スキスピスキズキ・2
梁井「・・・実は、僕は・・・。
呪われているんです」
透明「」
は、はい
え~っと、今、呪われているって
聞こえたような・・・・・。
梁井「先生どうか僕の呪いを解いて
本当の自分に戻してください
お願いします」
透明「呪い・・・ですか」
梁井「はい」
透明「・・・・・・・・。」
本人、大真面目
う~ん・・・どこからどう視ても
呪いは存在してないのだけど・・・
でも、梁井さんマジだしな~
とにかく話を聞いてみるか
透明「まあ、まあ、梁井さん
先ずは落ち着いて話をしましょう」
梁井「は、はい」
透明「呪いとおっしゃっていましたけど、
何か呪いにかかるような心当たり
とかはあるんですか」
梁井「はい実は僕、小さい頃から気配と
言うんでしょうか
何かがいることがわかるんです
僕は先生のようには視えないですが
肌で感じるというか、少し特別な
能力があるみたいなんです」
透明「なるほどいわゆる触覚視という
わけですか」
梁井「しょっかくし」
透明「人間には五感があるでしょ
その五感のうちのどれかが鋭敏だと
目に見えない存在を五感のどれかで
察知できるようになるものなんです
例えば霊視なんかは視覚
梁井さんの場合は触覚が鋭敏で
その存在に気づいてしまうということ
になるのかなと思って」
梁井「そ、それですそれなんです
僕が二十歳の頃、急に周りの人間が
違う空気に包まれたのを感じて、
それからというもの、何をしても
上手くいかないようになって
しまったんです
家にも何かの気配がするし、多分
その霊が僕に呪いをかけて邪魔を
しているんだと思います」
なるほど、なるほど
大体読めてきたけど、もう少し掘り下げた
方が良いかもな~
続く・・・。
おすすめのお店で~す 是非役立ててくださいね
ポチしてくれると励みになります
コメント
透明先生おはようございます{笑}
呪いとは恐ろしや~~{げっ}{汗}
私も全く何にも感じない人ですが、
たま~~に何かの気配を感じる事があります{ショック}
触覚視と言うのですね~{止まるひよこ}
はてさて、梁井さんどうなるのでしょ~{走るひよこ}
次回楽しみに待ってます{カエル}
難しいですよね。
私もなんか、自分の思い込みなのかなと思って
口に出さないようにしてるんですけど、こないだまでの職場で
同僚が「いやっ、誰かツルッと撫でていった」というんですが、
私も触られた感触を感じた事はあって。
あんまし怖くないんで気にしてなかったですが、
仕事量の割に疲れる職場でした。
…( ̄  ̄;)ウーン なんか本人の勘違いのような
気がしてなりません・・・
こんばんは^^
本当は呪いとかは関係ないのかも??
だとしたら、そう思っている理由は・・・??(妄想中w)
展開が気になります~!
呪いを掛けられてると思った事はありませんが、
子供の頃は妖精さんに必ず会える♪と信じておりました^^
相変わらず、ひきこまれて続きが待ち遠しいです。
自分の思い込みが、自分自身に呪いをかけた様な状態を招いてしまうのでしょうか。
いつも軽い切り口から、深い理解へと連れて行ってくれる透明先生のお話の続きが楽しみです。