一枚の手紙・12
悪魔・・・一般的には、神と対極の存在とされるが、
その正体のほとんどが、神の御使い(みつかい)である
天使や神獣が神落ちした姿である・・・。
この神落ちというのは、神との契約に従い存在するはずの者が
その契約を不履行もしくは、達成出来なかった際、
穢れを身に纏ってしまい、そのことで契約が解除され、
堕天と呼ばれる現象が起こり、悪魔として存在してしまう
仏教で言えば、天部や童子クラスに相当する存在
もちろん、堕天すれば神仏の加護は消え失せる為、
力はかなり落ちるが、それでも人間にとっては、
恐ろしい存在でもある・・・
かく言う人間も神の写し身としてこの世に存在して
いる以上、業を積み、所業が著しく天命と反すれば
堕天と同じ現象が起こり、魂が穢れ、加護を失い、
悪魔と同じような存在になることも
透明「という存在を使役しようとは
神が許しても、俺がゆるさ~~~~~ん」
円「何言ってんのよ~~~
頭の中で勝手に前説してんじゃないわよ~
それに、私は魔女よ
悪魔の一人や二人使役して改心させること
くらいできるんだから~」
透明「あっそっか
い、いやそうじゃない
この子は、人心操作系の悪魔
やはりお前が使役することに問題があるとしか
思え~~~~~ん」
主格「お、おい・・・な、何があった・・・」
大きな声に反応し、主格が再度現れる・・・。
円「ちっこの頭でっかち~
この世の中私くらい優秀な魔女に
操作された方が、世界は平和になるはずよ~」
主格「えっえっ」
透明「どこからそんな、自信が生まれるんだ~~~
どちらにせよお前の世界征服の夢は、ここで
終わらせてやる~~~」
主格「せ、世界征服」
円「望む所よやってやろうじゃない」
キョウダイ喧嘩勃発かと思いきや・・・
主格「ま、待て、おんしら」
六羽「らめ~~~~~~~っ」
透明「うおっ」
主格「ぐおお~~~っ」
円「うるさ~~~~い~~~」
頭の中に、大きな声がガンガンに木霊する
六羽「喧嘩めっ」
透明「む、六羽」
円「ううっ・・・頭痛い・・・」
主格「な、なんなのだ・・・・くっ」
揚羽「六羽センパ~イお、おいて行かないで
くださ~い~~~」
透明「む、六羽わかったから、もう喧嘩しないから」
六羽「にぱっほんと~」
円「ほんとほんとだから」
主格「」
六羽「よかった~」
透明「はぁ~」
円「あたたたたっ・・・さすがに油断したわ
でも、どうするつもりよ
このままじゃ、格さんが保たないし、
ダブルで神落ちとかありえないんだけど」
主格「いっ・・・」
円「それに、あんた手紙で助けてって
言われたんでしょ」
透明「うっ・・・それはそうなんだけど・・・」
円「悪魔って言っても、その子それぞれ個性も
違うし、元々は神に使えた神格もちよ
全ての悪魔が邪な考えの元で存在している
ワケじゃないし、私が使役している悪魔も
改心と変位の為に使役されて契約を果たしている
子ばかりだから、言うほど悪い子はいないわよ」
透明「それは、お前と使役している子が、たまたま
ウマがあっているだけだろう
神落ちして穢れを生む子は、存在自体が人間に
悪影響を起こしてしまうのだから、安易には
考えられないだろう」
主格「い、いったい、なんなのだ・・・」
円「だ~か~ら~私が契約をもって使役して
能力の行使を制限すれば、問題ないじゃない」
透明「ううっ」
でも、確かにそれしかないかもしれない・・・。
今回はたまたま、円に手紙という呪符を上手く
送れたから何とかできたけど、もしここでこの子の
ことを無視すれば、今度は他の人が呪われる可能性が
でてきてしまう・・・・
円「しっかし陣のやつ
封印が甘いのよねぇ~
格さんもイッパイいっぱいで、制御しきれて
ないし、存在自体が陰極の気を引っ張ってきて
しまうから、お墓にたむろしている低級霊も
集まってきて、余計格さんが疲弊して
役に立たなくなって来てるじゃない
その上、穴が大きくなってるんじゃないの
外界にこれ程干渉できる状態だから、
これじゃぁ、今回みたいに被害が増える
一方じゃない」
主格「うっ・・・。」
透明「ふぅ~・・・・わかったよ
どんなに考えても、今の最良はそれしかない
だけど・・・。」
円「」
主格「」
透明「朱印となる契約内容は、私が作るからな」
円「げっそ、それは、ちょっと・・・」
透明「何か不都合でもあるのか」
円「い、いや・・・」
透明「偉大な魔法使いの円さんは、この悪魔を改心させ
変位させることで、無害な存在にするんだろ
だったら、簡単に人の心に入り込むような
契約はしない方がいいよな」
円「ううっ・・・わ、わかったわよ~
それでいいわよ」
主格「ちょ、ちょっと・・・まて・・・。
一体・・・何の話をしているのだ」
よし、これで自由に能力を行使できないように
しておけば、問題はないだろう
主格「・・・・お~い・・・無視するな~」
次回、朱印についてレクチャーします
続く・・・。
昴と透明先生のお店
Guardian Jewelry Access
是非ごらんください
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コメント
はうっ…(o´∀`o)主格さんもやられてしまう六羽たんめっちゃ最強ですっヾ(*´∀`*)ノ
主格さん…完全に置いてけぼりくらってますね(笑)
…で、もし悪魔の眷属さんと円様が契約したとして…、
既に支払ってる封社の建設+封印代金とか、今造っている封じる岩とかの費用とかてどうなるんだろうとか余計な事を考えてしまいます(^_^;)
ほんと、六羽先輩って最高です{ラブラブ}
きっとこの悪魔さん、円さんに使役してほしくて
「助けて」って手紙を出したのですね。
透明先生や六羽先輩&揚羽さん、主格さんのおかげで
最後はハッピーエンド?!
いや、cocoaさんのおっしゃることが、落ち になるのかなあ??
もうほんとに目が離せません☆
透明先生お疲れ様です。
神落ちが何か気になってました。この話によると悪魔なんてものはこの世に存在しないのですね。神様は多少厳しいのだと感じました。
ハロー(^O^)/先生、皆々様
主格さまの反応が💦
コント的に大泉洋さんに顔芸とともに再現して欲しい間合いです(笑)
そして、透明先生&円さんペアファンにはたまらない、もう、ふたりの会話が、まさにキャッキャッ🎵ウフフ💕な、誰も入れない(テンポ良い)世界に酔いしれ取ります✨
↑…取りようによっては命がけ発言?
(^_^;
個人的に興味あるのは、今回のこの悪魔さんの容姿………描写……あるかしら?
透明先生{ラブ} こんにちは~
神落ちするモノが、大きな力を持っていれば いるほど、
結局は、神の手を煩わし、神の仕事が増える{はてな}
神落ちしたモノは勿論、人間にも 誰にも何にも、
好いことないように思うのだけれど{ため息}、
それでも神は よいのかなぁ{考えるひよこ}
主格さまも仲間に 入れてあげてくださ~~い{汗}{汗}
円さん 複数の {悪魔}を使役してるんだ~{わお}{ルンルン}
人心操作系の他に、何系が いるのかなぁ{はてな}{ルンルン}
機会が あれば (いや{バイバイ}ぜひ、作ってもらって{YES}{汗})
ご紹介くださいませ{チェック}{YES}
次回の朱印って、お寺とかで書いてもらえる、あの朱印と同じ{はてな}
よく知らないので、よろしくお願いしま~す{スマイル}
回転行者のくだりと合わせてこちらを読んでいました。
神落ちといわれることがあり、そしてそれは
人間にも起こりうるということ。
はたまた人のために行動を起こすことで
自らを試練とする生き方、、。
生きている人間だからこそできる または 陥る 可能性って
あるのですね~{りんごちゃん}。
六羽さんの『喧嘩めっ!』に今回主格様や黒揚羽さんも加わって
陣サンの登場もあり楽しかったです。{YES}
主格様 影じゃなければお顔をみれたのでしょうか。
ところで最近 富士山5合目に行こうとしましたが、マイカー規制で入れませんでした。
また秋にいこうと思います。 皆様 暑さ厳しいですがお身体ご自愛ください。
透明先生 みなさま こんばんは♪
悪魔って…そもそもは神の領域の存在
だったのですね…神落ちかぁ…怖いな{げっ}。。
円さまが使役するにしても、少女型?の
悪魔さん、気になりますぅ。{YES}
それにバニラの香り…一体、どう絡んで
くるのでしょう?{りんごちゃんNG}
朱印って、契約書みたいなものなので
しょうかね~?うーん気になります。
先生がどこまでを円さまに許すのか?
次回が楽しみです{ルンルン}
乙事主様みたいな感じかな?!こわいなーこわいなー((((;゚Д゚))))))) 我失っちゃう感じなのかな、憎しみというか怒りの存在というか。 悪魔ってなんだか小さくて、ケケケ、とか言ってそうだけど、乙事主様はそんな事絶対言わないし…うん、悪魔って怖い!笑
そして円さんて自分の利益というか欲は忘れないけど笑、なんていうかそれ以上に凄い優しい方なんですね。先生も優しいけど、また違う種類の❤
円さま~
世界征服 もうぶっ飛んでいて・・
ホント魔女さまなのですね~(;゜0゜)
数年、娘が何度も悪魔やら死神やら憑けましたましたが、神落ちしたのが悪魔なのですね。そっか・・元は神なのかぁ。
そんな娘は円さまに憧れてましたが、最近 おジャ魔女どれみ にまたハマってDVD借りまくりです。(笑)
陣さんも久々の登場で嬉しいです!
キョウダイが登場するとテンションあがります♡ 六羽ちゃん最強!!!