「はぁ~あんた、何言ってるの」
透明「円らしくないぞ普段は何でも、白黒つけたがるくせに、
何で、そんなに弱腰なんだ」
円「・・・わ、わかったわよ
聞けばいいんでしょ聞けば」
おもむろに、携帯を取り出す円師匠・・・
千鶴ちゃんに電話をかけるようだ
「プルルルルル」
円「・・・・・・。」
透明「・・・・・・。」
円「・・・・・」
透明「おっ」
円「ち、千鶴げ、元気」
声、裏返ってるし
なんだ、その切り出し方は~っ
円「あっいや、ちょ、ちょっと、聞きたいこと
あるんだけど、今、いいかな」
透明「(くくくっ・・・円にもこんな一面があるんだ)」
円「・・・あ、あれ千鶴どうしたの」
透明「」
円「えっ」
透明「」
円「・・・・・そ、そう・・・・。」
透明「(あれっ急にテンションが下がったぞ)」
円「・・・うん・・・わかった
とにかく、今から帰るから、少し話をしましょう
うんうんそれじゃぁね」
透明「・・・・どうした」
円「・・・・・・・。」
放心状態の円・・・
透明「円~っ大丈夫か~っ」
円「千鶴・・・。」
透明「」
円「・・・仕事、辞めるって・・・。」
透明「えっ」
円「どうしよ~~~~~~う」
透明「お、落ち着け」
円「透明のせいだ~~~っ透明に話なんか
しなければ~~~~っ」
透明「おいおい無茶苦茶だぞ」
円「え~~~~ん私が、千鶴の恋愛相談なんか
したから~~~~っ
千鶴に確認なんかしたから~~~っ」
透明「お、おい落ち着けよ
お前、まだ確認もしてないじゃないか」
円「あれっそ、そう言えば・・・。」
透明「はぁ~っそれよりも、千鶴ちゃんが辞めるって
言ってきたということは、千鶴ちゃんに何かが
あったということだろ
そっちの心配を先にしろよ」
円「そ、そうだ私、帰らなきゃ」
透明「お、おい」
円は、一目散に部屋を出て行った・・・
透明「あ、あいつ、大丈夫か
う~ん・・・き、気になる・・・
で、でも、この後、お客さんいるから、
鑑定が終わってから、見にいってみるか」
気になりながらも、ちゃんと鑑定をこなした透明先生は、
急遽、円の家へ・・
次回、とんでもない事態が・・・。
続く・・・。
昴と透明先生のお店
Guardian Jewelry Access
是非ごらんください
おすすめのお店で~す 是非役立ててくださいね
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コメント
気になりすぎます~(^^;; 魔女を辞める…芸能人が一般人に戻りたいっていう感覚のような??
Σ( ̄。 ̄ノ)ノ
また明後日かぁ~気になるよ~笑
とんでもないって、ワッツハプン?!
恋を選んだのか、んにゃ、そんな単純でもなさそうな💦
尚、私が読み終わって、円さんがちゃんと鑑定代金払っていったかどうか……一番気になる
……のが、そこかーい!(^_^;
円さん、テンパリすぎじゃぁ・・・
入れ込んでる分色々と敏感になるのは分かるけど透明先生がいないとできる話もこじれそう
今回は鑑定というよりは円さんの相談役ですな
…もしかして千鶴さん円先生に信じてもらえてないと思ったのでは?
人の気持ちに敏感なら円先生の今の気持ちも伝わってるはず…
もしかして、千鶴さん透明先生の弟子になる!とか言い出して、円先生は透明先生になんとかして!とか言ってきて、透明先生は自分を巻き込むな~!
こっちに問題を持って来るな~!
だからタイトルが…
続き楽しみにしています!