Don’t stop my Love・4
透明「あのね 椎野さんは、彼のどんなところが
好きになったの」
椎野「えっあ、あの~
突然ですね う~ん・・・
誰にでも優しいところとか
自分をしっかり持ってるところとか・・・」
透明「そうか~椎野さんが好きになるくらいだから
きっと、よっぽど素敵な人なんだね~」
椎野「えっい、いえ・・・私なんかに好かれても・・・。」
透明「そんなことは無いよ 私からみても椎野さんは、
自分が想っている以上に人を見る目があるし、
常に人の本質を見ようとしているじゃない
その椎野さんが好きになった人だもん、
私はその彼が本質的に優しく強い人なんだと想うよ」
椎野「ほ、本当ですか」
透明「うん もちろん」
椎野「えへへっ 何だか嬉しいです」
透明「そこは、自信を持っていいところだよ」
椎野「あっ・・・そ、そうですか・・・。」
う~ん、固いな~ こりゃ~一筋縄ではいかない
とにかく突破口を開かなくちゃ
透明「ところで、彼とはお話したりするの」
椎野「えっ は、はい仕事のことが大半ですが
色々と教えてくれたり、たまに趣味の話を
してくれたりもします」
透明「趣味」
椎野「はい 彼は、釣りが大好きみたいで、
週末の度に一人で釣りに行ったりするそうです」
透明「へ~っ良い趣味だね~」
椎野「はいでも、彼の場合、釣り自体が目的じゃなくて
そんなゆったりとした時間を楽しむのが好きみたいで、
ちょっと、変わってるって自分で言ってました」
透明「なるほどね~でも、そんな時間を持つことも
大切なことだよね・・・もしかして・・・
誘われたりした」
椎野「・・・はい・・・。」
透明「いいじゃん行ってくればチャンスだよ」
椎野「あっ、でも きっと社交辞令だと思うから・・・。」
透明「う~ん・・・・」
やれやれ、これが失敗の元になるわけだ・・・。
透明「椎野さん彼が好きなんでしょ」
椎野「はい」
透明「だったら、チャンスは自分から引っ張って
来なくちゃいけないよ」
椎野「でも、きっと断わられて・・・。」
透明「やっ・・・。」
やってみなくちゃわからないよ~
っと言おうと思ったが、いったん止める
自信の無さ=コンプレックスの可能性もある
ここはひとまず、違うアプローチをしてみよう
なかなか苦戦を強いられている透明先生なのでした
続く・・・。
おすすめのお店で~す 是非役立ててくださいね
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コメント
てんちゃん
朝晩寒くなりました。
チャンスと自信。このセットは、うまいこと、 逃さないように…したいって 思いつつ前進前進(^0^)/
透明先生、こんばんは。
毎回、色々と為になる記事が多く楽しく拝見しております。
今回の記事は、自分に共通する部分がかなりあり
少しどきどきしつつ読み進めてます。
この先どうなるのか楽しみです。
透明せんせ~{笑}こんにちは~
読んでいるほうが{ドキドキ}しちゃいます{汗}
誘われていても、社交辞令だと思っちゃう椎野さん{ごめんなさい}
頑張れ~{アップ}
昔の自分に似たとこがあってなんだか読んでるとドキドキを通り越してクラクラして来ました(・ω・;)。
知らない間に拳握りしめてて手汗でいっぱいです(笑)。