風忌(かざき)の門・2
透明「は、はじめまして透明です」
霧神「お噂は、かねがね
今日は、よろしくお願いします」
透明「・・・ま、まあ、立ち話も何ですから、
どうぞ」
霧神「失礼致します・・・。」
霧神さんの立ち振舞に驚く
透明「(この人、全くスキが無いぞ・・・。)
今、お茶をご用意しますね」
霧神「お気遣いなく・・・」
そう言うと、台所に入る透明先生・・・
透明「コポポポポポッ・・・
(・・・おかしい、確かに何処かで会っている
はずなんだが・・・思い出せない・・・。)
・・・・・ビクッ」
霧神「お茶の入れ方も上手なんですね」
突然、後ろから話しかけられ、手もとが狂いそうになる
透明「き、霧神さん」
霧神「あっすみません
先生の出すお茶は、お客様に合わせてブレンドして
いらっしゃると聞いていたもので、興味があって」
透明「そ、そうですか い、今、入りましたので
鑑定室に持って行きますね」
霧神「はい楽しみです」
おいおい 油断していたとはいえ、
今、全く気配に気づかなかったぞ
透明「どうぞ」
霧神「いただきます
コクッ・・・・はぁ~美味しい~」
透明「それは、良かったです
さて、それでは早速、鑑定を始めましょうか」
霧神「そうですねよろしくお願いします」
透明「あの~つかぬ事をお伺いしますが
霧神さんは、もしかしたらご同業の方ですか」
霧神「いえいえ私は占い師ではありません
ですが、同業と言えば同業かもしれません
多分、先生は否定されると想いますが・・・。」
透明「・・・と言うと」
霧神「私は、呪術師を生業としています」
透明「・・・・あっ」
霧神「想い出していただけましたか」
透明「ミミックの」
霧神「そうですあの時は、本当にありがとうございました」
透明「えっ」
霧神「私は、あの箱がミミックとは知らなかったもので
皆様にはご迷惑をおかけしてしまったようで、
本当に申し訳ありませんでした」
透明「そうだったのですか」
うさんくせ~~~~っ
泰造さんは、絶対にミミック騒動の話なんて
していないはずなのに、この人は、皆様つまり、
私のキョウダイ達に迷惑をかけたと言っている
確実に、何か仕組んでいたとしか思えない・・・
何だよ、この状況
気が抜けないじゃないか~~~~っ
次回、霧神さんの鑑定依頼が明らかに
続く・・・。
昴と透明先生のお店
Guardian Jewelry Access
是非ごらんください
おすすめのお店で~す 是非役立ててくださいね
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コメント
ドッ…ドキドキドキドキ:(;゙゚’ω゚’):
呪術師で、先生が嫌な気持ちになるかもしれない仕事をされているっことですか?:(;゙゚’ω゚’):
なんだろ、平安時代の、呪いで人を陥れるような感じ?! とりあえず、ドキドキする~:(;゙゚’ω゚’):
一応鑑定依頼ではあるんですね
多分ミミックのことは、今回の難題のに対して実力を計るための布石だったってことか?
依頼をこなしたとしても、その先にまだ秘めたものが沢山ありそうな人ですね
泰蔵さん曰く、わりとべっぴんさんじゃなかったでしたっけ?(^_^;)
でも、警戒ランプ発動で、そんなこと眼中に入らないですよね💦
それにしても風忌の門って、なんでしょね?
全然、想像の翼開かない……うーん、和樹の悶々(苦笑)
……(; ̄ー ̄A
透明先生{ラブ} こんばんは~
いつかは来るだろうな{ショック}と思ってたけど、
そっかー{ため息} 来ましたか … 意外に早かったですね {げっ}{汗}
全く 隙の無い、立ち振る舞いって どんなカンジをいうのかな{なんで}
落ち着きはらってるってコト{考えるひよこ}
先生の後ろに そぉーーっと{おばけ} 立つなんて{わお}
案外、先生って考え事をしている時は、
いつもオープンだったりして {サーフィン}
なんか、霧神さんに上手をとられてる様に感じますけど、
鑑定依頼も、一筋縄では いかない予感しかしませーん{ひらめき}{汗}
>和樹さん
えーと、和樹の門・・・
なんか「ヘブンズ・ドア~(悦び)」って頭に浮かびました
失礼いたしましたm(_ _)m
霧神さんの顔が、顔が見えた~。
怖いよぉ~。明らかに近づいてはいけないけいだよぉ~。
ほんのちょっつとだけ藤圭子の雰囲気あるよぉ~。ちょっと西洋っぽい、魔女っぽい感じ、逃げるが一番だよぉ~。