占い師の日記

一枚の手紙・１０ 主格「わかったであろう・・・・はよう居ね 　　　おんしらとは、関わりのないことだ・・・。」 透明「そうでもないようです・・・」 主格「」 透明「この社を配置したのは、どうにも、 　　　我らの身内の者のようで...

一枚の手紙・９ 目の前には、体長２メートル程の大きな 影のような存在・・・ 霊でも無く、精霊や妖精でもない この出立ち、気質を視ればその存在が 神の主命をもって行動している主格であることは 容易に理解できた・・・。 しかし...

一枚の手紙・８ 私たちは、車を降り、公園の中に入って行く 透明「暑っ」 　円「本当にここなの 　　　日焼けしちゃうじゃない」 月華「こちらです」 公園の中をひたすら歩く・・・。 透明「月華本当にこっちなのか」 月華...

一枚の手紙・７ 車中にて 六羽「ブンブンブンブンブンブン」 揚羽「六羽先輩上手です」 月華「はうっ萌え萌えです～っ 　　　たまりません～～～～っ」 透明「・・・・・・。」 　円「・・・・・・。」 全員、人型モード・...

一枚の手紙・６ 私は、手紙から聞こえてくる微かな声を たどってみる 透明「・・・・・む、難しい・・・でも・・・」 　 より強く、感覚を研ぎ澄まして行く・・・。 透明「・・・・水の香り・・・小さいなぁ・・・・ 　　　...

一枚の手紙・５ 透明「う～～～ん・・・」 　円「う～～～ん・・・」 透明「何かわかったか」 　円「全然この手紙、呪を練り込んだ後も、 　　　出した人の気質すら感じない・・・。」 透明「やっぱりそうか 　　　これじゃぁ、探...

一枚の手紙・４ 円「しかし、困ったわねぇ～ 　　 　　　まさか、普通の術式じゃないとは・・・。」 透明「どういうことだよ～」 　円「う～ん・・・これ、下手に外そうとすると 　　　呪いが強力に発動するタイプみたい 　　　だから、...

一枚の手紙・３ 透明「お嬢様って・・・ 　　　でも、月華(げっか)久しぶりだね～」 揚羽「出た」 月華「お久しぶりです透明様」 　円「あんたの行動は、この子に見張らせていたから、 　　　あんたが今日、暇になることは筒抜けな...

一枚の手紙・２ 透明「・・・あの～今日は営業終了 　　　ですが・・・。」 「はぁ～」 六羽「むむむ・・・六羽達、こらから 　　　ブンブンに乗るの」 「えっあんた、まさか六羽なの」 六羽「そうらよ～」 「可愛い～～～～っ...

一枚の手紙・１ みなさ～んおはようございま～す 今日は、珍しく午後からフリーなので、 ちょっと、買い物でも行ってこようと 思っていたのですが・・・ 透明「は～～～～ぁ～～～っ 　　　終わった～ 　　　さてと急に時間が空...