安定と不安の境界線・4
透明「いらっしゃい要士さん
4ヶ月ぶりだね
この前の話から、何か進展あったかな」
篠原「先生・・・僕はどうしたら・・・。」
透明「えっど、どうしたの」
久しぶりに顔を見せてくれた篠原さんは、
前回来た時よりも、ゲッソリしていた
篠原「じ、実は・・・」
篠原さんの話では、前回の鑑定からすぐに
3人の先輩に相談をし、先輩もやる気を出してくれた
ようで、早速チーム作りが行われ、仕事の効率化が
飛躍的に上がったとのこと
その御蔭で上司がいなくても、仕事が回るようになり、
職場での環境も良い形で戻ってきたらしい
透明「それは良かったじゃない」
篠原「は、はい・・・そこまでは・・・」
透明「」
篠原「僕は、仕事をする中で関わる人たちが
ギスギスせず、仲良くやれるようになればと
思っていただけなのですが・・・」
透明「えっ仲が悪いままなの」
篠原「いいえそこは改善して、今ではプライベートでも
仲良くやっている人も多くなっています・・・。」
透明「」
篠原「ううっ・・・実は、問題は・・・先日出た辞令で・・・。」
透明「辞令」
篠原「・・・ぼ、僕・・・前回の活躍が目立ってしまったようで、
いきなり主任にさせられるみたいで・・・」
透明「ええ~っ凄いじゃないおめでとう」
篠原「そうじゃないんです
ぼ、僕は、人の上に立つなんて・・・考えただけで・・・
僕が主任になれば、僕より年上の人が下に・・・。」
そ、そうだったいくら、うつ病が良くなっていても、
今の彼には、まだ荷が重すぎるのかも・・・。
透明「要士さんは、やはり主任になるのは
気が重いの」
篠原「・・・正直・・・自信が・・・
それに、今までと違って、責任が重く
なると思うと・・・。」
透明「うんわかったそれ以上は、深く
考えなくて良いよ」
篠原「す、すみません・・・」
う~ん・・・普通なら昇進は喜ぶべきことなのだが・・・
なかなか、難しいものだなぁ~
次回、透明考えます・・・
続く・・・。
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コメント
うーん、これは難しい問題ですね。でも組織では、けっこうある。
その昔は、私もいろいろ抜擢されてしまい、それは大変な思いをしました。結局、その組織から抜けてしまった。
続きが気になるとともに、今回はなんとか透明先生のお力を借りて、なんとか仕事で主任として成功してほしいなあ・・・{アップ}
元サラリーマン、ですか。
長い話になりそうですね。
あれ{はてな}
今日は更新日ですよね{考えるひよこ}
更新が無いと先生の身に何かあったのでは無いか
すごく不安になります{グズン}{涙}
ただ、お忙しいだけで、あればいいのですが・・・