一枚の手紙・6
私は、手紙から聞こえてくる微かな声を
たどってみる
透明「・・・・・む、難しい・・・でも・・・」
より強く、感覚を研ぎ澄まして行く・・・。
透明「・・・・水の香り・・・小さいなぁ・・・・
・・・くっ確かに能力が使いづらい・・・」
円「華あんた、透明とリンクして探索できない」
透明「えっ」
月華「了解しましたお嬢様」
月華が両手の指をワナワナさせながら近づいてくる
透明「ちょ、ちょっと、何を」
月華「透明様お覚悟を」
透明「お、おいうわっ」
揚羽「ちょっとあんた、何してるんですか~~~」
月華「はい耳にかぶりついているだけですが」
揚羽「むき~~~~っ」
六羽「むき~むき~揚羽~おさるさんら~~~」
揚羽「む、六羽先輩~」
透明「ま、マジで、この体制でやるのかよ」
月華「集中してくださいませ・・・。」
透明「うっ・・・・わかった」
変な体制で、集中しづらいけど、仕方がない
私は、手紙に対して更に感覚を研ぎ澄ます・・・。
透明「・・・・水の香りが強い・・・おおっ
す、凄いさっきよりも格段に感覚が
追いやすいぞ」
月華「・・・・大丈夫です場所は特定できました」
透明「げ、月華、お前凄いな~」
円「当たり前じゃない月華は探知能力優位の式神だから、
相手に触れていれば、感覚を共有できるのよ」
透明「・・・・・ちょっと、待って
相手に触れていれば、共有できるのであれば、
お前は何で、人の耳にかぶりついたんだ」
月華「趣味です」
透明「そっか趣味かじゃぁな~~~~~い」
月華「た、たまりません~っ」
揚羽「ご主人・・・こいつ、消滅させても良いですか」
六羽「揚羽、めっ」
揚羽「あうっ」
はぁ~・・・振り回されっぱなし・・・
透明「はぁもういいや
それで、場所は特定できたんだな」
月華「はいそれはもちろん
ついでに、透明様の性感帯も特定できました」
透明「そこは、いらん情報だ~~~~っ」
月華「はうったまりません~」
円「・・・華いい加減にしなさい
暴走しすぎ・・・。」
月華「あうっ・・・すみませんでした、お嬢様」
揚羽「ううっ・・・ご主人の・・・知りたいけど
コイツにだけは頼めない~っ」
透明「揚羽もいい加減にしなさい・・・」
揚羽「ううっ」
月華「・・・・揚羽さん、後でこっそり」
揚羽「ほ、本当あ、あんた、意外と良い奴なのね」
透明&円「(調整し直した方がいいかも・・・)」
円「でっこの手紙を送ってきたやつは、どこにいるの」
月華「ご案内します」
六羽「ブンブン」
透明「そ、そうだねとにかく行こうか・・・」
何だか、すでに疲れてしまってるけど
とにかく、私たちは、この手紙の主の元へ駒を進める・・・。
続く・・・。
昴と透明先生のお店
Guardian Jewelry Access
是非ごらんください
おすすめのお店で~す 是非役立ててくださいね
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コメント
大爆笑~~💦💦
先生、ノーカット過ぎます(苦笑)
月華さん、黒揚羽さん、完璧に男性アイドルの同担のノリ(^_^;)
(ご挨拶)
過去の記事を全て拝読しました。
私は霊能力もなく、いわゆる零感というやつですが、それでも興味深く、学ぶことの多い記事の数々に驚いています。
私などには分からない世界を見ながら人々を救い(少なくともキッカケを与え)、またこの国を支えて下さっていることに感謝しております。
今後、益々、ご活躍を期待しております。
透明先生{ラブ} こんばんは~
月華さん、やっぱり趣味と実益を兼ねてらっしゃる{笑}
スゴイ探知能力です~{キラリ}<小>趣味の方の情報を こちらにも少し …{りんごちゃん}小>
六羽ちゃん待望の お出かけ {車}{ため息}
車中、更に にぎやかになりそうですね{スマイル}
面白くて笑ってしまいました。
大盛り上がりですね!テンションが高すぎて大変そうです(^。^)
透明先生 みなさま こんにちは♪
今回は式神さん達が賑やかですね~{ラブ}
六羽センパイの赤ちゃん言葉も萌えポイント
ですが、月華さんの「たまりません~{ラブラブ}」は
創聖のアクエリオン、シルヴィアの
「気持ちいい~{ラブラブ}」と同じ声とテンションで
脳内再生されます{笑}(爆)
それにしても…手紙に閉じ込められた少女{りんごちゃんNG}
バニラと水の香り…う~~ん、さっぱり
分かりません。居場所が特定できたという
ことは実際にある場所に閉じ込められている
ということなのかな…?少女の正体はいかに?
次回の展開が楽しみです♪
透明先生すっかりイジられキャラですね(´∀`*)
月華さん、ソレ私達も(と皆さんを軽く巻き込むw)気になるところです(笑)←
六羽たんぶんぶん楽しみですね〜(*´艸`*)
一人で何度も「フッフハッ」と笑ってしまいました 月華揚羽ペア最高です。