鑑定９０(トラブルメーカー)

月夜の晩に・・・。・１８ 透明「・・・・・・」 珈琲を飲み干し、我に返る 目の前には、何か言いたそうな 女子大生集団が・・・ わ、忘れてた そう言えば、顧問の話がまだ 恵那「先生」 透明「は、はひっ」 千香「・...

月夜の晩に・・・。・１７ 井土さんは、今まで溜まっていた心のモヤを はらすように涙を流している・・・ 何故か、私の後ろで号泣している 女子大生がいるのだが周りの目を気にすると 何となく私が意地悪しているように見える のではな...

月夜の晩に・・・。・１６ 井土「・・・確かに、僕はリストラされた 　　　理由を考えるのを、やめていました 　　　もちろん、発作が出てしまうかもしれないと 　　　怖い気持ちもありましたが、見えない答えを 　　　考えても、答えなん...

月夜の晩に・・・。・１５ 私は言葉を紡いで行く・・・。 透明「それでは、次に、もう少し見方を 　　　変えてお話しますね 　　　パニック障害になる理由は、先ほど言ったように、 　　　自分自身の弱い部分に強い衝撃を受けた 　　...

月夜の晩に・・・。・１４ 少し空気が重くなってしまったが 少しずつ、井土さんを気遣いながら進めて 行かなければ 透明「井土さん先ずは、１つ１つ 　　　行きましょうね」 井土「は、はい」 透明「井土さんにとって、今回のリ...

月夜の晩に・・・。・１３ 透明「井土さんひとつ伺っていいですか」 井土「」 透明「リストラされたのは、何人ですか」 井土「」 井土さんの顔が曇る・・・。 井土「・・・結局・・・私一人でした・・・」 千香「」 泉美「...

月夜の晩に・・・。・１２ 男性は、話し続ける・・・。 男性「リストラにあってからは、毎日が地獄で・・・ 　　　他の就職先を探そうと、一生懸命毎日色々な 　　　会社を訪ねました・・・でも、リストラにあったことで 　　　何か問...

月夜の晩に・・・。・１１ 私は、意識の戻った男性に優しく声をかける・・・ 透明「痺れたりしているところはない」 男性「は、はい・・・すみません・・・」 透明「多分、パニック障害だと思うけど、 　　　私は医者じゃないから、一応...

月夜の晩に・・・。・１０ 千香「私、こだわりハンバーグセット」 泉美「私は、ビーフシチューのセットで」 真奈「このデミグラスソースのオムライスって、 　　　セットにできるんですか」 店員「はい大丈夫です」 真奈「それじゃ～そ...

月夜の晩に・・・。・９ ふと外をみると、結構暗くなってきてる・・・ そろそろ、お開きにしないとな 透明「さてと、それじゃ～そろそろ 　　　ちゃんと答えないとね 　　　私としては」 千香「先生」 透明「ビクッ」 泉美...