艶やかなる欲求・8
透明「成実さん 浮気相手って、
決めてるんですか」
成実「えっう~ん・・・別に・・・
本当は先生が良いならそれが
一番いいんだけど~」
透明「も、も~うからかわないでください
真面目に話してるんですから~」
成実「くすくす本当なのに~っ」
笑顔・・・安らぎ・・・
でも、対価をすり替えている・・・
自分では気がついてないんだ
成実「ねえ、先生
お金もっていて、私と浮気して
くれそうな人いない」
透明「う~ん・・・あっいますよ
・・・紹介しましょうか」
成実「えっほ、本当に」
動揺、恐れ、不安、倦怠・・・。
喜びは入ってない、やっぱり本心じゃない
自分を埋めることへの執着・・・。
「つまらない・・・。」
さっきの言葉が引っ掛かる・・・。
透明「あっでも、成実さんのタイプじゃ
ないかも」
成実「そ、そうなんだそれじゃ~ダメじゃん
私、こうみえて結構面食いなんだから~」
透明「あははっ失礼しました」
安堵、欲求、自己防衛・・・。
うん十分彼女が理解出来たぞ
後は・・・。
透明「成実さん自分のお金って、旦那様から
もらえる分しか無いんですか」
成実「えっそんなことないよ
私も昔は働いてたから、結構貯金は
あるんだよ」
透明「なるほど~それじゃあ、そのお金は使う
気はないということですよね」
成実「うんだって、結婚してから私も
主人の仕事を手伝ってるんですもの!
その分のお給料を生活費でもらって
るんだと思ってるから」
透明「確かにその通りですね
成実さんなら、旦那様の仕事を
手伝わなければ、働き口なんて
引く手あまたですもんね」
成実「そ、そう・・・よね・・・。」
やっぱり、その話になると・・・。
彼女の表情は、先ほどとは打って変わって
無表情になる
その様子は、目鼻立ちのくっきりとした
美しい人形が、椅子に座らせられている
ようでもあった
透明「(彼女の苦しみか・・・。
おしよ~くわかった
後は、木人図で視た情報と照らし合わせて
さあ、本格的に彼女を救おうか)」
次回
彼女の欲求と心の闇が顔を覗かせます
続く・・・。
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コメント
成実さんは寂しくて強がっているだけのように感じます{グズン}
私はこれだけの価値があるのよって感じかなぁ・・
旦那さんの気を引きたいのかな{なんで}
なんか、分かるような気が・・{止まるひよこ}
ご無沙汰いたしております。
透明先生、皆様お久しぶりです!
成実さん、浮気なんかじゃないんだよね。本当にやりたいことは・・・。
たぶんバリバリに独身時代頑張っていた女性が急に「家」に入ると、きっと成美さんと同じように感じるかもしれないですね。(一概には言えないけど)
なんだか成美さんのこと、応援したくなってきました{ガッテン}
「羽ばたけ{天使}成美さん!!あなたはお人形なんかぢゃーーないっ!」ってね{YES}
そして最後にひとこと。
「透明先生。お身体に気をつけて下さいね!このさわやかな秋空の下のどこかにいらっしゃる透明先生に・・・『ファイトォ~{ガッテン}{ラブラブ}』の一念を飛ばしてみます{ロケット}・・・って、そんな能力ありません{涙}でも、本当にファイトです!(自分に言い聞かせているみたい{走るひよこ})
自信と自身を取り戻して{キラ}