実は・・・。・17
しばらくして・・・
逃げたはずの泰蔵さんと彩愛さんが、
様子を見に帰ってくる・・・。
タイ「と、透明だ、大丈夫か
生きているか」
透明「見ればわかるでしょ」
タイ「お前、やったのか」
透明「まあねでも、こちらもボロボロだけど」
彩愛「ごめんなさい私・・・逃げてしまって」
透明「いいえ逃げろと言ったのは私ですから
あっそう言えば、ひとつお願いがあるのですが」
彩愛「はい」
透明「今は、お二人には見えないと思いますが、
私の目の前に、先ほどの鬼がいるのです」
タイ「ひっ」
彩愛「びくっ」
透明「大丈夫大丈夫もう、危害を加えることは
ありませんから
それで、お願いというのは、もうこの黒蝶の君も
盟約を破棄することを了承してくれています
ですので、聖域に行くことはせずに、彩愛さんの
ご自宅で、儀式を行ないたいのですが、どうでしょうか」
タイ「ほ、本当に、でぇじょうぶなのか」
透明「大丈夫もし何かあれば、私が責任をもって止めるから」
彩愛「わかりました御爺様にも連絡しておきます」
透明「すみませんわがままを言ってしまい・・・。」
彩愛「いいえそれよりも、透明様は病院へ行かなくては」
透明「大丈夫です骨は生まれつき、直ぐにくっつきますので」
私達は、醍醐家に引き返す
もちろん、黒蝶の君を連れてだが・・・。
しばらくして大きなお屋敷に到着当然
醍醐「と、透明くんどういうことかね」
透明「事情は、お話します」
私は、醍醐老人に今までの経緯を話す・・・。
醍醐「う~む・・・まあ、透明くんが大丈夫というのなら、
信じるが・・・彩愛から鬼をちゃんと剥がしてくだされ」
透明「わかりましたそれでは、少し広い場所を
お借りしますね」
儀式の準備をし、彩愛さんを法陣の真ん中へ座らせる
透明「それでは、始めたいと思います」
タイ「ごくっ」
彩愛「は、はい」
黒蝶「・・・・・仕舞いじゃな・・・。」
「パン」
儀式が始まる
私は、従来通り護鬼遠雷の呪を発し、彩愛さんと黒蝶の君の
盟約を破棄・・・・・・すると同時に
黒蝶「・・・お、おい透明殿何をしておる」
透明「オン・カカカ・・・・サトバン・・・キン・・・。」
黒蝶「お、おんし、一体・・・こ、これは、召喚の儀」
透明「(くっ・・・流石に古の盟約・・・通常のやり方じゃ
上手く行くかどうか分からないが・・・現代風に直せば
・・・・・・これで・・・。)」
黒蝶「透明殿やめんかそんなことをしたら、おんしの身が」
次回、ファイナルどうなってしまうのか
続く・・・。
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コメント
今頃になって黒蝶の君=黒揚羽ちゃん?!
って思ってコメント見直したら…
もっと早く気付いた人達が(笑)
みなさん流石ですねー٩(*>▽<*)۶ ツンデレ感は見られませんが(笑) 結末が楽しみです♪
黒蝶の君の方が先生を全力で止めていらっしゃる…。
次の更新がますます楽しみになりました!
なんとな~く、なんとな~く、先生の優しいお人柄からどうなるのかなっていうのは他の皆さん同様思うところはありますが、やっぱりドキドキします!!
となると、平安ナイズな黒蝶さまを再度召喚=生まれ変わったということかしら
そして見た目若くなって現代ナイズになったのが、黒揚羽さん?
人間に絶望してる黒蝶さまに、先生を通して、「人間も捨てたもんじゃないよ」と見せてあげたいと、思われたのかな
透明先生{ラブ} こんばんは {ラブラブ}
強行とは やっぱり こういう事でしたか{スマイル}
黒蝶の君の不本意さは あるものの、召喚し 盟約が結ばれると
前からの流れが あるだけに、より強固な結びになりそうですね{YES}
期待通りの {笑}ファイナルを迎えるのでしょうか {ドキドキ}
わードキドキ!
って透明先生生まれつき骨がすぐくっつくのですか?!す、すごい。。でもよかったです(TT)
とてもハラハラして見ております。
こんなに危ないお仕事内容をさらっと日記にしてしまうなんて(@_@)ヒャーーー!!
ほんとに危ないですよ、びっくりしまくってます!!
でも透明先生の何事にも手を抜かずに頑張る姿を見て、私も頑張ろうと思えました!