大切な約束
・７
「クスクス
・・・いくら式神と戯れて
いたとはいえ、油断大敵ですよ」
透明「あ、あなたは、確か・・・最臥(さいが)さん
」
最臥「おお
覚えていてくれたのですね
嬉しいですよ、透明くん
」
わ、私の名前を
最臥さん・・・昨年のあいさつ回りの時に、
泰造さんのお店に来ていた呪術師・・・。
あの時は、自己紹介はしていない
ということは・・・。
透明「何の用でしょう私は、昨年末以来
最臥さんとは会っていないはずですから、
わざわざ、私の式神を操って、ここに呼んだ
ということでしょ」
揚羽「」
透明「ここまでするということは、それなりの
理由があるということですよね」
最臥「いや～っしかし、透明くんは、素晴らしい
式神をお持ちですなぁ～
それだけに、勿体ない
」
透明「・・・・。」
揚羽「ど、どういうことですか
」
最臥「喋るな
」
揚羽「ビクッ
」
最臥「いや～っ
失礼
式神というのは、本来、自意識など持っては
ならない存在です
ましてや、主人に意見するなどギロリッ」
揚羽「ヒッ・・・・。」
透明「あの～っ悪いんですけど、人の式神に対して
どうこう言うのやめてもらえませんか
それと、勝手に術を施行するのも・・・。」
最臥「おっと、すみませんでした
それもそうですね大変申し訳ない
つい、自分の常識にとらわれてしまって
術者が、式神を野放しにしていること自体、
危険を伴いますし、そんな術者を見たことが
なかったものですからお許しを・・・。」
確かに、術者が式神を道具としてしか見ていないのは、
知っている・・・それでも・・・。
最臥「まあ、これほど強力な式神を野放しにしていると
いうことは、どんな状況でも制御できる自信がある
ということでしょうから、透明くんの実力が
うかがえる」
透明「すみません、最臥さん
話がそれてしまっています・・・
ご用件を教えていただけませんか
」
最臥「これは、大変失礼しました
この度、わざわざ御足労願ったのはですね」
次回、呪術師・最臥さんの要件が・・・。
続く・・・。
昴と透明先生のお店
Guardian Jewelry Access
是非ごらんください
おすすめのお店で～す 是非役立ててくださいね
ポチしてくれると励みになります
応援よろしくお願いします
↓ ↓
にほんブログ村ランキング
↑ ↑
応援ボタン２箇所
ポチッとよろしくお願いします
コメント
要件があるなら先生に直接アポとるのが筋かと…大人としてこういうやり方てちょっとどうなんですかねぇ…て一般庶民は思いました（笑）
うんうん。
なんだか、だまし討ちみたいで、ちょっと頂けません。
透明先生、心広い。
揚羽ちゃん、可哀想😥
透明先生、皆様、おはようございます♪
わざとだとわかっていても、何となくイラっと来る会話ですね。
先生、頑張ってください。
ほんと、ほんと、まわりくどいというか、面倒くさ……あ、いえ、あの💦
グホッ ゲホッ ゴホッ💦
…遅い(^_^;
最臥さんの
上から視線の、煽るような、かつての伊能さん登場時を彷彿させる、
なんかこう、いろんな意味でもったいぶる感じが(笑)
私、さらに大丈夫か💦
先生と黒揚羽さんとのやりとり、毎回楽しいけど、プロからみたらそんなに危険なものなのか……
黒蝶さま時代の、あのエピソードがあるから、たしかにリアリティありますものの………
先生や円さんたちは、式神さんの本質をちゃんとわかって使役しているのだから、最臥さんのアドバイスは外野の余計なお世話だと思われますが…
結局、最臥さんをひと言もフォローしてへん💧
透明先生{ラブ} おはようございま～す{ラブラブ}
おぉ～、最臥さん{ひらめき}{超びっくり}
何か してくるんだろうな{止まるひよこ}とは想ってたけど、
こんなに早く来るとは {NO}{汗}
黒揚羽ちゃんが黙るくらいだから{蝶}{汗} チカラも相当そう{わお}{雷}
黒揚羽ちゃんに何も無ければ イイんだけど・・・。
最臥さんの要件って、何{はてな}何ぃ～{はてな}２日後が待ち遠しぃ{スマイル}{ルンルン}
なんか最近 日が経つの遅い{ため息}
透明先生 みなさま こんにちは♪
やっぱり「あの人」の登場でしたねぇ。{YES}
それにしても去年の年末に泰蔵さんのお店に
現れた最臥さん、こうなることを見越して
記事にされていたとしたら…？先生も何かの
予感があって書かれていらっしゃったの
かな？と想像します。
最臥さん、黒揚羽ちゃんに向かっての一喝に
「失礼なヤツ！{ふきげん}」と思いましたが、式神とは
本来「主に使役されるだけの存在で、主に
意見したりしないモノ」なんだなぁと知り
ました。ましてや刃向ったり、親愛の情を
抱くことは論外なのでしょうねぇ、きっと。
それを考えると、透明先生の式神たちに対する
態度とは破格の待遇なのでしょうねぇ。
先生と式神たちの、ほのぼのしたやり取りを
拝見していると式神とは「気を抜けば喰われる」
存在だということをつい忘れてしまいます。
最臥さんが透明先生に何を要求して来るのか？
とっても気になりますが、先生が最臥さんに
最初にお会いになったときに感じられた
「師匠と同じ感じが…」の正体とは一体何なのか？
それも、とっても気になります。
次の展開が待ちきれません～!!!{ショック}
透明先生
黒揚羽さん
みなさん
こんにちは。
式神を道具扱いするなんて・・・
ひどい、ひどすぎる！！！
透明先生、黒揚羽さん、頑張って下さい！！！
最臥さん、底知れぬ怖ささえ感じますが、
透明先生がどんなところにお師匠さんと
同じ感じを受けるのか気になります。
道具として扱えば道具に
心ある者として接すれば大切な命に
式神を道具として扱う術者の常識というものが、受け入れ難いですね。
このお話の展開がますます気になります。