エピソード・ゼロ (私が私である為に・・・。)・2
田島さんは、私が通っている道場の先輩で
この近所の派出所のお巡りさんでもある
私は田島さんに連れられ一路道場に向かう・・・
田島「師匠~っ また透明のヤツ、駅で
絡まれてましたよ~」
師匠「おお~っ」
はしゃぎながら、私に駆け寄ってくる師匠
師匠「でっ 何人だどうやって倒した
相手の立ち位置は」
透明「う、う~んと・・・」
田島「し、師匠師匠がそんなだから透明は」
「ポカッ」
透明「いたっ」
師匠「た、田島の言う通りだ~
己の拳を粗末に振り回しちゃいかん
・・・・・・・・・・ムズムズ・・・
でっどうだった」
田島「師匠~っ」
中学に入った私は、小学校時代のイジメ経験が
反動となり、曲がったことが大嫌いな性格が
板についてしまっていた
小学生の頃は、師匠にも手出し禁止を通告されて
いた為、イジメに耐え続ける毎日を過ごしながら
自分の弱さを恨み、その憤りを拳法にぶつけて
いたような気がする・・・。
小学校を卒業してからは師匠も、自分が悪くないこと
相手が年上であることを条件に身を守る
為の手出しはOKとされたのだが、時間をかけて
鍛えた力を上手くコントロールすることが
出来ないでいたのも事実であった・・・。
今考えるとこの頃の自分は、若干世の中を斜に
構えて眺め、口数も少なく、周りからは少し怖い
存在となっていたようである・・・。
師匠「透明 そういえば、さっき陣と円が
透明が来たら、奥の間に来るように
言ってたぞ」
透明「ギクッ お、奥の間って・・・。」
師匠「ああ、薬草室」
透明「・・・帰っていいですか」
師匠「・・・ダメ」
透明「な、なんで疑問形なんですか」
師匠「じゃあ、ダメ」
透明「な、なんで」
師匠「う~ん・・・面白そうだから」
透明「」
師匠「早く行ってこい 円待たせると五月蠅いぞ~」
何だか嫌な予感を抱きながら、師匠に逃げられないように
肩を掴まれ、薬草室へ・・・
嫌な予感が高まってゆく・・・。
続く・・・。
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コメント
てんちゃん
寒くなりました。風邪には気をつけてくださいっ。
薬草室って~、
魔法の薬、??。
次回うP楽しみにしてまっす{CARR_EMO_38}
透明せんせ~おはようございます{笑}
円さんとのお話ドキドキ{ドキドキ}ワクワク{ルンルン}で
待ってま~す{YES}
せんせい{バイバイ}おはようございます{超びっくり}
{げっ}ギクッとするような
面白そうな何かが起きるのですね{笑}
続きのお話楽しみにしてま~す{うさぎ}{キラリ}
>世の中を斜に構えて眺め、口数も少なく、周りからは少し怖い存在
私のことですか(笑) いい年になった今でも全然変わらないところが
ピュアというか進歩がないというか{汗}
挑発に乗って反撃するとそれを口実に被害者づらするのが
邪神系の魂の人間の常套手段ですから世俗的なやりかた
では難しいですよね。裁判とかに訴えるのも敵が多数だと
証拠収集等にかなりコストがかかるし正義を実現するのが
かなり困難なこの国では尚更です{怒}
子供の頃は厭魅でやっつけてやろうと思ったのですが霊的に
大変な罪になるようなのでやめました{どくろ}
一日も早く最後の審判が来て悪がこの世で裁かれるのを
見ることが私の夢ですね(笑)
わ~!!
次回は円さん&陣さんat薬草室なんて、オラワクワクしてきた~って展開になりそうですね{キラリ}
透明先生の正義感の強さは、小学校時代の経験からだったんですね{ひらめき}
己が強くなる為に体を鍛えて努力する姿は{始まり}カッコイイ{終わり}です{グッド}
中学生の頃って、なんとなく大人っぽく見られたかったり、
世間や大人をちょいと斜に構えて見てたりするもんですよね{走るひよこ}
若さゆえの特権みたいなもんで、誰でも通ってくる道、
みたいな{はてな}{ハッピー}{汗}
先生も昔そういう時代があったんだぁ{ルンルン}って…ちょっぴり安心({はてな})
キョウダイ弟子さん達の登場に、今回、賑やかになりそうな予感{花火}
お師匠様のおちゃめな言動も、前に言ってたとおりで、なんだか
慶次っぽいですね{グッド}{キラリ}
今後の展開が超楽しみです{YES}
グフフッ{笑}
今週、薬草園の見学に行く予定のワタクシとしては、薬草室ってば潜入してみたい場所、No.1にランクインさせちゃいます!!
そんなとこで円ちゃんと陣くん(当時の年齢から推測して敢えて「ちゃん」「くん」で)は何を企んでるんだろねぇ。
帰りたい一心の「透明くん」には悪いけど・・・楽しみだわぁ{ルンルン}
。。。薬草室{走るひよこ}
いろいろ、妄想できますね{りんごちゃんNG}。
江戸時代とか、朝鮮王朝の世界ですね(ドラマの影響大{げっ})。
また、次回楽しみです{ルンルン}