やまやまマウンテン・10
蘭子「これは、全体的にも当てはめられるのですか」
透明「もちろん、全体的な流れとして
判断できるものでもある
その場合は、自分の立ち位置をある程度
冷静に見極める必要があるとは思うけどね
個人の場合は、その人の名前を言葉の前に
もって行くとわかりやすい
要するに
○○さんに、好かれたいけど嫌われている
〇〇さんに、好かれたくて好かれている
〇〇さんに、嫌われても良いのに好かれている
○○さんに、嫌われると分かっていて嫌われている
という具合に表現すると冷静に自分の状況がわかる
ただ、これも自分の主観が大きいから、冷静に
現状をみて、どちらかというとこうかな
という見方をすると良いかもしれないね」
蘭子「なるほど・・・・確かに、その人に本当に嫌われて
いるかどうかというのは、自分ではわからない
ですからね・・・でも、冷静に見れば、もしかして
嫌われているかも
っていう対応をされることがあるから、予想だけど
その人との関係性が、なんとなくわかる気がします」
透明「まあ、自分が思うことよりは、相手の反応で判断
する方が確かにわかりやすいかもしれないね
さて、ここまでは良いとして・・・・。
この4つもボックスで何が起こっているかを
簡単に説明するね
まず、好かれたいけど嫌われている
これは単純に、自分の想いとは裏腹に、
相手に好かれることをしていない
ということになる
次に、好かれたくて好かれている
これは、相手に好かれることを分かっていて
行動している結果でしかない
嫌われても良いのに好かれているというのは、
相手に好まれる行動を知らずにしていて、
自分は、意識していないということに近いかな
最後の嫌われると分かっていて嫌われている
これは、裏を返せば、相手に嫌われることを
分かっていて嫌われる行動をしているという
ことになるよね」
蘭子「な、なるほど
わかりやすいです・・・・でも、言葉で言うと
単純に感じますけど、実際は・・・」
透明「まあ、今言ったことは、本当に単純な見解だから、
あまり気にしなくてよいのだけれど、
じゃあ、実際に蘭子さんが、その人や全体的に
好かれるには、どうすれば良いのかを考えないとね
もちろん、4ボックスと自分の意思が合っている
場合は、そのままで良いと思うけど・・・。」
蘭子「い、いえ多分自分が思っている通りには
いっていないと思いますから、教えてほしいです」
透明「うんわかった
それじゃぁ~、さっきの話をもう少し
具体的に説明するね
まず、好かれたくて好かれる
好かれたいのに嫌われるというのは、
相反する位置にある事柄なんだ
例えば、好かれたくて好かれるという人は、
相手との距離感を大切にし、相手の意図を汲む
理解力があるんだ」
蘭子「理解力ですか」
透明「うん 相手を理解し、相手の意思を尊重する
それが上手くデキた人は、絶対に嫌われることはない」
蘭子「た、確かに・・・でも、それって難しくないですか」
透明「確かに、難しいよね
でもね、相手に好かれるというのは、相手に好かれたい
と思っているから好かれるわけじゃないんだ」
蘭子「えっど、どういうことですか」
透明「相手に自分を好きになって欲しいと思うのは、
自分の意思が自分にしか向いていないということ」
蘭子「あっ」
透明「よく、相手に好きになってもらいたいと思うのであれば、
まず相手を好きになりなさい
って言われてるけど、この理由としては自分を好きに
なって欲しいという欲求が前にくるればくるほど、
相手の意思を尊重できず、自分の意思だけを押し付けて
しまうからなんだ
簡単に言えば、自分が好きになって欲しいと思っているから、
相手もそう思っているだろうとか、自分が好きだから、
相手も私を好きだろうという自分に都合の良い解釈が
生まれて、押し付けがましい対応をしてしまうというワケ
それでは、相手の意思を読み取ることはできないし、
相手を本当に好きだとはいえない」
蘭子「」
透明「ここで言う、好きになって欲しいという欲求は、
あくまでも、相手を好きな自分が好きという
段階だということでしかない
愛されたいなら、先に相手を愛する
好かれたいなら、先に相手を好きになる
気に入られたいなら、先に相手を気に入る
興味を持たれたいなら、先に興味をもつ
認められたいなら、先に相手を認める
こういった言葉の本質は、自分を前にもってくるのではなく、
その人の後ろにもってくることから始めなくちゃいけない
だからこそ、その感情を大切にしつつ、自分の感情を無理に
押し付けずに、相手との距離感と相手を理解しようとする
行動と理解力が大切になってくるんだ」
蘭子「ううっ・・・難しいですね・・・でも、一つ
わかったんですけど、相手に興味を持たなければ、相手が
本当に興味がある事って、確かにわからないですよね
それに、相手のことを知ろうとすれば、勝手に相手が
自分に興味をもっていると理解してくれそうですから、
わざわざアピールしすぎなくても、理解されそうな気が
します 逆にアピールすることに躍起になってしまうと、
自分勝手になり、わかってもらおうと押し付けがましく
なってしまうし、相手との距離感や相手を理解することが
できなくなって、自分の予測で動いてしまいそうだから、
ちょっと、怖いですよね~
多分、そうなると相手が引いてしまう気がします」
本当に、頭の良い子だなぁ~
これだけ理解力があれば、直ぐにでも状況を
良くすることができそうだ
続く・・・。
参考記事鑑定ファイル79(悩める関係)「あ・か・さ・た・な?」
昴と透明先生のお店
Guardian Jewelry Access
是非ごらんください
おすすめのお店で~す 是非役立ててくださいね
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コメント
このところずっと上手く言葉に出来なくて、モヤモヤしていた事を先生がスッキリと言葉にして下さり心が軽くなりました。
ありがとうございます。
距離感って難しいですよね。
相手とほどよい距離感を保てるようになれたらいいなと思います。
智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ。兎角に人の世は住みにくい。
夏目漱石先生の【草枕】冒頭より
るんるんさんの意見にもあります『距離感』が、今の時代、特に重要なのかなと思います。
単純にgive-and-take、ビジネスライクにいければ楽なんですけどね💦
あ、先生、あかさたなシリーズ、リンク有難うございます!
私の場合、自分では2{りんごちゃん}、
でも1もあるかも{りんごちゃんNG}{汗}
って感じかなぁ{考えるひよこ}
誰からも好かれたいとかそう言う気持ちではなく、なにより自分が居る場所を居心地良く{キラブルー}したくなるのです。
たとえば誰かが○さんに対して不満を持っていたら、どうして、そう思ったのか理由を探り、勘違いとか言葉の行き違いとかは無いのかとか、○さんの良い所を探したりして2人の中間に立ち、できたら間を繋ぎたいと思ってしまうのです。
ですから2人に好かれるように、先生の言うような距離感は常に意識してきました。
どちらかに属してしまうと、単に八○美人と思われて相手には距離をおかれてしまいます{ショック}
中々、この距離感は難しく前職での仕事柄もあるのですが、思えば、学生の頃からこの気持ちを持っていたような気がします。
周りに気を使い過ぎて体調を崩した事もありましたが{汗}
皆が不満を持たず気持ち良く過ごせれば雰囲気も良くなり仕事も効率が上がるとは思っています。
ただ、全ての人や職場に通じる訳ではないと思うので、あぁ、この人には理解してもらえなかったなぁとか、力及ばなかったとヘコんだ時も、もちろん多々あります{ショック}{涙}
なので先生の説得力は本当に憧れます{キラピンク}
先生のように全ての人に優しく平等で、ありたいなぁ{YES}{ラブラブ}