忘れ物は、何ですか・10
円「アイツの忘れ物」
透明「そう忘れ物」
私は、そう言うと50メートル先まで進み
大きく息を吸い込む
透明「お~~~~い伊能
見てるんだろう
隠れてないで、出てこいよ~~~」
大きな声がこだまする
円「見てた」
透明「当然でしょここまで大がかりな罠
仕掛けてんのに、最後まで確認しない
ヤツなんていないよ」
円「た、確かに」
「パチパチパチパチ」
円「でたっ」
伊能「まったく何故こうも、予想に反する
動きをするんでしょうねぇ貴方は」
透明「私達が、逃げるとでも想った」
伊能「そうですね普通は、自分から呪詛を
被りには行きませんよ
その性質や特性を知っていたなら尚更ね」
円「あんた、透明を見くびりすぎよ
コイツは、正真正銘のバカなんだから~」
あ、あの~それって、褒めてるの貶しているの
どっちだ~~~~っ
透明「あっそうそう、伊能さんの忘れ物を
返さないと」
伊能「忘れ物」
透明「ほいっ」
小さな小石を、伊能に放り投げる・・・。
伊能「」
伊能は、その小石を受け取らない
当然、その小石は地面に落ちるわけだが・・・
伊能「なっなにっ」
突然、伊能の回りに四元素の呪詛溜まりが現れる
透明「伊能さんが、せっかく苦労して配した
呪詛溜まりだから、お返ししておくね
やっぱり、借りたモノは返さないと
薄路を張っていても、誤差は2メートル程度
だろうから、中央からその範囲であれば
呪詛溜まりには、直接入ってないでしょ」
伊能「くっ」
円「あはははははっそれだけデカイと、
助走つけても、飛び越せないね
さて、どうするのかな」
伊能「くくくくくっ・・・やられましたねぇ~
まさか、僕の呪詛を盗む為に、ワザと
呪詛を被っていたとは・・・。」
円「さ~て、透明コイツどうしてくれる
いっそのことガッツリお仕置きして
おいた方が良いんじゃない」
何だか、異常に嬉しそうですけど・・・
透明「パスヤルなら、円がやって」
伊能「」
円「な、なんでよ~あんた、わかってんの
命まで狙われたんだよ命まで~っ」
透明「わかってるよでも、私は女の子を
いたぶる趣味は無いから」
円「へっ」
伊能「」
衝撃の事実 伊能が女の子
続く・・・。
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コメント
女の子なんですか?!びっくり!(◎_◎;)
先生は、何でもお見通しなんですね。
伊能の焦る顔がイメージ出来て、スッキリしました(笑)
…しかし、まさか…女の子とは驚きです。
続き、ますます楽しみです。
伊能さんが女の子!!また予想をひっくり返されてしまいました(^-^;
そして、透明先生もただでやられた訳ではなかったんですね。
伊能さんはこれからどうなっていくのか、気になります。
思いもよらない展開です。
伊能さんが一人抱えていた闇をぬけて、その力を今までとは違う方向に使えるようになるといいな。
はぁ?女の子?どうなる?
先生さすがーo(^o^)o
呪詛返すなんてカッコいいです♪
しかし、伊能が女子だったなんて…
またまた続きが気になりますー(*^^*)
透明先生おはようございます{スマイル}
伊能が女子だったのですね{げっ}
でもさすが先生{パチパチ}
借りたものをきちんと返すとは{グッド}
次回は円さんの出番でしょうか{わお}{はてな}
すっごく楽しみです{アップ}
まさかの展開{超びっくり}
忘れ物、てっきり前回のお守りかと思いました。
次回が待ちきれません・・・
せんせぇ~、カッコ良過ぎです~!(≧∇≦)
伊能がまさかの女性とは…ビックリ!Σ( ̄。 ̄ノ)ノ
え!
えぇぇっ (;゚Д゚) 女の子!?
全く予想してなかったのでビックリです。
ぶっ{りんごちゃんNG}{ショック}{げっ}{NO}
ま…まさかの女子だったんですか…
円さんが、彼女をこらしめて改心してくれるといいなぁ。
女の子だったんですか!
…男だったら思いっきり円さんやっちゃって~!!って思うけど…笑
にしても。
気になります、続き(^人^)
彼女、意図的に悪のほうへ人を陥れたりしてきたっぽいけど、それってものすごく業深いんじゃ…とわからないなりに心配です(^◇^;)
えーーー!
シリーズ完、を読んで、遡り…
むしろ女性ゆえに、円さんや透明先生が仲良く、信頼しあって、楽しそうで…単純に嫉妬から始まった執着だとしたら、案外…その、がんじがらめの気持ちほぐしてあげれば、方向変えてくれそうですが…