オフの日(お付き合い編)・9
透明「おいおいおいおい
あいつなに考えて」
昴が入った黒い影が彼を中心に渦巻きながら
霧散してゆく
昴「もう少しもってくれよ」
昴は影が一番濃い場所に到達したようだ
昴「・・・もう泣かなくていいよ」
??「ぐす・・・ぐす・・・。」
昴「ぼく、いくつ」
??「・・・2さい・・・お兄ちゃん誰」
昴「俺は昴って言うんだ」
透明「ば、ばか何で本当の名前を」
私は耳を疑った
普段では聞いたことのない透き通るような
優しい声
そして除霊をする場合、相手を説得するなら
偽名を使って真名を隠すことが自分の安全を
確保することにつながることを知っている
はずの昴が真名を明かしたことに
昴「お名前は言えるかな」
友春「ともはる~」
昴「ともはるくんて言うんだ~
良い名前だね」
友春「えへへっ」
昴「ともはるくんは、今なにしているの」
友春「トモねにゃんにゃん見てるの」
昴「そっか~ともはるくんは猫好きなの」
友春「うんでも、ちょっと恐いから
見てるだけ~」
昴「そうなんだそれじゃ~お兄ちゃんと
猫さわりに行く」
友春「うん・・・でも、かまないかな~」
昴「くすくす大丈夫お兄ちゃんが側に
ついててあげるから」
友春「うんさわりたい」
昴「よしじゃあ行こう
あっその前に、一回目をつむってくれる」
友春「うん」
昴「(よしハイル・ベル・ティト・ザエル・・・。)」
昴は、友春くんを抱きしめるように守りながら
彼の周りに寄生している邪気を吹き飛ばす
私は、その邪気を浄化する結界を展開しながら
他のお客さんや猫たちを守る
しばらくして邪気は浄化され、清浄な空間へともどる
続く・・・。
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コメント
w( ̄o ̄)w オオー!なんと{CARR_EMO_515}黒い影は小さい男の子だったんですね。とりあえず邪気を祓えて良かったです{CARR_EMO_96}
ともはるくんがそこにとどまっていたのもなんか理由がありそうですね。
透明先生おはようございます{笑}
昴さんの優しさが垣間見れたような・・・{ラブラブ}
それを後ろでバックアップする先生もすばらし~{パチパチ}
信頼関係があってこその行動ですよね{ピース}
次回、楽しみにしてます{YES}