信じるモノの価値(信者)・2
さて、第2ラウンドは・・・。
透明「お待たせしました大したものじゃありませんが、どうぞ」
雄也「あっどうもすいません
あの~、占い師さんはどういう占いをしてるんですか」
透明「私の占い方法ですか」
雄也「はい 四柱推命とか、占星術とかですか」
透明「いいえ私の場合、少し特殊な眼を持っているので
それで占いをしているんです」
雄也「特殊な眼ですか
そ、それって、どんな風に見えるんですか」
くすっ 知識欲が吹き出してきた
透明「例えば、雄也さんが若くして宗教の幹部で、布教活動を
一生懸命している所がみえたりしますね」
雄也「えっどうして幹部だってわかるんですか
親にも言ってないのに」
透明「不思議と見えちゃうんですよ」
雄也「そ、それって、霊感とかですか」
透明「う~ん、ちょっと違うけど、
まあ似たようなものかな~」
雄也「す、凄い僕も霊感とかに凄い興味があるんです」
透明「雄也くんは、そういったモノを感じたりする」
雄也「・・・たまに、人の気配がしたり」
透明「それじゃあ、少しずつ、感が開いてきているのかも
しれないね」
雄也「ほんとですか」
やっぱり、霊感を特別視しちゃうのね
透明「そろそろ、私も質問したいので、本題に入っても良いかな」
雄也「あっ は、はい・・・」
くすっ 残念そう
出し惜しみ、出し惜しみっと
透明「雄也くんから見て、教祖様はどんな人なの」
雄也「教祖様は、この世の不浄を正す為に立ち上がった方で、
多くの知識と強い霊感で、私達を悟りの境地まで
導いてくれる素晴らしい人です」
透明「なるほど~ でも、教祖様の考えている不浄って、
何だろう」
雄也「不浄とは、人の邪な気持ち
例えば欲などから出る邪気が人心を狂わせ、
その狂った人達がまた邪気を振りまくと言う
無限の連鎖を言います
ですから、教祖様は人心を清き力で目覚めさせ、
またその人が邪な気持ちに負けないように、
人々を悟りの境地まで導き、清き力で心を満たすように
私達に指導をしてくれているのです」
ぱちぱちぱちぱちっ 見本のような回答ですね
しっかし、見事に片寄ってるな~
透明「なるほど 素晴らしいお考えですね」
雄也「私達は、特別なのです
教祖様に出会え、お手伝いが出来ると言うことは、
私達が人々を守る役目を天よりいただいたと同じなのです
私がこうして、占い師さんの所に来たのも
教祖様からのお導きなのでしょう 是非、私達と共に
病んだ世の中を変え、人々を守って行きましょう」
は~っ
その前に、私の名前くらい覚えようよ
透明「う~ん・・・。」
雄也「どうされたんですか」
透明「う~ん、教祖様の素晴らしさは重々わかったのですが、
ひとつ疑問が・・・。」
雄也「」
透明「欲って、いけないことなのでしょうか」
雄也「えっ・・・そりゃ~いけないことじゃないですか」
透明「でも、人は欲があるからこそ、
その為に頑張れる時もないですか」
雄也「」
透明「それに、欲といえば、お腹が空いたり(食欲)
眠たくなったり(睡眠欲)するのも欲ですし、
生きて行く上で、息が苦しければ空気を吸いたいと
思うことも、欲ですよね
あっ 私なんかもそうですけど、
知識欲なんて言うのもありますよね」
雄也「・・・そ、それは、
私達が言う欲とは、違うんじゃ・・・ないかと・・・。」
くすっ もう少し
透明「あっすいませんそうですよね
でも、もともと邪な気持ちってなんなんでしょうね」
雄也「 そ、それは~・・・
あ、悪魔が人間に植え付けた種だと私は思っています」
おっ ねばったでも、悪魔登場ですか~
透明「おおっ素晴らしい発想ですね」
雄也「ははっ どうも」
そろそろかな
透明「う~ん・・・。」
雄也「ま、まだ何か」
透明「私も、この様な仕事をしていますから、
どうしてもその部分で引っかかってしまうことが
多いんですよ~ ポリポリッ」
雄也「邪な気持ちですか」
透明「ええですからその答えを的確に答えてくれるような、
素晴らしい知恵者を捜していて、
雄也くんとお話したかったんですけど」
雄也「き、教祖様なら、きっとお答えを持っているはずです」
透明「ほんとうですかよかった~
その言葉を聞いて安心しました
私が入信するとなると、私のお客様もついてきてしまうので、
その答えを持っている方なら、安心です」
雄也「・・・あっ、あの、私が教祖様にお聞きして来ますので、
もう一度伺っても良いですか」
透明「いえいえ そんな 私からお伺いするのが筋では」
雄也「あっ、その、き、教祖様は幹部の者としか
直接お話しないので、ここは、私が」
透明「そうですか~
では、お言葉に甘えてお待ちしております」
ふ~ん 時間を稼がれたか~まっ、最初だからいっか
雄也「それでは、また」
私は、雄也くんを玄関まで送り、その日の夜に磯野さんに状況を
説明しておいた
透明「さ~てどんな答えを持ってくるかな~」
そして、二ヶ月後雄也くんが答えを持ってやって来た
続く・・・。
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
お知らせ
お待たせしました オードとエーテルの摂取方法
別のモノをやっと見つけたので、記事に追記しておきます
是非参考にしてみてくださいね
血の代償・6
http://yaplog.jp/uranai-diary/archive/132
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
これで多くの人が悩みを解決できるかもしれません
あなたの徳が積めますように
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コメント
てんちゃん
なるほどぉ~。
雄也君の お母さんが 邪気とばしてるのかも…ですね(^^)d
とにかく 次回うp超楽しみに待っています{CARR_EMO_38}
オード&エーテル
やっぱり昔からうまい具合に摂取してたのね。
長生き元気の秘訣ですね(^^)
地球大好き守らなきゃ{CARR_EMO_38}
個人個人世界平和やっぱり心掛けてほしいですね{CARR_EMO_38}
オードとエーテルの記事が追記になってびっくり{げっ}
一昨日オードとエーテルの記事を探し出すのに
携帯{携帯}でピコピコ・・・
どのくらい時間かけて探したんだろう{汗}
1時間位だったかなー?<小>無~っていナ{ショック}小>
その記事に尽かしてもらえるなんて、偶然で<太>びっくり太>{超びっくり}
漫才じゃないけれど、『そうなっちゃいます?』って感じでしょうか。。。
ありがとうございます。{キラピンク}
参考にさせていただきます。
いつもなが
素晴らしい文章力!!
次回どう教祖様の答えをもってくるか楽しみ~ですね(笑)