占い師の日記

温泉におんねん・１２ 私は、部屋に戻って念のために持ってきた 祈祷用の粗塩や香の用意をする・・・。 透明「う～んと、これとこれを使えば良いか 　　　しかし、いつも何かに巻き込まれているせいで、 　　　こういうモノを常備してい...

温泉におんねん・１１ 宿の中に戻った私に、女将さんが 駆け寄ってくる・・・ 女将「せ、先生どうでしたか」 透明「・・・・えっと・・・」 私は、迷っていた 正直に話してしまえば、女将さんの怨念に対する 考え方は、変えるこ...

温泉におんねん・１０ 透明「では、一体・・・」 大母「ふむっ透明よお前は何か勘違いを 　　　しておらぬか」 透明「えっ」 大母「お前の頭の中を覗かせてもらったが、 　　　お前は、お前の見立てでモノを考えればよい 　　　今ま...

温泉におんねん・９ 私は、恐る恐る言葉を選びながら 鬼子母神様にうかがう・・・ 透明「あの～大母様」 大母「んっなんじゃ」 透明「つかぬ事をお伺いしますが 　　　この宿に対して、あるいは、この宿の 　　　主人に対して、何...

温泉におんねん・８ 女将さんは、急いで旅館の中へ・・・ 中庭は広く、見晴らしの良い状態になっているが、 私の目には、まったく違った世界が広がっていた 透明「な、何でここに・・・しかも、 　　　で、でかい・・・」 私は、気...

温泉におんねん・７ 透明「女将さん今まで来た霊能者の方が、 　　　視てきた場所を覚えていますか」 女将「は、はい全てではないですが・・・」 透明「そこに、案内してもらえますか」 女将「・・・わかりました」 霊能者の人達が、...

温泉におんねん・６ 透明「わかりました 　　　それでは、今のところ問題は見当たらない 　　　ということで良いですか」 女将「い、いえ・・・その・・・」 透明「」 女将「実は・・・・思い当たることが・・・」 透明「何か、ある...

温泉におんねん・５ 透明「ある方の怨念・・・。」 女将「はい・・・」 透明「それは、誰から聞かされたものなんですか」 女将「それが・・・。」 女将の話は、少し複雑だったので、皆さんには、 私から噛み砕いて説明すると・・・。 ...

温泉におんねん・４ 食休みを終え、再度温泉へ・・・ 「カポ～ン」 透明「はぁ～・・・・・・。 　　　(しかし、女将さんのあの顔は、 　　　　かなり切羽詰まっていたように 　　　　見えたけど・・・う～ん・・・・。 　　　...

温泉におんねん・３ しばらくして・・・温泉を楽しんだ私は、 夕涼みに温泉街をぶらついていた 透明「はぁ～しっかし、こんなにのんびりするのも、 　　　何年ぶりかなぁ～ 　　　昴には、感謝しないとな 　　　そういえば、お土産で...