エピソード・ゼロ (私が私である為に・・・。)・5
師匠「さて、みんな武道着に着替えてこ~い」
all 「は~い」
私達は、部屋に入り各々道着に着替えて
師匠の待つ場所へ集合した・・・
師匠「おしっ そろったな」
透明「先生もう始めるんですか」
師匠「当たり前~っ せっかく来たんだから
一日でも無駄には出来ないだろ」
流奈「でも・・・・・」
師匠「んっ」
昴「もう、日が落ちて来てますけど・・・」
師匠「おお~っ 本当だ
それじゃ~急がなくちゃ」
円「・・・なんか怪しい・・・」
怜「確かに」
陣「うお~~~っ やるぞ~っ」
美莉「・・・はぁ~っ」
師匠は私達を連れ、意気揚々と山の中へ
入って行く
・・・・・・30分位経ったろうか
山の中をドンドン進み、疲れが見えてきたころ
辺りは深い闇に閉ざされて少しずつ周りの状況も
見えなくなってきていた・・・
それからは、視野も徐々に狭くなり、
見えるものは、仲間たちの背中だけ・・・。
さすがに不安になってきた瑠璃が声をあげる
瑠璃「きゃ~っ な、なんか踏んだ~っ」
陣「えっえっなになに」
円「うえ~ん 先生~っいつまで歩くんですか~」
怜「・・・昴・・・変なところさわらないで・・・。」
昴「えっちょ、ちょっとまて
俺はどこもさわってないよ」
美莉「ご、ごめん わ、わたし」
流奈「先生 どこまで行くんですか~」
透明「・・・・・・・。」
円「せ、せんせい あれっ」
怜「・・・いない・・・。」
陣「えっ せ、せんせ~い」
透明「はぁ~っ お前らちょっと落ち着け」
all 「」
その時
師匠「お~いみんな聞こえるか~っ」
耳が割れんばかりの大きな声で、師匠の声が
こだましている
師匠「それじゃ~ここで、修行を開始するぞ~っ」
瑠璃「ちょ、ちょっと待って下さい
始めるって言っても、何も見えないよ~っ」
師匠「そうか~ 私からは、お前らがよ~く見えてるぞ~」
透明「」
昴「シ~ッ」
一同沈黙
すぐさま師匠の気配をさぐる8人・・・。
陣「・・・くっ、ダメだ わかんね~っ」
円「・・・こんな中じゃ、集中出来ないよ~っ」
透明「・・・・・くっ・・・」
怜「・・・お手上げ」
瑠璃「・・・美莉は」
美莉「・・・何か、先生の気配が定まらない・・・。
・・・流奈どう」
流奈「シ~ッ・・・や、やだっ
何か、気配が1つじゃ無いみたい」
all 「」
昴「ヤバイ
気をつけろ何かいるぞ」
私達は、お互いに背中を合わせ自然と円陣を組んでいた
誰もが暗闇の恐れと緊張を抱いたまま、集中してゆく・・・。
「ガサガサ」
透明「」
「ササ~ッ」
美莉「」
「ガサッ」
昴「」
何時間くらい経ったのだろう
緊張は極限を迎えていた・・・その時
続く・・・。
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コメント
先生、いいところで終わりすぎですー(≧ヘ≦)。先が気になって仕方ないっ。
てんちゃん
怖いけどぉ~
次回うP超楽しみに待ってます…。
透明先生おはようございます(゚▽゚)/
きゃ~っo(≧▽≦)o
続きが気になるぅ{CARR_EMO_334}
次回楽しみです{CARR_EMO_324}
先生おはようございます{もみじ}
え、ええぇ~{汗}
そ、そんなイイところで・゚・(ノ∀`;)・゚・
続きが気になってギシギシしちゃいました(ノω`)
次も楽しみにしてます{うさぎ}
うわぁ~!先が気になる~~~!!!(≧ω≦)b
連ドラみたいな終わり方ですねー。
明後日までお預けだなんてー・・・(T▽T)
透明先生お疲れ様です♪今回のお話は気になってたので楽しく拝見してます☆
何が起こるのかすごいワクワクしてます♪
(^-^)
何時間って、、、この状態ではおそろしい長さですね。。。
いったい何がおこるんでしょう!!