百忌怪談・12
「代わって~~~~っ代わって~~~~っ
代わって代わって代わって代わって」
足にしがみつき、もの凄い力で私の足を引っ張る
女性を見下ろし、私は・・・。
透明「・・・・これっ」
「ポカッ」
霊「あうっ」
頭にチョップをする透明先生・・・。
透明「いつまでも、足にしがみつくな~
ちょっと帰る準備で結界を外したからって
油断も隙もない
話があるなら、ちゃんと髪をかき上げて
目をみて話す」
霊「ううっ・・・。」
正直、貞子バリに顔の見えない状態はいただけない
私はその場に座り込んで、相手のかき上げた髪の先に
ある目をしっかりと見つめて話しはじめた
透明「な~んだ綺麗な顔じゃない
もっと自信をもって顔をだしなよ」
彼女の顔は焼けただれ、右耳から頬にかけて
皮膚がとけている状態だった
霊「ううううっ・・・・。」
透明「それで何か話したいことがあったんでしょ
話してみてごらん」
霊「ひさ・・だ・・・とも・・・こ・・・。」
透明「久田 友子さんていうんだ
よろしくね」
友子「・・・くるしい・・・の・・・。」
透明「そっかその姿じゃ、苦しいままだよね
それじゃ~今から言うことをやってごらん
先ずは、生きていたときみたいに、深呼吸
吸って~~~ 吐く~~~
呼吸はできなくても、するつもりでね
次に、自分が一番綺麗だったときの姿を
想像してごらん」
友子「・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・。」
彼女の姿が徐々に変わってゆく
私も、少しお手伝いをする・・・。
透明「(オン・ギニ・ヤタ・・・・・・・。)」
友子「・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・あ、あれっ・・
・・・くるしくない」
わ、若いな~
姿を取り戻した彼女の姿は、見た目的にも
10代の少女だった
透明「もう大丈夫だね
改めまして私は透明といいます」
名前を告げる危険性はあるが、彼女の場合
もう大丈夫だろう
友子「あ、あの・・・ごめんなさい・・・」
透明「大丈夫だよさっきまでは、何かに
とらわれていたようだったから、
逆に一番苦しいときの姿のままに
なっていたんだと想うよ」
友子「・・・・・・・・。」
透明「友子さん君は、さっきまで強い恨みに
とらわれていたように思えたのだけど
・・・話してくれないかな」
友子「・・・わたし・・・ころされたんです」
透明「えっ」
衝撃の告白
次回、全容が明らかに
続く・・・。
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コメント
透明先生、残暑お見舞い申し上げます。
霊にチョップをかます先生素敵過ぎます💕
でも友子さん、そんなに若かったのに…(涙)
続きが待ち遠しいです。
友子さんの登場の仕方にも
びっくりΣ(゜ω゜||)
でしたが・・
それ以上に衝撃的・・・
なんとも続きが気になります。
初めまして。高次元存在のメッセンジャーやらせていただいております。
すみません!私むしろ透明さんの冷静沈着な様子の方がびっくりしました!
幸いに私は不可視存在は気配しか感知出来ないんですが、もし見えていたら迷わず絶叫するような状況なのに、その冷静沈着っぷり凄すぎます!
おかげで凄い学びになりました!
わーい♪ありがとうございます♪
朝夕涼しくなってきて
心地よく眠れるようになってきましたね(o^^o)
一気に食欲がヒートアップして
秋到来のかぼすです(笑)
先生もスイーツ食べ過ぎにご注意を♪
久田さん、かつては生きてた人、先生は、この方のキャラを読めたから、遠慮なく愛のチョップを…?!
某国で100万匹逃げたゴキブリより、人間の霊なら、話せば解るかもしれないし、まだ怖くない気がしてきました(^_^;)
…比較感覚がおかしいかもしれませんが(苦笑)
季節の変わり目ですね、先生、皆様、体調管理、気をつけてくださいませm(__)m
はじめまして!
先生のブログ素晴らしいです、私のブログにのせさせていただきます!
http://s.ameblo.jp/aoiselect/
素敵なブログありがとうございます♪
あ、このコメントは先生への私信ですので、掲載しないでください(>_<)わがまま言ってすみません。 これからも楽しみにしています!今は公表なさっていないようですが、 いつか鑑定で出会えますように♪