見えざる心・29
透明「さて、最後にアイテムの2つ目
はいこれ」
泰之「これは、腕輪」
透明「これは、さっきまでのモノとは
ちよっと違うものなんだ
用途としては、
心の痛み、精神からくる苦痛、
精神から来る身体の痛みやだるみ、
こういう一連のものを軽減して
くれるアイテムだよ」
泰之「ま、まじで」
透明「まじで
言霊は、エネルギー回復
瑠天はトラウマや心の傷を回復させる
為のモノ
後は、実際の痛みや苦しみを軽減
しなくちゃいけないからね
これで、うつ病に対抗しうる武器は
揃ったはずだよ」
泰之「・・・・・」
透明「クスッ 泰之くんは、今こう思ってるんじゃない
このアイテムと言霊があれば、さっきまでの
話はいらないんじゃないのかって」
泰之「あっ」
透明「それはね、違うんだ
さっきも言ったように、この病気を
治せるのは自分自身しかいないんだ
大切なのは、この病気の症状に対抗しうる
強い意志と病気に対する知識を持ち
武器を装備すること
その全てが備われば、必ず早い段階で
病気を克服出来るようになる
それこそ、今年一年で治すことも
可能だと私は想っているよ」
泰之「そ、そっかなんか勘違いしてた
すみませんでした
なんだか、さっきまでの話で
もう治ったような気がしちゃって」
透明「その気持ちは大切だと思うよ実際に
今までの話は全て治療に結びついている
ものだから、何となく心が楽になって
行くと思うんだ
それだけ、この病気をしっかりと認識する
ことは、自分を知ることにもつながるし
心の持ち方も変わる
正直ここまでの話は、通常のカウンセリング
としての治療を何度も受けたことに等しい
そこにプラスアルファーとしての武器が
備われば君は一気にボスキャラを倒せる
ほどのレベルアップが出来たと思って
良いんじゃないのかな」
泰之「あははっ本当にゲームの世界みたい
でも、本当に今は考え方が変わってきてる
気がする
・・・・・先生、ありがとう」
私は、泰之くんにアイテムの細かい使い方を
説明する
泰之くんも真剣に話を聞きながら病気と
向き合い始めているようだった
私は最後に泰之くんに提案をする・・・。
透明「これで、大丈夫かな」
泰之「はい」
透明「泰之くんもし、何かわからないことが
あったら、次は泰之くんが私のところに
来てくれるかな」
泰之「あっはい・・・でも・・・」
透明「大丈夫今の泰之くんなら出来るよ
自分の体調と相談しながらで良いから
自分の都合の良いときに、いつでもおいで」
泰之「わかりました最初の目標ですね
きっと、治して先生のところにいきます」
透明「うん待ってるよ」
私は、伊崎さんと泰之くんにもう少しだけ話をし
伊崎家を後にする・・・
そして3ヶ月後・・・。
私の元に泰之くんが現れる
彼は、病気を克服するところまでは
いたっていなかったが、9割方の完治を
していた
今は、自分自身の未来の為に勉強をしながら
バイトをしようと思っているとのことだ
その顔は自信に満ち、前だけを見ている
1人の青年がいた
もう大丈夫だろう・・・
私は彼の頑張りに応えるように彼との
話を楽しみながら時間を過ごしていた・・・
完
鑑定ファイルはここまで
次回、特殊配列レシピ
公開で~す
続く・・・。
この鑑定ファイルを最初から読む場合は
1人でも多くの方々を支えてあげてください
皆様のご協力をお願い致します
おすすめのお店で~す 是非役立ててくださいね
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コメント
一人の人をここまで変えてしまうきっかけ、勇気を与えてしまう透明先生が神様の存在にしか思えません
言葉に出来ません{CARR_EMO_330}
感動しかありません{CARR_EMO_330}
人を救うことはとても難しいことだと思います‥
色んな経験をしてきた透明先生だからこそ、成し得られることなんですね。
あ~私も透明先生みたいな存在になりたいです!
‥ごめんなさい‥
調子にのりました‥‥笑
一人一人の方が幸せな気持ちで過ごせることが大事ですよね!
まず、自分自身を大切にしたいと思います♪
これが一番ですかね?=^・ω・^=
いつもありがとうございます{CARR_EMO_330}{CARR_EMO_330}{CARR_EMO_330}
透明先生こんにちは~
ご無沙汰してます。
長い連載お疲れ様でした。いつもありがとうございます。
透明先生にもいろんな事がおありなのに、こうやって多くの人を救って来られて…そんな透明先生をいつもブログで見ているにも関わらず、まだまだ未熟者の私で反省します。
先生はお盆はお休み出来るのでしょうか?それとも大忙しなのでしょうかね?暑さ厳しいのでご自愛下さい。
私達も元気です。
今年は義祖母の初盆です。義父も入院中で…悪い状態にあります。
自分に出来ることを精一杯と思ってますが、なかなか出来なくて…
頑張らなきゃ。
透明先生こんばんは。
数年前の自分を思い出してしまって、このお話し泣きながら読んでました。
(心身症と言われたり自律神経失調症と言われました)
苦しさや辛さ発作が起きた時の恐怖心、分かって貰えなかったのが一番辛かった。
でもそれは仕方のないことなんですね。
今なら理解できます。
透明先生~泰之くん元気になって会いに来てくれて良かったですね!!
透明先生、こんばんは。
この記事でも質問をさせてください。
私の好きな人(会社の上司)も、心の病にかかっています。
1年半ほど職場に来たり戻ったりを繰り返し、最近実家に戻ってきちんと治す、ということになりました。
その間、私は無理はしないでほしい、でもまた戻ってきてほしい、一緒に頑張りたいということを伝えてきました。
彼がいつも戻ってきてくれていた1つの理由として、私があるのは間違いありません。
結果として、これは彼の病にとって、負担となっていたのでしょうか。彼は戻ってくる度いつも、ありがとう、お陰で戻れたと言ってはくれました。
でも、結局なかなか治らなくて、自分は間違っていたのではないか、彼をもっと早く解放してあげた方がよかったのではないか、と悩み、後悔しています。
少々個人的な問題が絡んでしまっていて、申し訳ありません。
これからしばらく彼は休職をしますが、また元気になった時に、私がどのように声をかけるべきなのかがわからないのです…
周りの人は、私のせいではないと言ってくださいます。
でも、心の病に詳しい方から見て、彼にとって私のような存在は、実際どうなのか、知りたいのです。
長文になり、誠に申し訳ありません。記事に関する質問になっているかもわからないのですが…お答えいただける範囲でご回答いただけたら嬉しいです。
>ハチミツさん
お話よく分かりました{ひらめき}
ハチミツさん{はてな}
負担というのと、励ましになるというのは
違うものです{YES}
ハチミツさんが考えている負担というのは、
ハチミツさんがその負担を強いたことへの
自戒だと、私は思います{ひらめき}
彼から見れば、ハチミツさんの存在は
負担ではなく、やる気を与えるキッカケに
なったからこそ、戻ろうという力を引き出した
のだと私は想います{YES}
彼は、元々頑張り屋な人間だからこそ、
あなた自身に理由を求めたことに繋がり、
それは強い信頼から来るものだと想います{グッド}
ただ、1つだけ残念なのは、彼もハチミツさんも
「病気を治す」ことに対して頑張ろうとしなかった
ことが、今の結果に繋がっているのではないか
と推測できてしまいます{ごめんなさい}
この病気は、あくまでも心にエネルギーを溜めること
が薬になります{キラピンク} 自分を労り、相手を敬い、
穏やかな気を構築することが一番の薬です{キラピンク}{スマイル}
ですから今、彼が治療に専念しようと考えたのであれば
その強い絆を持ったハチミツさんが、今度は
病気を治すことに応援をしてあげることが
1番効果的な治療になるのではないでしょうか{YES}
彼は少なくとも、ハチミツさんを信頼してくれているので、
職場に復帰することの重さより、未来に繋がる幸せを
描けるように、彼に言葉を紡いであげてください{キラリ}{虹}
この記事に書かれていることは、きっと彼の病気に
対してプラスになることが書いてあると想います{ルンルン}
信頼できるハチミツさんが、彼の為にゆっくりと
ムリの無いように、病気を治すキッカケとして
記事の内容を伝えてあげられれば良いと想いますよ{YES}
>透明先生
お返事をいただき、ありがとうございます。
先生のおっしゃる通りでした。
こうなるまで、私も彼も、職場に戻ることに力を注いでしまい、彼の病気そのものに本当の意味で向き合い、治療に専念させてあげることが出来ていなかったと思います。私は本当に未熟でした…
彼が今度こそ治療に専念し、また笑顔になれるよう、彼の今後の幸せにつながるように、これからは応援したいと思います。
連絡が取れるようになるまで、透明先生のコメントと記事を読み返し、きちんと考えてみますね。本当にありがとうございます。
こんな早朝にご返信いただいてしまい、申し訳ありませんでした。先生もお体を大切に、どうぞ十分にご自愛ください。
私、この鑑定ファイルを読んで泣いてしまいました{グズン}
凄く分かってくれてると思って。私も長年、鬱と戦って、自分が情けないばかりで、何度となく、いなくなりたいと思ってました。霊能者の方に逢っ
て私も救われました。私は、病院に行って、薬を飲む事に恐怖があったので、飲んではいませんが。。。手放せなくなるんではないかと思ってしまって。
心の病を持たれてる方や、そのご家族に、この鑑定ファイルを読んで欲しいと思いました。
本当に、心と身体って直結してますよね。凄く精神的に影響が大きな事があると、身体全身が硬直して痛くて痛くて、全身筋肉痛の激しいのになったような状態になっていました。先生の記事、本当に凄いです{超びっくり}