飛び出せ！釣り○○～っ！！・３

飛び出せ釣り○○～っ・３

　　「ブルンッブルンッ」

永津「あ～に～き～

　　　お迎えにきやした～」

透明「おわっな、なんだ」

時間は、朝の７時・・・

とんでも無い爆音と大声で目が覚める

布団から飛び起きた私は部屋の窓をあけ・・・。

透明「うるさ～～～～～いぃぃぃぃ

　　　近所迷惑だからやめろ～～～～～っ」

永津「へ～い」

悪夢だ～～～っ

透明「あれっそういえば・・・。」

私は、急いで出かける準備をし、外に飛び出す

透明「永津くん・・・つかぬ事をお伺いしますが」

永津「はい何でしょう」

透明「君、何で私の家知ってるの」

永津「はいこの前舎弟に兄貴をつけさせて

　　　今日、お迎えにいけるように調べさせ

　　　ました」

透明「・・・・・・」

お前は大がかりなストーカーか

気の利くところを見せたいのだろうけど・・・。

はぁ～・・・引っ越ししようかな・・・

朝から調子の狂った状態で、爆音激しい

バイクに乗せられ私達は一路そのダムへ

東京から約２時間現場に到着

透明「いたたたたたっこ、腰が・・・。」

永津「すいやせん大丈夫ですか」

透明「う、うん」

？？「おい俊樹おせ～ぞ」

透明「」

どこからともなく、またもや大音量の声

永津「すいやせん社長」

透明「社長」

ダムの脇に小さいプレハブが建っている

声の主はそのプレハブの中にいるようだ

私は、永津くんに連れられそのプレハブの

中へ入る・・・。

そこにはデカイ椅子にふんぞり返って

座っているこれまためんどくさそうな

大きな男性がいた・・・。

永津「社長こちらが俺の兄貴
　
　　　透明さんです」

その紹介やめてくれ～～～っ

透明「初めまして透明です」

桜田「おうあんたが俊樹の言ってた

　　　拝み屋さんか

　　　まあ、俺にはよくわかんね～けど

　　　ひとつたのんま～」

桜田　智実(さくらだ　ともみ)

名前だけ聞くと可愛い女子的なイメージだが

その真逆

一見してみると、どうみても親分さん

まあ、こういう商売だから貫禄があった方が

いいんだろうけど・・・。

プレハブの中にいる作業員さん達も、大体の

人が昔ヤンチャだったことはうかがえる・・・。

さてさて、これからどうなるのか

　　　　　　　　続く・・・。

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