今は昔の物語・23
どれ位の時間が流れたのだろう
意識を空へ・・・頭頂から下方へチャンネルを
繋げ、宇宙からのエネルギーを身体に巡らせる
透明「・・・・・・うしっ」
目を覚ます透明先生・・・。
透明「う~ん・・・やっぱり、回復するにも
コレくらいだと、完璧とは行かないか」
気力、8割・・・。
回復するには回復したが、この部屋の攻略を
考えなければ、同じことの繰り返しになる・・・。
透明「・・・・・うわっ」
意識がまだ覚醒しきっていなかったが、
徐々に覚醒しはじめて、周りの異様な光景に気づく
透明「まさか」
先程、部屋の法陣式から自分を隔離するために描いた
法陣式の周りに、黒く光る存在がビッシリ
透明「こ、こいつら・・・そうか
この部屋の気質は、こいつらに・・・
道理で、デカイわけだ」
悪趣味にもほどがある・・・。
この部屋に充満する、全ての気質は、この黒光りする
ゴ○○リ達に、全て流れるようにできている
要は、この子達も、この場所で飼われていることになる
透明「趣味が悪すぎる・・・しかし、確かに
これだけの繁殖力と、生命力を兼ね備えていれば、
最強のガーディアンになりえるかも・・・・。」
そんなことを考えながらも、もし、この部屋の仕掛に
気づいていなければ、この子達の栄養になっていた
ことを思うと、ゾッとしてしまった
透明「さて・・・どうするか
おっそういえば、今なら大丈夫かも
お~い神凪」
神凪「・・・・なんだ
聞こえづらいのだが・・・。」
透明「やっぱり、お前の気質もある程度は
取られてしまうんだね」
神凪「」
透明「そんなことより、この階のこと、何か知らない」
神凪「んっ・・・・この階層は、ただ部屋があるだけだが」
透明「それがさぁ~」
私は、一番奥の部屋の階段が埋まってしまっていることや、
この階層にハラれた魔法陣について、神凪に話してみる・・・。
神凪「・・・・・おかしいぞ」
透明「えっ」
神凪「この階層の下への階段は、途中にある3番目の部屋の奥に
あるはずなのだが」
透明「」
やられた
今まで下への階段が、素直に設置されていた為に、
基本的なトラップに引っかかってしまっていた
透明「さ、三番目の部屋って右左」
神凪「んっ確か・・・左・・・。」
透明「わかったありがとう」
神凪「あっお、おい」
私は、全力で三番目の左の部屋に向かって走り出す
ここは、気力の勝負
気力を吸われるスピードと私が下の階へ降りるスピード
どちらが早いかだ
三番目の左部屋に入り、辺りを見回す
透明「えっな、ないじゃんか~~~っ
げ、幻覚か」
意識を集中する
透明「ちが~~~~うということは、
神凪のバカタレ~~~~ッ」
右の部屋に飛び込む
そこには、大きな割れた鏡が
透明「あった」
鏡の奥には、小さな部屋があり、そこに階段がある
私は、急いで階段を降りた
「ザザ~~~ッ」
もの凄い勢いで階段を降りた為、埃がとてつもなく
舞い上がる
透明「ゲホゲホゲホゲホッ
・・・・・・・・よっしゃぁ~~~~
ゴホゴホゴホゴホッ」
そりゃ~ほこり吸い込むだろう・・・
第四関門突破
次回、最後の階層が・・・・。
続く・・・。
昴と透明先生のお店
Guardian Jewelry Access
是非ごらんください
おすすめのお店で~す 是非役立ててくださいね
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コメント
あぁー・・・、黒光りんは雑食だものね・・・
確かに、このフロアで尽き果ててたらと思うとおぞましすぎる(汗)
先のカムナギ戦が輝かしいだけに、この落差・・・
いい加減、最終フロアはいつなんでしょうね?
もしかしたら最後は肉弾戦じゃなくて、時間制限のある中で数独とか知恵の輪解かされたり、爆弾の処理で赤か青の線を選ぶとかさせられたり、そんな地味で陰湿なやり方もありそうな気がしてきた
もうーアホ私、ゴ○○リ←すぐ連想して恐いんで、ゴマスリとか、ゴスロリとか、関係ない文言を脳内埋めてたら、本文の内容が入らなくなって読み直す羽目に
(自業自得)
神凪様とちょっとでも話せて良かったです
地図もないのに進むことは本当に怖いし、プラス命懸けだから、道中の先生の孤独感を思うと(´;д;`)
訪問者を孤独にさせて、不安にさせて、さらに力を奪う。
でも負けずに自分を信じて突き進まなければ…そこで終わってしまう
……人生の、ときどき訪れる闇の時期を歩くに似てるようで、仕掛けのえげつなさ、ジワジワくる(誉めとらん‼)
そういえば、前回の瞑想のポーズ、座禅のポーズ、トライしてみたのですが、一瞬にして肉体はリラックスできる感じ。
しかしカラダ硬いのが、ショック(苦笑)
睡眠も浅いし普段、肉体すら開放する仕草してないんだな、とあくまで私の実感ですが……多分、私の気力、フザケについ(無駄使い)
あと、気になることは復路も同じルートなのかな……出来ればGがいるこの空間だけは避けたいですね
透明先生 みなさま こんにちは♪
弥勒庵のGたちの栄養源って、そこに辿り着いた
者の気力だったのですねぇ{どくろ} あ、でも神凪さんを
クリアしないと辿り着けないワケで…ということは
これまでどうやって生き抜いてきたのでしょう?
法陣から何らかの栄養が供給されていたのかな…?
う~ん、Gってつくづく不思議な生き物ですね…{げっ}
ワタシの生まれ育った北海道のとある地方では
冬が寒すぎるせいか、Gを見かけることはありません。
Gを初めて見たのは中学生のときに訪れた沖縄でした。
初めて見たGは10㎝くらいの大きさがあり
「ゴ〇〇リって、大きいんだなぁ{わお}」と記憶に刻んだの
ですが、関東圏に嫁いできてGを見たとき、記憶にある
Gの大きさより断然小さくて驚きました。
…結局、日本標準のGの大きさが未だに分かりません{汗}
まぁ…気持ち悪いってことは共通してますけどね{涙}。。。
それにしても神凪さん、数百年前の記憶だからか?
左右の部屋を勘違いしていたのが何ともお茶目~{ラブ}
って、先生ぜんぜん笑えないですよね{ショック}
次が本当に最後の階層なのでしょうか?
何だか緊張してきますぅ{りんごちゃんNG}{汗}
ただボーと
日々をやりすごしている私からみると
なんか、いつも楽しそう
不謹慎ですよね、
申し訳ありません。
うわ~~~!
透明先生お疲れ様です!
大変な目に遭いましたね!まさかの「G」に力を吸い取られるなんて~!!
でも、無事に下の階に行かられて良かったです(*^o^*)
次の階はラスボスが待ち構えてるんでしょうか?
あぁー続き読みたい。
気力でそんなにでかくなるもんなんですかね…((((;゚Д゚))))
瞑想しなくても気力をたくさん貰える法具とか出るといいなあとかまたものぐさ発想をしてしまった(*ノω・*)テヘ
次の階がラスト・・・神凪さんも協力して、一緒に戦えるといいのにな。
次回も楽しみにしています!
マスクが欲しくなりました(笑
てかてかの黒光りするG!想像だけで大絶叫して戦意喪失してしまいそうです。
流石透明先生、精神的にも、とっさに乾電池で切り抜ける機転も、戦い続けられる体力も、すごいです。
どれだけ修羅場をくぐってきたのか…。
日記が書かれているということは、よくぞご無事で。
うぅ、お身体お大事にしてくださいませ…。
神凪さん、お箸を持つ方が…(持たないか)
筆を持つ方(持たないか?)
太刀を抜く手が…(つД`)ノ💦💦