忘れ物は、何ですか・5
「いや~凄い凄い」
私達は、拍手の方へ目を向ける
そこには、20代中半くらいだろうか
スラッとした端正な顔立ちの男性が
こちらを見て笑っていた・・・。
透明「(気をつけろ円こいつただ者じゃない)」
円「(分かってるわよこいつ私達に気配を
さとらせることすらしなかった・・・。)」
透明「(お前、あいつと知り合いか)」
円「あんた、誰」
相変わらずのストレート
「自己紹介ですかそうですね~
そちらの方は、私のことはご存じかと」
円「はぁ」
透明「・・・・・・・・・・・・ま、まさか伊能」
伊能「ご名答~と言った方が良いかな~
本名じゃ無いけどね」
円「あんたが、私の使い魔を盗んだ犯人」
伊能「あ~っあのウブって子
そうですよ」
円「どうやって」
伊能「だって、貴方、あの子を呼び出す時に
ウブって名前言ってたじゃないですか
名前さえ分かれば、乗っ取るのも簡単でしょ」
円「あっ」
透明「・・・初歩的ミス・・・」
円「だ、だって、仕方ないじゃん
まさか、ウブを制御できるヤツがいるとは
思わなかったんだもん」
透明「はぁ~っ・・・ところで、伊能さん
あなたは、コイツを使って私を狙って
いたみたいだけど」
伊能「あ~っそうなりますね~
僕は、貴方に興味があるんですよ」
透明「興味」
伊能「そうそうさっきみたいに、自分を犠牲にして
問題を解決しようとしていた貴方にね」
透明「・・・・・・。」
コイツ、何だかおかしいぞ
目の奥の光がみえてこない
それどころか、実際にここにいる気がしない
透明「・・・・・薄路(うすろ)を開いてる・・・。」
円「えっ」
薄路とは、自分と相手との距離に距離感の掴めない
薄い膜結界を張ること言います
伊能「・・・これは驚いた
こんな状況でも、冷静ですね
もちろん、僕もバカじゃない
ここには、異能者が二人もいますし、
日本屈指の魔女が相手となると、僕も本気で
相手をしなくちゃならなくなりますからね」
円「なにそれ~あんたが本気なら、私に勝てるとでも」
伊能「それは、ご想像にお任せします
すくなくとも、そこにいる占い師さんには
簡単に勝てますけどね」
透明「・・・・・・・まあ、安い挑発はいいよ
とにかく、君は何をしたいの」
伊能「はははっのってきませんか
そうですね~何がしたいのかな~」
円「きぃ~っあいつ、ムカツク」
お前が挑発にのってどうすんだ
果たして、伊能の目的とは
続く・・・。
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コメント
伊能…(怒)(怒)(怒)
私も挑発にのってしまいました。
先生、円さん、応援しています。
やはりそうでしたか・・・
でも、ブログが更新されている、と言う事は透明先生や円さんが無事なんですよね⁈
今後の展開が気になり過ぎです。
伊能め!!!
もぉ!!
先生、円さん、やっちゃって下さいヨ(°o°C=(_ _;(笑)
続きが気になりますー((o(^∇^)o))
やっと出てきましたね。今の段階じゃ、伊能氏が改心するようには思えませんね。透明先生、円さん、どうする?
こんにちは、過去記事全部読んでようやく最新のものを読ませて頂きました(*^^*)
伊能さんって…本当に漫画か何かに出てくる悪役みたいな台詞(^-^;
続きが気になってしまうけど、対応される先生方は大変ですよね。。頑張ってっていうのもおかしいかもだけど負けずに頑張って下さい!
おはようございます{晴}
{ショック} これって実話なんですよね・・・・
ドラマに出てくるイカれた悪役の様な
台詞を吐く伊能氏と、場の緊張感が何だか恐いです{汗}
この名前やっと 出てきましたね! 異端な力を持ってる人でも全てが透明先生みたいな方じゃないから こういった人もいるんでしょうけど…
手強そうですね…
簡単に顔や名前を明かしてはいけないってこういうところにあるんですね
透明先生こんにちは~{ハッピー}
むむぅ{プンスカ}若さゆえの挑発でしょうか{はてな}
透明先生、円さん{止まるひよこ}
このお方の根性を叩き直してあげてください{ガッテン}{火}
私も思いました!
まるでドラマだ!って!
この世の方ではないってことなんですか??
続きが気になります!
わー ついに出たー!{げっ}
意外と若いんですねー!!
どんな展開になるのかドキドキワクワクです←こら!不謹慎な{どくろ}
伊能というと、伊能忠敬をいつも想像してしまう私…{爆弾}
しかし、キョウダイの方々以外にも こういう能力を持った方々っているんですね…世の中色々です…
すごいお話ですね{びっくり}
本体じゃなくて実体をコピーして
自由に動かしてるとか想像してドキドキです{走るひよこ}
えーとネット用語でいう、厨二病?みたいな…
昨年の記事の時点で、この人と対峙する予感、もしくはすでに片鱗な出来事はあったんでしょうね
そんな厄介さんがいる緊張感や危険にありながら、先生や円さんの朗らかな会話をずっと楽しんだり、アクセス発足で、悩める読者に気を配られて…
改めて、先生たちのご配慮やお気持ちに、寄り添っていきたいと思いますm(__)m
伊能氏、ずっと前から先生を見てたとしたら、このブログも知ってたでしょうし、コメントも見られてたのかな
うっかりしたこと書けないですね(^_^;)