亜魂の華(あごんのはな)・13
佐喜「だ、代償・・・」
透明「封印というのは、完全にその能力を
使えないようにすることです
そういう意味では、ちょっとしたことでも
念を使うことができなくなるということに
なってしまいます
通常、人間はこの能力をある程度、使いこなして
生きています
人の想いを受け取ったり、気づきを得たり、
アイコンタクトなんていうのも、念能力の一端です
そういった、人と人とのコミュニケーションを
自然と行なうことができるのも、この念能力が
大切になってきます
もし、この能力を封印するとなると、正直、
人とのコミュニケーション能力は格段に下がって
しまう恐れがあるんです
それが、封印の代償です・・・。」
佐喜「・・・・・」
透明「正直、どちらも辛い選択なのですが、精神が崩壊する
可能性と死を意識しなければならない状態よりは
確実にマシなものですから、よく考えていただきたい
のです」
佐喜「・・・・・修行は・・・現実的ではないですよね」
透明「ハッキリ言うと・・・
修行して念をコントロールできるまでの時間と、
亜魂が咲く時間を考えると、一種の賭けになって
しまいます」
佐喜「・・・・・・はぁ~~~っ
やっぱり、封印していただくしかないですよね
私も、まだまだやりたいことがありますし、
もともと研究職ですから、あまり人とコミュニケーション
とるのは上手くないですから
今とあまり変わらないかもしれないですし・・・」
佐喜さん、かなり無理をしているようにみえる・・・。
それはそうだよな~
もともと、石版のせいでこの様な状態になってしまったワケだし
完全に不可抗力だからなぁ~
う~ん・・・何かいい手は無いモノかなぁ~
・・・・・・・・・・石版の・・・・・・・せい
透明「あっ」
佐喜「」
透明「ご、ごめんなさい
そうかもしかしたらいけるかも」
佐喜「」
透明「佐喜さんお願い
石版をもう一度見せていただけませんか」
佐喜「えっ」
透明「もしかしたら、封印しなくても念能力を
使えなくする方法があるかもしれません」
透明先生の妙案次回、炸裂です
続く・・・。
昴と透明先生のお店
Guardian Jewelry Access
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コメント
透明先生 みなさま おほようございます♪
念動力…って普段から知らず知らずのうちに
使っているものなのですね~。
いわゆるサイコキネシスと比べれば、ごく僅か
なチカラとはいえ、この能力を封印してしまったら
とても不便でしょうね。。
それにしても先生はどんなアイディアを思い
つかれたのでしょう?
石版に直接細工することはできないでしょうし…
う~ん、前に登場した呪われた宝石の時みたいに
ある種の波動を与える、とか…?
どうなるのか興味津々です{ルンルン}
こんにちは(^-^)/
透明先生、皆様。
石板が問題なら
石板をどうにかするのかな?
とは思うものの
壊すのも、書き足すのも
多分、いや絶対却下ですよね~;^_^A
それが研究者ですから(笑)
初花さんの仰るように
狂乱の宝珠の時みたいに石の反射を
変えるのかな?
そもそも
石板に触らせてくれるかな;^_^A
透明先生のウルトラC!(古いか)
楽しみにしています(^-^)/
透明先生、はじめまして。
つい先日ブログを見つけて、読みふけっています。
私も考古学の仕事してるので、興味津々です。
それから、月桂樹のお守り、大きめの石で作って胸にぶら下げたら、
途端に胸も体も重苦しくなってゲップが続いてます、いろいろ出てきてるみたいです。
どれほど色々隠し持ってたのよと自分に突っ込みいれました。。。
すごいです、いろいろなお守りも材料を注文済みです。
これからも楽しみにしています♪
あ、すみません、
月桂樹のおまもり、石じゃなくて、
岩塩で作りました、
書き間違いしちゃいました、失礼しました(汗)