鑑定ファイル1/礼子さん2
礼子「トントン、失礼します。こんにちは」
礼子さんが少し困った顔で部屋に入って来た。
透明「こんにちは、今日はどうしたの」
礼子さんが席に着くと、いきなり意外な言葉が飛び出したそれは・・・。
礼子「先生!私、霊感が欲しいんです」
透明「は、はい」
突然の申し出にかなり面食らった感じでしたが
一応冷静を装って事情を聞いてみると
最近、彼女の占いが良く当たるとお客様が頻繁に来るようになり
雑誌の取材などのアポが入って来た っとまあ、
ここまでは良かったのだけど、どうも話しを聞いてみると
「噂の霊感占い師礼子さんの今週の占い」
という、まあ良く聞くキャッチコピーの連載らしく、彼女も慌てて
「私、霊感なんてないんですけど・・・」と反論したところ、
「でも、礼子さんタロットだから霊感みたいな不思議な感を使って
占うんですよね~推薦してくれたお客さん達も
凄い霊感がある占い師さんと言ってますよ~」
てな事を言われてしまい、かなり悩んだようです
透明「う~ん、そこまでは分かったんだけど・・・。何でその結論」
礼子「だって、雑誌社とかよりも、私のお客さん達は、皆私に霊感が
あってそれを頼りに来てるんですよ~だったら、
私が頑張って皆さんの思ってるように霊感を身に付ければ
皆さんの期待にも答えられるしですから何とか霊感が
身に付く方法が無いかと」
え、偉い彼女は正に占い師の鏡やね~どっかのグウタラで
面倒臭がりで今日のお客様の事も覚えて無いような占い師に
聞かせてやりたい
っと思った今日のお客様の事も覚えてない透明先生でありました
・・・さて、気を取り直して
透明「じゃあ、まず礼子さんが霊感に目覚める道があるかを観て
もしその道があるならその方法も追ってみようか」
礼子「お、お願いします」
それでは、礼子さんの木人図にアクセス
現在地点から幾つもに枝分かれした未来を紐解き答えを導き出します。
鑑定結果は、次回に続きます。
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