ゲート・3
透明「・・・・・」
タイ「どうした早く行こうぜ」
透明「はぁ何でタイさんまで行くの」
タイ「そんなのあたりめぇ~だろ
俺だって興味あるからよ~」
透明「・・・何企んでるの」
タイ「はぁ~お前何いってんだ
お前が興味あるから見せて
もらうんだろうがよ」
透明「そ、それはそうだけど・・・。」
何だか丸め込まれてるような気が・・・
私は、泰蔵さんと敦子さんに連れられて
泰蔵さんのお店から10分ほど離れた
丘の上の神社へ案内された
何でもこの神社は、今から300年程前に
建てられた由緒ある神社で、闘いの神である
男神(おのがみ)様を奉っているらしい
透明「へぇ~立派な神社ですね~
ご神木も凄く良い場を作って
おられる
気持ちいい場所ですね」
敦子「分かるんですか」
透明「えっは、はい」
敦子「・・・・・・。」
んっ何だろう悲しそう・・・。
今言ったことなんて、神社なんだから
当たり前のような気もするんだけど・・・。
??「ようこそいらっしゃいました」
透明「」
タイ「よ~う神主
連れてきたぞ~」
透明「」
その言葉確実に何かやらされる
私は、少しずつその場を離れようとする・・・
タイ「おっとどこにいこうってぇんだ」
首根っこを押さえられる私・・・
透明「いやだ~はなせ~っ」
タイ「てめぇ~往生際わるいんだよ
話だけでも聞きやがれ」
透明「ミャ~ッ・・・シュン・・・。」
観念する・・・
朽木「すみません、無理を言ってしまって」
この人は、この神社の神主である
朽木 弘(くちき ひろし)さん
敦子さんのお父さんです
透明「なにをさせられるの~~~っ」
タイ「黙って聞け」
朽木「泰蔵さんからお噂はかねがね」
このジジイ
どんな噂をばらまいてんだ~
朽木「あなたのお師匠様には生前色々と
お世話になりました」
透明「えっ師匠のお知り合いだったんですか」
朽木「はい我が朽木家は、代々神道を拝し
この神社を守る役目をいただいてきました
昔は、朽木にもそれなりの能力を持つものが
産まれていたのですが、先代の神主の時代
からは、そのような能力を持つものも絶え
大祭の前に行わなければならない地祓いを
お師匠様に頼んで行っていただいていました」
透明「そうなんですか~でも、神道の祝詞だったら
能力が無くても土地の祓いは出来るんじゃ」
朽木「確かに本来は、私でも神道の法を使い
地祓いは出来たのですが・・・
あれが現れてからは・・・。」
透明「あれ」
何だこの感じは・・・。
この神社に一体何が
続く・・・。
1人でも多くの方々を支えてあげてください
皆様のご協力をお願い致します
おすすめのお店で~す 是非役立ててくださいね
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コメント
戦いの神様と言えば…
建御雷神(タケミカヅチノカミ)様かなぁ
日本の神様には、とても興味があります
続きが楽しみです。{スマイル}
あれ?とは??(゜-゜;)
すごく気になります。
次回が待ち遠しいです。