夜狡の闇・8
私達は一度、村長の仮住まいに戻る・・・。
いずな「・・・・・。」
あれまだ怒ってるのかな~
村長「あの~透明先生
先ほどはスミマセンでした」
透明「」
村長「村の為にそんな危険な状況になって
しまって・・・。
本当に申し訳ありません」
透明「いえいえこれはあくまでも自分の
判断ですから
実際、その方が明確でわかりやすい
ですしね
それよりも村長さん
さっき言っていた村の古い文献って
拝見することは出来ますか」
村長「それはもちろんです」
透明「出来れば相手の目星をつけておきたい
ので、参考になればと想って」
村長「わかりました今、取ってきます」
村長は、急いで文献を取りに出かけていった
いずな「・・・透明ちゃん・・・。」
透明「は、はい」
おばばが急に頭を下げる・・・。
透明「ちょ、ちょっとなにしてんの」
いずな「透明ちゃんを危険な目に合わせる
結果になってしまって・・・
あたしが側にいなけりゃこんな事には
ならなかったんだよね~」
透明「そんなことないよ
もしあばばが側にいなかったとしても
この方法が一番楽だから
他の人が無差別に襲われるより
ずっと分かりやすいじゃない」
いずな「透明ちゃんはいつも優しいね~
何か手伝えることはあるかい」
透明「う~ん・・・先ずは、相手の特定だね
文献に何かヒントが書かれていれば
いいんだけど・・・。
それに、さっきのアレは霊体とは違う
もっと不安定な存在だった
何か強い想いのような・・・。」
いずな「強い想いと言うことは、烏じゃなくて
人の想いってことかい」
透明「うん怨念や邪念に近いものだけど
でも、そういう感じでもないんだよな~」
おばばと話をしているうちに息を切らして
村長が帰ってくる
村長「はぁはぁこ、これがそうです
ど、どうぞはぁはぁ・・・。」
透明「ありがとうございます
それじゃ早速・・・・・。」
文献には、この村であったことや作物の
出来不出来など、意外に細かい内容が
記されていた
透明「これって、今でも書かれているもの
なんですか」
村長「は、はい村長になった者は、必ず
毎年あったことやその年の作物の状況
など色々書いてファイルすることが
義務付けられています」
透明「すばらしい
ここまで細かいモノは滅多にないですね
これなら何かわかるかも・・・。」
私は、村長の持ってきた文献をくまなく読みあさる
次回文献から導き出す謎
みなさんも一緒に考えてみてください
続く・・・。
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おすすめのお店で~す 是非役立ててくださいね
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コメント
色々な事が書かれた中には
色々な想いも詰まってそうですね。
次回の文献からの謎・・楽しみにしています。
透明先生、おはようございます{CARR_EMO_77}
例えば、生け贄的な事が行われていたとか…?
ところで先生、最近体調は如何ですか?
40才を越えると急に、ホント、急にガクンと体力が衰えますので(笑;)
どうぞ、ご無理ばかり積み重ねられませんように(^-^)
日々、先生のご無事を祈りつつ…☆
どんな文献かドキドキします{りんごちゃんNG}
先生いつもながら優しいですね{ごめんなさい}
にしても…怖いです~~{汗}