鑑定ファイル3/愛子さん(仮名)・24歳女性・OL
今日は、朝から何だか忙しい一日でした
透明「さ~て、今日も頑張った
ご褒美にケーキでも買っちゃうよ~ん」
実は甘党の私・・・
??「トントン」
??????あれ?
今日、もう終わりだよな~
またもやお客さんを把握していなかったか
透明「は、はい?」
ドアを開けると、女性がかがんで泣いている
透明「???あれ?愛子さん?」
顔を両手で覆いながら泣きじゃくっている女性は、
愛子さんという、いつも明るく気さくな女性で
普段泣いている所など決して見せるタイプではない
少々驚いた
透明「どうしたの」
愛子「・・・ひくっ・・・」
何か辛い事でもあったのだろう、少しの間一緒にかがんでみる。
透明「そんな所に居てもツライだろうから、中に入りなさい
今何か暖かいものでも入れるから」
愛子「・・・ひくっ、ご・・めん・ひくっ・・なさい・・・」
取り敢ず紅茶を入れ 愛子さんの前に差し出し、
少しゆっくりなペースで話しかける。
透明「暖かいもの口に入れたら落ち着くから、
よかったら飲んでみて」
愛子「・・あり・・ひくっ・・がとう・・ございます・・・。」
私の鑑定部屋には随時いく種類かのお茶を用意しています
無論私が甘い物と一緒に飲む為だって違う違う
これは、あくまでもお客さん用です
お茶には、精神に直接働きかける作用があるので、
あまりにも興奮した人や落ち着かない人など
精神的にバランスが悪い時などには良い安定剤になります
愛子さんには、アールグレーに少しラベンダーのハーブを混ぜて
心の落ち着きと情緒の安定を促すように作ったお茶を出してみた。
しばらくして、落ち着きがもどったのか、愛子さん自ら切り出した。
愛子「すいません 予約もしてないのに」
おおっと
お客さんのスケジュール覚えて無かった訳じゃなかったんだ~
っとお茶も飲んでないのに情緒が安定した私
透明「いいよそんな事」 ただ、
今日のご褒美のケーキが買えなくなるだけで、気にしてないよ
本当に気になんかまったくしてないって
っと心の声を言えるわけもなく
透明「何かあったの」 っと聞く私・・・
愛子さんの身に何があったのか
続きは、また後日
コメント
{だるま}{天使}<色:#99ff00>透明先生<色:#cc9900>こんばんは<色:#ffcc00>読んだよ色>色>色>