五色の御魂 (ごしきのみたま)・5
透明「・・・・・。」
恵那「・・・ひそひそ・・。」
小室「・・・ひそひそ・・。」
ええ~い気か散る
恵那ちゃんは、小室さんに色々説明
しているようだが、集中している私に
とってはえらく気になる・・・
透明「(いかんいかん集中集中)」
彼女の木人図には確かに彼女が幽体離脱した
後の様子が視てとれる・・・。
かなり慌ててるな~
しかし、何で急に離脱するようになったんだ
う~ん・・・原因らしいものは特には無いな~
とにかく、彼女の身体が動き出した原因が
わかれば、おのずと見えてくるのかもしれない
まずは、彼女の身体が動き出す状態を
視てみないと・・・。
私は、小室さんの身体が勝手に外に出てしまう
現場を探す・・・。
透明「(あった)」
確かに彼女は、眠っている・・・
意識体が入っているのかまではわからないが
取り敢ず何か別のモノが身体を動かしている
様子は無い・・・一体どういうことだ
・・・・・・・・・・・・・・・・・。
しばらく様子を視ていると、どうやら意識体が
帰ってきたそぶりが見える・・・。
透明「(んっこ、これって・・・。)」
小室さんの意識体が身体に帰ってきたとき、
私の目には彼女の身体がぼんやり光を放っている
ように視える
・・・・・・・・あれっなんだ
突然今まで放っていた光が弾けとんだ
・・・・・・・・これって意識体が帰ってきたって
ことなんだよな~
でも、意識は戻らない・・・。
さっきの光がはじけたせいなのか
・・・・・・これで終わり
初めてのケースで、何だかよけいこんがらがってきた
う~~~ん
透明「う~~~ん」
恵那「何かわかった」
小室「ゴクリッ」
透明「う~ん・・・わからん」
恵那「ええ~っなにそれ~」
透明「でも、少し仮説はたてられたよ」
恵那「どういうこと」
透明「今、それを調べるから待っててよ」
私は、席を立ち小室さんの後ろに立つ
透明「小室さん少し目をつむっていて」
小室「は、はい」
小室さんは肩をすくませながら目を閉じる
私は、彼女の頭に手を乗せて、自分の仮説が
正しいものなのかを調べはじめる・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・やっぱり
透明「はい いいよ」
小室「あっ はい」
恵那「何かわかった」
透明「うん わかったよ」
次回、真相が明らかに
続く・・・。
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コメント
違う何かに勝手に使われてなかったのには
ホッとしました。
・・・が、いいところで続くとは!!
続きが気になってしかたがないです。
お勉強させていただいているのですが、話だけ読んでいるだけでは
原因が全然わからないですね。
ただ、たまたま時期的にそうなったってわけではなく、ご本人にとって
理由になるものというか、意識体を飛ばすくらい気がかりな事があるのかな~ってくらいしか想像ができないです。
恋も症例もはじめては戸惑いますね。
気になる~!!!!(笑)またイイとこで終わりましたねぇ…{ハム}{キラリ}
梅雨入りしましたね~でも…梅雨のわりにここは肌寒いです{げっ}と思ったら晴れた今日は背中が焼けるくらい暑かったです!
透明先生はじめ被災地の皆様、節電地域の皆様、今年の夏はお互いがんばりましょうね~{火}