木が語る人生・３(根の章)
恵那「先生
これ根の部分いくつもあるけど、
これも枝になるの
」
透明「ああ、これはね
これは、そうじゃないんだ
根は親を意味していて、自分が自分の人生
つまり木人図を作って、それを全うするために
必要な環境を作ってくれる親が何人か用意
されているんだ
その根となる親を選んではじめて、人生がスタートして行く
だから、皆自分自身が親を選んで
産まれて来ているんだよ
」
恵那「・・・そっか・・・私も・・・
」
あっ
やばい
恵那ちゃんは、小さい時にご両親を
事故で亡くされていたんだった
恵那「じゃあ、恵那の木人図なら、どの親を選んでも
みんな事故で死んじゃうんだね・・・」
透明「・・・そ、そうなるね」
恵那「そっか・・・じゃあ、きっと私は親無しでも
強く生きて行ける力を持っているんだね
」
透明「恵那ちゃん・・・。」
本当にこの子は強くなった
私が最初に恵那ちゃんと会った時は、
自分のせいで親が死んでしまったんじゃないか
自分は、もう幸せになんてなれないんじゃないか
世の中の人になんて私の辛さは、わからない
そう言っては、荒れ狂っていた時でした
この子はそうした苦難に真っ向から
勝負を挑んで強さを得たんだと本当に関心する
恵那「それから、それから」
透明「あっえ～と
この図だと根から太い幹の部分に向かって行く時は
まだ特に枝は無いけど、産まれてすぐ枝を書いて
いる人もいるんだ」
恵那「それって酷じゃない」
透明「確かに厳しいよね
でも早いうちに枝を書いておく利点もあるんだ
さっきも言ったと思うけど、木人図は大枝５本以上をつけて
書いてこないといけないんだけど、
大体の人が、５本か６本の枝を書いて
くることが多いんだ 枝は必ず大枝から入るものだから、
早いうちにそこをクリアできれば、
人生的には後が楽になるんだ
こう言う早い時期に大枝を集中させて
後半は幹に入りやすく作っている人を、
晩成型って言って、後の成功が大きいんだ
逆に、なるべく後に大枝を書いておいて
若いうちに成功をおさめるように作ってきている人を
早期型っていうんだけど
どちらが良いのかは、先生でもよくわからないところかな」
恵那「ふ～ん・・・カキカキ
」
恵那ちゃん、やはりメモを取るのね・・・。
皆さんはどうですか
自分は早期型晩成型それとも平均型
これは、以外と生きてきた過程の中で、予想できるラインかも
しれませんね
次回は、根から幹に少しずつ移動して行きます
続く・・・。
これで多くの人が悩みを解決できるかもしれません
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コメント
はじめまして☆いつも楽しく拝見させて頂いています(^-^)
木人図の説明が解り易くてとても面白いです！
ありがとうございます(^^)
私自身は今まで色々苦労したので、晩成型？であって欲しいなぁなんて(笑)
続きも楽しみにしています☆
晩成型だと信じたい所もあるのですが、自分が頑固に選んでいった道なんですよね 結局は
だからといって不思議と後悔はない・・・という事はちゃんと順調に幹に戻ってこれているのかな、もしくはそれこそが正しい道だったのかな、と思ったりします
自分が苦労と呼べる苦労をしてきたのか、自分では謎です{CARR_EMO_439}。
大学浪人とかってこの程度で枝と言うのでしょうか…{CARR_EMO_334}。自分はもうすぐ３０なんですが、これと言った苦労があまり思い浮かびません{CARR_EMO_439}。これから相当苦労することになるのかな～とちょっと不安になりました{CARR_EMO_37}。
仕事か結婚かで結婚を選んでしまった私は、今もがきながらももう一度仕事も手に入れたいとあがいています。これはもしかして軽く枝に居て、幹に戻ろうとしてるのかな？なんて思いました。
木人図、深いですね{CARR_EMO_16}。
先生のお勉強になるお話が本当に興味深くて面白いです{CARR_EMO_330}！
てんちゃん
私は、どうも子供の頃から枝に入りっぱなしのような気がします。木人図 プリントアウトしたものを見ながら 幹にもどるぞぉ～って イメージしたらもどれるのかなぁ。深みにはまる前に もどらなきゃ …!!
次回うp超待ち遠しいなぁ{CARR_EMO_38}
とてもわかり易いご説明、ありがとうございます。
私自身のことや、友達にあてはめると納得できるところが{ひらめき}
確かに子供の頃に沢山苦労した友達は、今とっても幸せに暮らしています{ハート}
子供の頃に何の苦労もなく、恵まれて育った私や友達はこのお年頃（アラフォー世代ですが）それぞれいろいろな問題に悩まされているような…{汗}
私はこの数年、間違いなく枝に入っていたなー。
今は幹に戻っている途中かも{なんで}と考えながら次回の更新を楽しみにしています{キラリ}
木人図、濃い内容です。
今は、ほんに苦労の時。わずかな光を目指して、踏ん張っています。
めげそうになりますが、苦難に真っ向から立ち向かっていくしかないと思っています。これをこなしたら、幹にもどれるということかしらね？
晩成型であってほしいなあ。
(ヽ’ω`) なるほど。
何となく，絵からのイメージも踏まえて考えました。
細かい要素が色々あるのは何となく感じます。
ざっくりなコメントですが，
木人図の分岐点の選択時において幹に向かうためには，
「その選択に人生の広がりがあるかどうか」
ということがひとつの鍵になりそうな気がしました，師匠。
と，解答を待つだけではなく，自分なりの考えを投げてみます。
(ヽ’ω`) フフフ←チャレンジャー
透明先生こんにちは{スマイル}
木人図のお話、楽しませてもらってます。
と、同時に考えさせられますね。。。
他の方もコメントされてましたが、自分が苦労してきたのかどうかと考えたところ、わからないのです。
恋愛でひどい目にも合いましたし、死ぬかもしれないという病気にもなりました。。。が乗り越えた今、これを苦労だと言っていいのかと思います。
この木人図のお話を聞き終えた時に、何か解ればと思います{YES}
長々と読んで頂きありがとうございました。
恵那ﾁｬﾝ…なんかとってもキャピキャピして明るいイメージだったのに、そんな過去があったのねと思わずｼﾞ-ﾝとしました。誰を選んで生まれてきても幼くして親と死に別れる運命なんて悲しいですが、恵那ﾁｬﾝには乗り越えられる強さが兼ね備えられてたんですね今後の{CARR_EMO_210}も楽しみにしています。
みなさん、いろいろですね
わたしもいろいろと感慨深いです
でも恵那ちゃんの幸せを願わずにはいられません
頑張れ～