とあるゴールデンウィークの話

とあるゴールデンウィークの話

あんぎゃ~~~っ・13

あんぎゃ~~~っ・13 息を大きく吸い込む 透明「よしおじさんと一緒に旅をしよう」 ひな「えっ」 透明「おじさん、これから新潟まで旅をして、    その後、東京に戻るのだけど、一緒においで」 ひな「えっで、でも・・・。」 ...
とあるゴールデンウィークの話

あんぎゃ~~~っ・12

あんぎゃ~~~っ・12 ひな「ひっくひっく・・・。」 透明「少し、落ち着いたかな」 ひな「・・・はい・・・ごめんなさい・・・」 自分から命を絶とうとする子は、決まって いい子が多い・・・人の気持ちがわかりすぎる子、 自分を...
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あんぎゃ~~~っ・11

あんぎゃ~~~っ・11 透明「くっし、仕方がない    揚羽私の靴を片方ずつ脱がしてくれ」 揚羽「えっで、でも」 透明「大丈夫だから早く」 揚羽「は、はい」 私が一緒に落ちないように、ゆっくりと靴を脱がして行く 透明...
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あんぎゃ~~~っ・10

あんぎゃ~~~っ・10 透明「(くっ間に合うか)」 手すりの上の人物は、両手を広げ、 今にも空へ飛び立とうとしている こんな時の為に鍛えた身体だろう もっと、早くもっともっと 凄まじい勢いで、駆け寄る私をよそ目に、 そ...
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あんぎゃ~~~っ・9

あんぎゃ~~~っ・9 透明「ふぁ~~~~~っ寝不足・・・」 昨夜のことが嘘のように晴れわたる空を見上げ ながら、ペットボトルの水をがぶ飲みし、 目を覚まさせる 揚羽「おはようございます」 六羽「ご主人たま~おはよう~」 ...
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あんぎゃ~~~っ・8

あんぎゃ~~~っ・8 巨大な化け狸が足を止める 透明「う~ん・・・低級霊かなそれとも妖精」 揚羽「多分、妖精の方かと・・・。」 化狸「・・・・。」 透明「どうしたの早く姿を見せなよ」 化狸「ど、どうして、怖がらない」 ...
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あんぎゃ~~~っ・7

あんぎゃ~~~っ・7 六羽「なにか、くるみたい・・・」 透明「」 揚羽「ご主人大変です    楽しんでいる姿が    子犬みたいです」 透明「・・・はぁ何いってんだ」 揚羽「い、いえ、ただ感想を・・・。」 透明「今、そう...
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あんぎゃ~~~っ・6

あんぎゃ~~~っ・6 行脚2日目 透明「お世話になりました~」 カプセルホテルを出て、いざ北へ 老人「よう兄さん    また、合ったな~」 透明「お、おはようございます    (げっ)」 老人「どうだい今から、朝飯...
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あんぎゃ~~~っ・5

あんぎゃ~~~っ・5 喜び勇んでサウナの扉を開ける 中は、ムンムンした空気が流れていた・・・。 透明「」 眼の前の光景にハッとする透明先生 透明「(こ、ここは、ムンムンどころか、    モンモン(倶利伽羅紋々)    ...
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あんぎゃ~~~っ・4

あんぎゃ~~~っ・4 透明「や、安いしかも、サービス満点    ここにしよう」 ネオン煌めく雑踏の中、魅力的な文字が並ぶ 看板に見せられ、ホテルのフロントへ・・・。 店員「いらっしゃいませ    おひとりさまで宜しいです...
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