占い師の占い師・7
透明「いらっしゃい」
久地「こんにちは、先生
よろしくお願いします」
次のお客さんは、久地 永世(くじ えいせい)くん
最近、若手としてメキメキ頭角を表している子だ
透明「今日は、どうしたの」
久地「先生ズバリ一番の占い師になるには
どうしたら良いでしょうか」
透明「えっはい」
久地「俺は、占い師のトップになりたいんです」
わ、若い
まあ、それもそうか、この子、まだ20代だもんな~
でも、そもそも、この業界でトップとかあるのか
透明「占い師のトップか~
久地くんからすると、占い師のトップて、
どんな人かなぁ」
久地「例えば、風水の○○さんとか、占星術の○○さんとか、
後は、算命学の○○さんや、タロットの○○さん
とかかなぁ~」
透明「なるほどね今、メディアに出ている、大御所達だね」
久地「あっ」
透明「」
久地「後、先生とか」
あははははっ取ってつけられちゃったよ
まあ、人におべんちゃら言えるようになったのは、
成長だけどね
透明「あははっありがとうね
でも、私は君の言う、占い師のトップでは無いから、
気を使わなくて良いよ」
久地「あっす、すみません」
あははっ分かりやすい
透明「でも、久地くんが目指すトップが、テレビや雑誌で
活躍されている人達なら、久地くんがこれから
頑張って行けば、いつかメディアに取り上げてもらえるんじゃ
ないかな~」
久地「いつか・・・って、いつでしょう」
透明「えっ」
久地「自分でも、分かっているんです
まだ、占い師として仕事を始めて、2年ですから、
そんなに急に注目されるとは思ってないんですけど、
それでも、一日も早く、活躍して有名になって、
業界のトップになりたいんです」
うわ~っ本当に若いなぁ~
その気概が、私にも欲しいくらいだよ
透明「う~ん・・・気持ちは分かるけど、
なんで、そんなに急ぐのかな」
久地「・・・じ、実は・・・。」
何か、理由があるのか
続く・・・。
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コメント
わ、若い!!
笑いました。
こうしてみると、占い師さんは「自分のことは、占わない」のですね。
そして、やり方がわからないと、他の占い師さんを頼る・・・
紺屋の白袴というか、そういうのって、どんな専門家でもあるんですね。
かくいう、私の周りもそうです・・・
「販売力強化」「集客力をアップする」というタイトルのセミナーを企画しながら、自分のセミナーで集客できない・・・とか。
>みきさん
わかります。
独身で、何年も恋人いないのに、「恋愛アドバイザー」している知人とかσ(^_^;)
自分、幸せになってからにせーよσ(^_^;)とおもうのです
>マチさん その恋愛アドバイザーさん、「こういうことは、しちゃいけないよ」とか、反面教師的なアドバイザーかも!
そう考えると、透明先生を頼る占い師さんたち、みなさん、なんだか素直ですね。愛らしい方々です♪
>マチさん
なんだか独身で恋人いなかったら不幸せみたいに聞こえますね