月夜の晩に・・・。・11
私は、意識の戻った男性に優しく声をかける・・・
透明「痺れたりしているところはない」
男性「は、はい・・・すみません・・・」
透明「多分、パニック障害だと思うけど、
私は医者じゃないから、一応救急車に
乗って看てもらった方が良いかもしれませんね」
男性「・・・い、いいえ・・・大丈夫です
・・・すみません・・・前にも同じような
ことがあったので・・・その時医者に、
パニック障害と診断されていて・・・」
透明「そうですか一人で立てますか」
男性「は、はい・・・。」
透明「救急車には、帰ってもらって大丈夫
ですか」
男性「は、はいもう大丈夫です
ありがとうございました」
透明「気をつけて帰ってね」
男性「はい」
かなりヨタヨタしている・・・思った以上に重傷だな~
心配だけど、医師の診断を受けているなら、自分の状況も
分かっていると思うし・・・。
恵那「先生」
おいおい嫌な予感しかしないぞ
透明「恵那」
私は、恵那の目を見て首を振る・・・。
さすがに、パニック障害となると根本的な心の病以外にも
専門的な処置が必要になる・・・。
逆に、関わることで病状を悪化させてしまっては
本末転倒だ
恵那「・・・・・」
分かってくれてよかった
千香「あ、あの~」
泉美「もし良ければ、私達でお手伝いできること
ありませんか」
あっま、まずい
真奈「お話を聞くくらいなら聞けます
もし、悩みとか」
男性「あ、あんたらに、何が分かるんだ」
泉美「きゃっ」
男性「あ、あんた達みたいに、親のすねをかじっている
ような子供に話して、何の解決になるって
いうんだよ」
千香「そ、そんなわ、私達は」
男性「それじゃ~、あんたに話したら現状が良くなるのか
この病気が良くなるのか
分かったような口をきかないでくれ」
真奈「ご、ごめんなさい・・・」
マズイな呼吸が乱れてきてる
透明「すみません何にも知らないのに
口を出したりして
せっかく、呼吸が落ち着いたのに、呼吸が乱れて
しまうといけませんから」
男性「・・・・はぁ~すみません・・・大人げなかったです」
透明「いいえ不躾なことしたことは、こちらが悪いですから
気になさらないでください」
男性「私は・・・先月、リストラにあったんです・・・」
ぬおぉぉぉぉっ
話し始めてしまった~
恵那「くすくす先生
関わっちゃったね」
オ~~~~~ウノ~~~オ~~~
続く・・・。
昴と透明先生のお店
Guardian Jewelry Access
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コメント
おはようございます(^-^)/
透明先生、皆様。
最後のところで
思わず笑ってしまいました(笑)
恵那ちゃんの
悩める子羊検知レーダー
凄い精度と捕獲能力(笑)
全然関係無いですが
恵那ちゃん、もしかしたら
看護師とか医師が天職かも
しれないな~なんて思いました
結局そういう場面に出会うということは周りの人間がどう対応するか試されているんでしょうね。勿論心理や精神医学に通じていない素人が余計なお世話で状況を悪化させることはあるでしょう。でもあまりにも自己安全だけを考えて見て見ぬふりするのは人間として終わっている気もします。アナフィラキシーを起こした生徒にエピペンを敢えて打たない教員やAEDがあるのに関わり合うことを嫌がって知らん顔するケースがあまりにも多い。自分のことしか考えない連中が狭い所にひしめいてあがいていることこそ地獄だということが認識出来ないのかな?魂や波動のレベルが低いと。
すみません、最後のところ笑ってしまいました(*^_^*)
先生にはこう悩みを話してしまうんでしょうねぇ。桃代ちゃんといい、他の方々といい、…
明日の天舞先生、明後日の今回の記事の続き、
毎日楽しみですo(♡´▽`♡)o