原点へ・・・。・12
雪乃「天岱様・・・私は、この村に残りたいと
思っています・・・」
僧正「しかし・・・。」
雪乃「わかっています村の人たちは、私の占いが
災いを呼び込んだ・・・わかっていたのに
そのことを伝えず、村人を犠牲にしたと言う
噂が流れていることも・・・。」
僧正「それでは何故」
雪乃「・・・もう・・・逃げたくない・・・。」
僧正「」
雪乃「どんな事を言われても、自分から逃げるのは
もうやめようと決めたのです」
僧正「雪乃・・・すまなかった・・・」
雪乃「天岱様が謝ることではないです」
僧正「いや儂らがあの時、村の者に伝えていれば、
お前を苦しませずにすんだものを・・・」
雪乃「いいえ天岱様やお師様・・・比治様は、
私を守ってくれたのです
ですから、そのことは後悔して欲しくない・・・
私は、あの時守ってもらった分、天岱様には、
守って良かったと思われるような生き方が
したいんです」
僧正「」
雪乃「私は・・・禁精呪術医師(きんせい)に
なろうと思っています」
僧正「」
雪乃「禁精呪術医師なら、ここに残ってもお山に入ることも
許されますよね」
僧正「し、しかし、雪乃昔の百済国の特殊な医師(くすし)は、
通常の生活はできないのだぞ
それでも百薬師(くだくすし)になると言うのか」
雪乃「はいお願いします」
私の真っ直ぐな決意の眼を見た天岱様は、
眼に涙を浮かべながらも承諾してくれた・・・
歴史上、誰にも知られず存在した医師・・・百薬師は、
確かに存在していた・・・今では伝説上の存在と言われ、
その凄惨な治療法から、技術を受け継ぐ者はいない・・・。
続く・・・。
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コメント
百薬師… とある漫画で、病気の人の肉を食べて体内で免疫を作り、
その血などで病を治すというのを見た事があります。
子供の時に読んで、かなり衝撃を受けました。漢字は違うけれど、
くだくすし と表現されていたんですよね…。
ふとその話を思い出してしまいました。。
百薬師という言葉も初見で、
mai-oさんのコメント読みまして、自分の体で薬効になる血を培養する、という方法という理解でよろしいでしょうか💦
私の妄想なぞ、まったく追いつかない
しかし、たとえ秘められたと言われても、それで回復した実績があるから、存在していたわけですよね(´;ω;`)
雪乃ちゃんの木人図は何を書いたら、どうしてこうなる
なんでこんなになっちゃうんだ
。゜(゜´Д`゜)゜。
他己愛精神強すぎるよ、自分を大事にしてください
待て、僧正様、はっきり村人に自分たちが情報統制したって言うたんか、
保身に走ってへんやろな、
一人の少女の健気さに甘えるなー!
ヽ(`Д´#)ノ
あ~もう、この怒りは💦
いよいよ年だorz
取り乱し、たいへん失礼いたしました。
m(_ _)mm(_ _)m
過去は変えようがないけれど今は願うばかり。どうか、このシリーズに、雪乃ちゃんに救いあることを・・・
この1ヶ月ほど、透明先生のブログを一気に読み進めました~
ようやく、ここまて…
透明先生が、この「原点に…」に、込めたメッセージ、学びはなんだろう…
先が、気になります。
>和樹さん
血清を作るようなイメージでしたが、認識違いの可能性もあるので…;
まんがでは、そういう女性に惚れた食人妖怪が
昔語りで息子にちょろっと話しただけなので、
深く触れられたわけではないですが、その生き様に惚れて
自分は食人止めて結果、餓死するというのが
子供の時には凄くインパクトがありました。
漢字違いで音はくだくすしなので、すぐ検索したらヒットするかもです。
でも正直、漫画やアニメだけの世界と思っておきたいです。。
何となく雪乃さんだったら村に残る方を
選択するだろうな…と思っていました。
ただ、残るにしてもどのような身の振り方を
考えているのだろうか?と思っていたの
ですが医師になるという決意を固めていたの
ですね…ちょっと言葉にならないです。。
村を出て普通の暮らしをしたとしても、
普通の暮らしの中に自分の居場所や幸せを
見出せば猶更に…お師様や村の人たちを守れ
なかったという自責の念に苦しむことになる。
同じ苦しむのなら自分の運命から逃げない道を
選ぼう…雪乃さんはこんな風に考えたのかも
しれないですね。
巫女の自分では助けられなかった人の分まで
疫病に苦しむ村人たちを何とかして助けたい。
その為に医師になろう…と決意したのでしょうか?
14歳の少女の決意が痛々しいです…{ごめんなさい}
百薬師という言葉を始めて聞きました。
ふと思い浮かんだのは「宮廷女官チャングム…」
でした。あれは朝鮮王朝時代のお話しでした。
まだ外科医療が無い時代、重い腸閉塞を患った
王様を助けようと、外科的な治療を考案した
チャングムでしたが、王様の腹を刃物で切る
という行為は許されず…結局王様は亡くなって
しまいます。mai-oさんが仰ったような治療を
施すのが百薬師だとしたら…それは今の時代
では人道的に許されない職業と言わざるを
えないですね。。本来はどのような治療を行って
いたのでしょう?知るのが怖い気もします…{げっ}。
自分を守ってくれた人達の想いを無駄には
しない。守って良かったと思ってもらえる
ような生き方がしたい…どうしたらそんな風に
考えられるのでしょう。。ワタシには想像も
つきません。
彼女の『人へ寄せる心』…その優しさや強さ、
清らかな志の源は一体何なのでしょう…?
そこが知りたいです。
占いが災いをもたらしたというのは違うと思います。神は起こる事を予め示しただけであって。その知らせをどう受け取るか、皆に拡散するかの判断は人間サイドの問題です。個人的には必ず起こる未来の予言であればたとえネガティブなものであっても出来るだけ多くの人に知らせるべきだと思います。霊界で起きた事は時間差はありますが現界に投影されるからです。だから集合想念がどうのこうのの問題ではありません。ただ戦争などの人災に関しては別です。昔の独裁者は予言を悪用、曲解して無謀な戦を推進した事例がありますから。
透明先生を含め聖者などの選ばれし高級な魂はこの世に再生する度に霊的な事や人助けを繰り返すのでしょうね。私は生まれつきの天中殺なので、ある種特殊なんでしょうけどせいぜいインディゴ・チルドレン止まりでしょうね。社会を変革する事には情熱がありますが、現世生まれ来たこの国の人達は何よりそれが嫌いなようなので。真の改革を有難迷惑がる連中に対してはどうぞご自由にという気持ちしかありません。でも自分もそこに居る以上それら絶対多数の人達の行いが引き起こす災いに巻き込まれるのは冗談じゃない!ですね。地球が使用不能になってもキリスト教的に選ばれし魂を空中携挙してくれるなら別ですが。夢見で2回も呼び出してくれた宗像三女神が助けてくれるのかな{笑}
透明先生 皆さま こんばんは{さくら}
雪乃ちゃん、まだ若いのに優れた精神性です{キラリ}
先生は、前世も素敵なんですね{ラブラブ}
今世はもう転生する必要性は無いのに人間を直接助けたくて好き好んで転生しているのでは、と思ってしまいました。
禁精呪術医師とは字面から呪術で治療するように感じますが
それがどう凄惨な治療なのか想像もつきません{わお}{はてな}
次回が早く読みたいです。
mai-oさん、こちらこそ、有難うございますm(_ _)m💦
なんと、超有名作品(なのに未見という私)
マンガとはいえ、この設定は子どもの時読んだら、衝撃受けてしまいそうです(´;ω;`)
作者様も何かからインスパイアされたのかもしれませんね💦
降りかかる火の粉を全部被ることすら厭わない雪乃ちゃんに、つい同世代の少女と比べてしまい、感傷的になってしまい・・・
が、言葉の端々に不思議な強靱さを感じてもいます。
精神性が高いからだろうなあ。
自分は低いけど、低いなりに出来ることはしよう
自分の前世の端々まで記憶されている雪乃さんを痛々しく思います。受け入れるまで様々な葛藤があったことだと思います。そして、ここまで公開してくださること、ありがとうございます。
雪乃さんの生き方が透明先生の原点なら、最後まで付き合いますよ!
そして、一人の女性にここまで強い生き方を強要せざるおえなかった元の原因にも何か代償が降りかかっていくのでしょう。それもおそろしい。
戦には未来を夢見る若者の生き方さえ根本から変えてしまう罠がつきまといますね。💦
透明先生早く戻って来てください~!
現代ではより研究が進んで、透明先生やキョウダイ様達にかかる負担が軽くなっていることを祈ります。
いつもの透明先生のコメントが待ち遠しいです。
あ、記憶していらっしゃるのは透明先生でしたね。失礼しました💦
私ならきっと、自分(の心)を守る為に逃げちゃうと思います。
雪乃さんが現実と向き合う姿を、私も見習わなければならないと思いました。
先生、雪のちゃん、村に残ってくれたんだね。本当に良かった、何故かわからないけど、そう思いました。
私は若い頃、何度か、この世を去ろうと思いました。でも、それをする事は出来なかった、それをする勇気がなかったんだと思います。神様が許さなかったのかもしれません。
N家の恩を忘れたのか、透明先生のブログを見て、勉強しなさいと、何方かが、導いて下さったような気もします。
私も、雪のちゃんと同じで、人様から何を言われても構いません。逆にありがたいくらいです。
雪のちゃんや、透明先生みたいに、特殊な能力がある訳ではないですが、Nさんって、面白いよね~とか、Nさんがいないと、寂しいよね~とか、言ってもらえるような人になりたいです。周りの皆が、笑顔になるように。
ぼちぼち、生きて行こうと思います。
先生、風邪などひかれませんように。
>初花さん
私も「宮廷女官チャングム」を思い起こしていました!
現代の医学では当たり前の事が、その時代によっては狂気の沙汰のような扱いをされたり…食べることと医学と漢方、そして人との繋がり、大好きなテーマが盛りだくさんで私史上No.1ドラマでした!
今回のお話は、胸が痛くなるような場面もありますが透明先生が伝えたいことをしっかりと受け止めて読み進めたいと思っています!
透明先生、いつもありがとうございます✨
幽遊白書のらいぜんを思い出しました。
前世の記憶を思い出したいと思っていますが、思い出さない方がいい気がしてきました。( ;∀;)
>まっちゃんさん こんにちは♪
チャングムは、厳しい身分制度と男尊女卑の
時代に不屈の精神で想いを貫いた女人という
イメージがあります。
陰謀に巻き込まれて失脚してもなお、信念を
通すために血の滲むような努力をして名誉を
回復していく様子に心を打たれました。
その様子が、雪乃さんの生きる姿勢に
重なって見えるのかもしれません。
チャングムの食に対する知識の豊富さに舌を巻き
ましたが、その後、医術を学んでゆく過程でも
類稀なる能力を発揮して王直属の医女まで昇格
する様子に驚嘆しました。
己を信じる心の強さと、守りたいものがあると
いう強さを感じました。
どれもこれもワタシには無い、強さと想いです。
今回のお話しでしっかりと学ばせて頂きたいと
思います。