血の代償・３

　血の代償・３　

おかしい　もう一度調べてみよう

・・・確かに身体の機能が停止している。

でも、普通感情や身体からの信号があって

身体的な障害が出るはずなのに、

どの時を視ても、まったくその信号が出ていない

いったいどういうことだ

まさか、呪い

透明「仙道さん　ちょっと立ってもらえる」

仙道「　はい・・・。」

仙道さんは言われるままに立ち上がった

鷲眼解放

・・・・・・・・・・・？？？？

・・・・・・・・・・・・・・・。

・・・な、何も無い

やばいどないしよう

・・・こうなりゃ、徹底的に調べちゃる

・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・３０分経過。

はぁはぁ　つ、つかれてきた

しかし、何しても原因がわから～～～ん

さっきから違和感はあるのに～～～い

ぐやじ～～～～ぃ

恵那「・・・」

仙道「・・・」

う～～～っ、二人の眼差しが痛い

二人を失望させる訳にはいかない

・・・ん・・・ふたり

私は、二人の顔をよく見る・・・・・・・

透明「あ～～～～～っ」

恵那＆仙道「ビクッ」

私は、とんだ思い違いをしていた

それと同時に、自分が今まで力を過信していたことにも

気がつく

透明「は～～～っ　私は何てアホなんだ」

恵那「ど、どうしたの先生」

仙道「？？？」

透明「仙道さん　原因わかりましたよ」

仙道「　本当ですか」

透明「時間かかってしまってごめんなさいね

　　　一番最初に気づくべきだったんだけど、

　　　仙道さんは、オーラが無いんです」

仙道「？？」

恵那「それって存在感ゼロってこと」

透明「コラそんな訳ないだろう」

恵那「あらら　怒られちゃった」

最近の若いモンは、平気で本当の・・・いやいや

確かに存在感は無いけど・・・いや、そうじゃなくて

とにかく

透明「厳密に言うと、オーラを纏っている量が

　　　極端に少なくて、うっすらしか出てないんだ

　　　自分の力のスイッチを入れたら、

　　　普通に纏っているオーラは見えるんだけど、

　　　原因突き止めるのに必死になりすぎて、

　　　見落としてたごめんね」

恵那「えーっそれって一番最初に見えるんじゃないの～っ」

透明「だから、ごめんって恵那ちゃんが仙道さんの隣に

　　　さっき座ってくれたから、ハッキリしたよ」

恵那「おっ役立てた～」

透明「ただ、これだけでは、解決にはならないんだ

　　　今から仙道さんに質問することの答えによっては、

　　　振り出しにもどっちゃうんだけど・・・。」

仙道「な、なんでも聞いてください」

オーラの量が極端に少ないいったいどういうことなのか

次回、仙道さんの身体の秘密が明らかになります

　　　　　　　　　　続く・・・。

これで多くの人が悩みを解決できるかもしれません
あなたの徳が積めますように
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