誰がために鳥は鳴く・13
透明「それじゃ~、リキャちゃんが
お母さんね」
恵那「う、うん」
透明「キリは、赤ちゃんになるから」
恵那「あ、赤ちゃん・・・」
おーい変態を見るような目で見ないでくれ~
別に、私が赤ちゃんになるって言って無いだろう~
透明「と、とにかく、キリは赤ちゃんだから、
ここに寝てるね」
恵那「う、うん・・・・。」
私は、真剣な顔で恵那ちゃんに合図を送る
恵那「・・・・キリちゃ~ん
御飯ですよ~」
ε-(´∀`*)ホッ 何とか伝わったみたいだ
桐子「・・・・・・。」
恵那「それじゃ~、お座りしましょうね」
そういうと、桐子ちゃんを起こして、口元に
おもちゃのスプーンを持って行く・・・
透明「美味しい美味しい」
恵那「美味しいですか~
キリは、可愛いね~」
桐子「・・・・・。」
桐子ちゃん、少し照れているように見える
良い感じだ
私と恵那ちゃんは、桐子ちゃんが楽しめるように
お人形さん遊びを続ける・・・。
透明「(そろそろかな)
・・・・・あいたたたたっ」
恵那「」
桐子「」
恵那「ど、どうしたの」
透明「ご、ごめんねちょっとお腹が急に痛くなっちゃって
お人形遊びはここまでね
ちょっと、トイレに行ってくるね」
恵那「えっ」
桐子「」
桐子ちゃんの顔が歪む
桐子ちゃん自身は、お人形遊びが続けたいみたいだ
透明「あっでも、私がトイレに行っていても、
お人形さん遊びの、続きができるかも」
桐子「」
恵那「ど、どういうこと」
透明「実は、キリちゃんはちゃんと自分で
お喋りや動くことができる、最新式のお人形さんなんだ」
恵那「えっ」
かなり強引だけどね
桐子「」
透明「それじゃ~、自動モードに切り替えておくから、
お人形遊びの続きをして待っていて」
私は、桐子ちゃんの背中に指をあてがい、ポチッと
言いながら背中を押す
言葉が出やすいように魔法をかけて・・・。
透明「それじゃ~行ってくる」
そういうと、一目散に部屋を出る私・・・
扉を少し開けたまま、その扉の裏に隠れる
さて、恵那先生
君の力の見せ所だよ
続く・・・。
昴と透明先生のお店
Guardian Jewelry Access
是非ごらんください
おすすめのお店で~す 是非役立ててくださいね
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コメント
前回に続き、また笑い泣き…
キリちゃんの心が開くのを、早く読みたいですp(^^)q
こんばんは(^-^)/
透明先生、皆様。
あっはっは(笑)
恵那ちゃんが、白眼むきそうに
なるのも、ちょっと分かるかも~
夫が同じ事してたら
私、瞬間冷凍します!
絶対に固まります!
でもって、次の瞬間
爆笑します(笑)
桐子ちゃん、次回は喋ってくれる
かな?
恵那先生!頑張って~!
ファイト~!
もしかして
この、シュールなお人形さんごっこが
桐子ちゃんだけでなく、恵那先生の自信もアップさせることまで、実は練られていらっしゃるのではないかと
先生の大胆かつ絶妙な解決方法に脱帽です!
……とはいえ、やっぱり爆笑しました(^_^;
恵那先生がんばって!
先生~私も恵那ちゃんの目線でつい先生を…笑
透明先生も、恵那先生もファイト!!なによりキリちゃんがおもちゃ箱から出れますように!世界は広いのだー!