呪いの壺・４

　呪いの壺・４　

デスペル・・・デリート・スペルの略

もともと、こういう古代のモノの中には

大切に扱わなければいけないモノもしくは、

秘密を守らなければいけないモノに細工をし、

スペル、いわゆる呪文や言霊というコーティングを

かけるのが慣わしだったようです

それを考えると古代の方が、今の時代より

感や自然の力を使った技術

が発達していた証拠ですし、五感以上の感を持った人が

数多く存在していた証しでもあるのかもしれませんね

話は戻りますが、このスペル・呪文・言霊

実はどれも元の考え方としては、ほぼ同じものです

例えば、今皆さんが、周りの人に「しーーーっ」と

言うと、周りの人は一瞬黙りますよね

これは、皆さんが「しーーーっ」っと言ったら黙ると

教えられているからだけではないのです

もともとこの「しーーーっ」と言う発音は、

人を緊張させたり、死と言う意味合いを

はらんでいるものなので、その音を聞くと一瞬萎縮してしまします

これを動物に行っても、動物は死と言う概念を持っているので、

様々な反応をします

簡単に言うと、これが言葉・音の持つ力なのです

これを研究して行くと、様々な効果をもたらすスペル・呪文・言霊が

出来上がりその言葉の韻をしっかりふみ、

言葉の意味をつけると効果が発動し、

様々なことが出来るようになります

もちろん、これは人だけでなく物にも効果があり

物の場合は、音による振動を当て込むやり方が一般的です

そんでもって、デスペル(デリート・スペル)は、

その音や振動、意味合いを読み取り

それに反発し打ち消す音や振動、意味合いを

投げ掛け、消去させる方法だと認識してもらえると良いと思います

てなわけで・・・。

透明「少し、時間かかるけどいい」

タイ「どれぐらいかかる」

透明「う～ん、一時間ぐらいかな～」

タイ「なんだ、はえ～じゃねぇかじゃあちょっくら

　　　パルちゃんと茶でもしてくるわ」

透明「はぁ～　マジで」

タイ「パルちゃん行くぞ」

パル「・・・フッ・・・。」

透明「・・・・。」

泰蔵～いつか呪ってやる

でも、さっきパルちゃん一瞬不適な笑いしなかったか

取り敢ず、色んなことに引っかかりながらも、デスペルを

開始する私・・・。

次回、いよいよ壺の中身が明かされます

　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　続く・・・。

これで多くの人が悩みを解決できるかもしれません
あなたの徳が積めますように
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