おもいもおいも・7
日が落ちた頃・・・
気持ちを落ち着けた私達は、
施設内にいる津上さんの元へ
津上「海斗くん・・・。」
海斗「真澄ネエ・・・ごめんなさい・・・」
津上「ううん私こそごめんね・・・
海斗くんの気持ち・・・察して
あげられなくて・・・本当に・・・
本当に・・・ごめんね・・・」
海斗くんと津上さんは、お互いを想いながら
涙を流していた・・・。
お互いの優しい気持ちが共鳴してゆく
透明「(よかった取り敢ずは、これで大丈夫かな
後は・・・。) 」
津上「海斗くん・・・お腹すいてない」
海斗「えっ あっ・・・」
津上「まだ、食べられそうにない」
海斗「・・・・・・。」
透明「津上さん 私と勝負しませんか」
津上「は、はい」
海斗「」
透明「私も久しぶりに海斗にご飯を作りたく
なって来たので
どちらが海斗の食欲を満たせるか
勝負しましょうよ」
うわ~っ む、無理矢理~っ
自分でもムチャ振りなのはわかっていたが、
ここが大切な分岐点
外すワケにはいかない
津上「で、でも~」
透明「いいじゃないですか~
せっかくだし、楽しく食事と行きましょうよ」
私は、海斗くんから見えないように津上さんに
目配せする
津上「わ、わかりましたその勝負
受けてたちます」
透明「よ~し燃えてきた~~~っ」
うわ~っ・・・三文芝居
私達は、食堂に舞台を移す
食堂には、他のスタッフや子供たちで
賑わいをみせていた
子供達
「あっ透明だ~っ」「いつ来たの~」
「真澄ね~ちゃ~ん」「あそぼ~っ」
「海斗兄ちゃんだ~っ」「海斗~海斗~っ」
透明「みんな~元気~っ」
子供達
「は~い」「げんき~っ」
「あそぼ~っ」「とうめ~い」
す、すごいな 大騒ぎ
透明「みんな食事中ごめんね~
これから、透明兄ちゃんは真澄お姉ちゃんに
勝負を挑みます
勝負方法は、料理対決で~す
どっちの料理が美味しいか
美味しかったほうが勝ちだよ~
勝敗を決める審査員は海斗兄ちゃ~ん」
海斗「」
透明「もちろん、みんなも食べ比べてみてね~」
子供達&スタッフ
「わ~わ~っ」「きゃっきゃっ」
「どよどよっ」「しょうぶだ~」
「わ~いわ~い」「おもしろそ~」
さ~て、舞台は整った
いざ 勝負
続く・・・。
おすすめのお店で~す 是非役立ててくださいね
ポチしてくれると励みになります
コメント
A~ha!海斗くんの食欲の復活を巡っての闘いだったのですね~?
ギャラリーも多くて、とても盛り上がったのでしょうね~♪((o(^-^*)o)))
お料理の道へ・・・?
もしそうなら、きっと素晴らしい料理人になられるでしょうね。
私も食べ物を扱う業種なので、心って本当に影響すると思います。
おはようございます{晴}
微笑ましい光景が浮かんできそう{ハッピー}
先生のお役目、尊敬します{YES} {ラブ}
{さくら}{さくら}{さくら}{さくら}{さくら}
なんだか 楽しみになってきました
素敵な展開まってま~す{キラリ}
子供たちに 幸あれ・・・・・{ラブラブ}