妖精王・11
私は、目的地もわからず昴について行く
昴「・・・・・。」
透明「(こんなに必死な昴も珍しいな~)」
山駆けを始めて10分
昴は少しひらけた場所で足を止める・・・
透明「ここは」
昴「ここには、この山に古くからいる
妖精が住んでいるんだ
透明俺の手を握っておけ」
透明「な、なんで」
昴「いいから早く・・・オンじぃ」
透明「うわっデカイ声」
じぃ「・・・・おお~っこれはこれは
どうなさいました」
透明「」
よ、妖精がしゃべった
い、いや昴の手を握っているから聞こえるのか
目の前に現れた妖精は、消しゴムくらいのお爺さん
木の根っこに腰掛け、小枝の杖をかかげて
昴に挨拶している
透明「(な、何だか・・・可愛い・・・。)」
じぃ「こりゃ可愛いとはなんじゃ」
透明「えっ心が読めるの」
じぃ「当然じゃボウズは何者じゃ」
昴「オンじぃ今はそれどころじゃない」
じぃ「おほっ」
昴「結界が壊されたここの結界は大丈夫か」
じぃ「大丈夫ですじゃここにはオンじぃが
居りますゆえ
しかし、王よ庵の結界が壊されるとは、
奴らですかな」
透明「(お、王・・・)」
昴「う~ん、奴らには結界を壊す力はないと
思うのだけど・・・。」
じぃ「もしヤツらなら、西の野が心配ですじゃ」
昴「確かにあそこは、この時期は結界が
弱いからな 今から様子を見てくる
とにかく、ここも何かあればすぐに連絡して
くるんだぞ」
じぃ「おほっわかりましたのじゃ」
昴は、足早にその場を立ち去る・・・
透明「あ、あの~」
じぃ「コルルルボココ」
透明「あっ昴がいないと話せないんだった」
私は、オンじぃと呼ばれる妖精に会釈して
すぐに昴を追う・・・
透明「(・・・王って王様のことだよな~
・・・それに、奴らって何なんだ)」
自分のフィールドでは無い知識の中で
翻弄されっぱなしの透明先生
謎は深まるばかりだ・・・
続く・・・。
おすすめのお店で~す 是非役立ててくださいね
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コメント
昴さん!?王様だったんですか!衝撃的です(@_@)
なんと!
昴さんは人間に生まれながら妖精の王様なんですか!
すごい使命ですね(>_<) 架け橋や生命線になって下さる方なのかな(*^^*) 続きが楽しみです!
透明先生おはようございます{笑}
小さい頃に{テレビ}で観ていた妖精たちのお話に出てくる
お爺さんを想像してしまいました{わお}
妖精たちが無事でありますように・・・{キラブルー}
透明先生{ハート}おはよぅございます
妖精王{キラリ}最後にボスキャラみたいなのが出てくるのかと
思ってましたが、まさか昴さんが王{キラリ}だったとは・・・・・
いつもながら、緊迫した展開になってきましたね{げっ}{汗}
13日、魔導の日と共にドキドキ{ドキドキ}ワクワク{アップ}
待ち遠しいです{YES}
でも、いくら妖精の言葉を聞く為とは言え
大の大人の男の人二人が手を繋ぐ姿って
フフフっ{ラブ}{ラブラブ}{ラブラブ}
おはようございます{晴}
透明先生が「ボウズ」って(爆){笑}
どれだけ長生きしてるんだろう?
このブログに出てくる色々なキャラ、面白すぎです。
揚羽さんは時々英語だし、じぃは「ですじゃ」。
王様だから敬語だけど、その後に高齢者のよく使う「じゃ」。
やっぱり可愛いですよね?
昴さん、王様でしたか。
格好良いですぅ。
次回もワクワクです。
透明先生、こんにちわ。
妖精王、昴さんのことでしたか・・
かっちょええ・・・ウットリ♪・:*:・ ( ̄* )
でも、いなくなってしまった妖精の無事が
気になります。…o(;-_-;)oドキドキ♪
どうなるんですか~★
ドキドキしますー!
でもって魔導の日が迫ってきましたね★★あー楽しみです!!!
願いをまとめてイメージする練習しないと…★
私も皆さんと同じく、昴さん=妖精王にびっくりです。
昴さんも心が読めるのかなぁ。
更新が待ち遠しいです。
今晩は~
まだまだ暑い日が続いてますが、先生、体調はその後いかがですか?ご自愛下さいね。
しかし、透明先生は勿論、先生の周りの方も凄い方ばかりですね!いつもビックリです。昴さんが妖精の王様‥。妖精も見えない私には想像もつかないです。
次のお話も楽しみにしてます~。
結界って、すごい力なんですね。
誰が張ったのお。気になる。
お爺さん誰??
早く読みたーい。
いつも楽しみなブログありがとうございます。ドキドキワクワクしますね。
透明先生、私に、おじいさん、妖精の自画像見せてください。
お願いします。