道と判断・15
透明「先ずは、さっきも言ったように
証拠集め
通帳のコピーから、振り込みの明細や
その他、考えうる物を全て用意しておいてね」
横野「はい」
透明「次に、その証拠を持って、平井さんに
相談するのは、今年の11月に入ってからが
好ましい
時期的にも、平井さんの異動などがある時期
だから、結果的に、このことが平井さんにとって
会社での立場を良くすることにつながらなければ
彼も動かないからね」
横野「・・・どういう事ですか
普通、私達に協力すれば、平井さんにとっては
デメリットになるんじゃ・・・」
透明「そうでもないんだよ
まあ、お父さんはそんなことはしないかもしれないけど
今回のことが公になれば、会社にとっては大きな
損失が生まれるような話に持ってゆければいい
そのことで、それを平井さんが未然に防ぎ、
結果的に丸く収まれば、平井さんにとっては
メリットの方が大きくなるんじゃないのかな」
横野「なるほど」
透明「もちろん、その為には横野さんが先陣を切って
行動する必要があるから、大変にはなるけどね」
横野「」
透明「多分、お父さんを焚きつけても、行動には
うつすことはない
お父さんを先頭に出せば、会社も念書がある分
強気に構えることになる
その点、不当と感じた家族が行動すれば、
止めることはできないから、行動を起こすのは
横野さんを含めた家族の皆さんが行なわなければ
ならないんだ」
横野「わ、わかりました」
透明「次に、平井さんに次の行動を行なって欲しいと
頼んでみてくれるかな」
横野「」
透明「会社の人間で、お父さん以外でその鍵をあけられる
人が会社の運転の為にお金を使った形跡を調べて
欲しいと
幸い、平井さんはそう言った部署にも顔が利くしね」
横野「わかりました」
透明「後は、会社にある程度の見込みをつけて
直談判する必要がある
最終的には大事にならないように、平井さんを
通して和解する形をとるのがベストだから、
絶対に、それ以上を求めないようにしてね」
横野「私に、できるでしょうか
何だか、不安になってきました・・・」
透明「大丈夫もちろん、私もその時々で相談に乗るし、
色々とお手伝いはするから、しっかりと道筋を
追って、間違えないようにしてゆこうね」
横野「はいよろしくお願いします」
さて、これはこれで、何とか形にはなると思うのだが
現実はお父様が仕事を無くされたことには変わりはない
その点では、しこりが残ってしまうが、このことが
片づかないかぎり、お父様も前には進めないだろうから、
順番に行くしかないな・・・
私の判断でも、ここまでが限界・・・正直情け無い
今後、このことは横野さんと二人三脚で解決してゆくのだが、
この話の続きは、またの機会にしますね・・・。
透明「さてと、お父さんのことは、これから協力して
頑張らないといけないけど、先ずは横野さん
自身がしっかりと前に進まないといけないから、
次の話にうつらせてもらうけど、いいかな」
横野「はい宜しくお願いします」
次は、仕事についてか・・・。
続く・・・。
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コメント
お父さんも大変だけど、横野さん本人も大変な時ですが経験値UPの為頑張って欲しいです(๑>∪<๑) ふぁいとぉー!!┗(  ̄◇ ̄)乂( ̄皿 ̄ )bいっぷぁーつ!!
ちょっとご無沙汰してますた…m(__)m(^_^;)
今回の横野さんの置かれた状況の重さに、なんか最近、私、どう言葉を、コメントが湧かなくなって(スランプ?)
ただただ、改めて人様の人生を読ませていただき、自分の在り方と照らし合わせることができる、このブログの尊さに…感じ入ってます
証拠あつめ、なんて大変だけど、横野さんなら出来る気がするし、案外、引き寄せることが出来そう!
人間、信じ願うことは引き寄せる力ありますよね
私も早くスランプから脱しフザケモード戻して、先生に負けないダジャレ生み出したい…
↑そんなことに生命力使うな(苦笑)
こうなったのは、何かのせい!と今回なら会社のせい、人のせいにして、いくらでも自暴自棄になれる状況だと思いますが、何かしら救われる道はあるんだなと改めて思いました。
だけど、それも丸投げにするんじゃなくてしっかりと自分で出来ることを考えてじゃないと意味がないというか…
まだ幸いにも自暴自棄になるような状況に置かれたことはないけど、しっかりインプットしたいです(*^^*)