鑑定ファイル2/一馬くん(仮名)・4歳男の子・園児
ふぁ~っ・・・。ねむい
今日は午前の鑑定が少なく、午後からの鑑定は夕方からなので、
少しゆっくり出来る日
「さて、ご飯でも食べようかな」
久しぶりにゆっくり出来そうなのでちょっとうれしい透明です
しかし、こんな日に限って嫌な予感が・・・
「ばた、ばた、ばた、ばた」 凄い勢いで走ってくる音がする
透明「や、やばい、やつが、奴が来る」 予感的中の瞬間である
??「テンちゃ~んいる~っ」
「ガチャバン」 扉が凄い勢いで開いた
透明「・・・。よ、よう一馬くん、いつも元気だね~っ」っと、大人な対応をしつつ、
ドアノブが傷つけた壁を寂しそうに見つめる私・・・
一馬「テンちゃん、今、ひま~っ」
は~っ、たしかに暇ですよ、暇なんですけど、久しぶりなんですよ・・・
透明「うん、丁度お客さん見終わった所だよ」・・・自分のバカ・・・
一馬「そっか~、テンちゃん大変だねもっとお客さんこないと破産だね」
・・・ど、どこでそんな言葉・・・もう好きにして・・・
透明「そうだねそうなったら一馬くん先生にご飯食べさせてくれる」
一馬「え~っ、いやだよ~。」 ・・・こ、こいつ・・・
一馬「だって、テンちゃん大人じゃん」・・・ごもっともです・・・
失礼、少し取り乱してしまいました。
一応紹介します彼は一馬くん
私立の幼稚園に通ってる4歳の男の子で、
私の仕事場のすぐ隣の家に住んでいます
最初は、お母さんの鑑定について来ていたのが、
幼稚園に行き始めてからは、
なぜか私の時間が空いてる時に限って顔を出すようになり・・・
うれしいかぎりです・・・
まあ、かわいいからいいんですけどね~っ・・・
最初に来た頃は言葉もままならなかったので先生と言えず、
先生が「テンテエ」になり
面倒くさかったのか「テンタン」
そして「テンちゃん」になりました
しかし、このくらいの小さい子供の感の良さには恐れ入ります
そんなわけで、彼は、私の一番小さな友人です
今回は、彼の素朴な疑問から出た問題を考えて行こうと思います
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